輸入車の販売好調を背景に、ガリバーは輸入車専門店リベラ―ラ「LIBERALA」の出店を継続しています。
2023年1月には、全国47店舗目となる「LIBERALAお台場」を輸入車ディーラーがひしめく東京有明地区にオープンしました。
リベラ―ラは、特徴的な店舗外観とともに、高品質な品揃えや丁寧な接客、くつろぎの店内などで利用者からの評判が良いです。
また、展示車両が多数あることから、色々な車種を実際に見ながら検討したいという利用者にも適しています。
一方で、有償の保証や購入時の諸費用が高めという注意点もあります。
有償の保証は他社にはない長期間という特徴がありますが、最長の5年を選択すると約50万円と高額になります。
リベラ―ラでの購入に向いているのは下記のような方々です。
多少高くても安心して購入したい
手厚い保証を受けたい
丁寧な接客を受けたい
居心地の良い空間で商談したい
本日は、ガリバーの輸入車専門店リベラ―ラに実際に訪問した上で、評判の良い5つの理由と3つの注意点をみていきます。
リベラ―ラ「LIBERALA」の評判が良い5つの理由
ネット上ではあまり評判が良くないガリバーですが、輸入車専門店リベラ―ラの評判は上々です。リベラ―ラの評判が良い主な理由は下記5つです。
評判の良い理由① 修復歴車なしで高品質な在庫
リベラ―ラの在庫車両は全車修復歴なし(事故車ではない)であり、内外装も状態の良い車です。
リベラ―ラでは在庫車両のほとんどを、外部検査団体であるAISの査定を受けており、中古車販売店で問題ないとされる評価点4点もしくは4.5点(5点満点)の評価が付いています。
AISの査定とは、メーカー系の中古車販売会社とオークション運営会社オークネットが定めた基準による査定であり、業界のスタンダードとされ信頼性が高いです。
一般に、中古車販売店では在庫車両の査定はオートオークションの基準を参考とするものの、自社の査定員が行っており、評価は様々です。
そのため、修復歴車でないという表示で購入したのに、実は修復歴車であったということが多く発生しています。
全ての中古車販売店がAISの査定を受ければ良いですが、コストが高くつくため、一般の中古車販売店では利用されません。
リベラ―ラでは、コストの掛かる外部検査団体の査定を利用して、在庫車両の信頼性を確保しています。
評判の良い理由② おしゃれなカフェのような雰囲気の店内
リベラ―ラの店舗の内外装は非常に凝った作りとなっており、お洒落なカフェのような雰囲気です。
高額な輸入車を取り扱う店舗ということで、内装のインテリアにも気を配っており、長時間でもくつろげる空間となっています。
コーヒー専門店さながらのこだわりコーヒーや、壁一面に多ジャンルの雑誌や本が置かれているなど、従来の中古車販売店とは一線を画すとなっています。
商談時や、購入後の点検や整備などで、長時間滞在される方も多いとのことです。
従来の中古車販売店にない落ち着いた雰囲気は女性を中心に評判が良いです。
評判の良い理由③ 丁寧な接客
近年のガリバーは東証一部上場企業ということもあり接客に力を入れていますが、リベラ―ラの接客には特に力を入れており対応が非常に丁寧です。
中古車販売店にありがちな強引な接客はありません。
実際に訪問してみた際も、スムーズな受け答えで車を紹介してくれ問題ない対応でした。
口コミにも接客が丁寧で、店内の雰囲気が良かったというものが多いです。
評判の良い理由④ 全車1か月間の保証付き
リベラ―ラでは、納車後1か月間の保証を無償で全車に付けています。
通常、中古車販売店は現状販売といって保証なしで販売することが多く、その場合は納車直後の不具合出あっても購入者の負担で修理しなければなりません。
故障の可能性が高いエアコンやオーディオなどの電装系部品も保証対象となるということです。
輸入車は国産車に比べて不具合が起こる頻度が高いため、無償で保証が付いてくるのはありがたいサービスです。
評判の良い理由⑤ 30日以内であれば返品OK
リベラ―ラでは、納車後30日以内であれば返品が可能です。
・使い勝手が思ったより悪かった
・急な転勤となってしまった
・家族に反対された
など、どうしても車を手放さなければならない場合には、車両本体価格100%で買取してもらえます。
名義変更や整備、保証などの諸費用は返金対象とはなりません。
一般に、納車された直後に買取を依頼したとしても、車両本体価格の60~70%での買取しかなりません。諸費用は含まれないとしても車両本体価格100%での買取は、万が一の際にありがたいと言えます。
リベラ―ラは評判の良い特徴がある一方、購入時に注意すべき点もあります。主な注意点は下記3つです。
注意点① 購入時の諸費用が高め
リベラ―ラで購入時にかかる諸費用は、30~35万円とのことです。諸費用とは、名義変更の手数料、整備費用、諸税金(未経過自動車税、未経過自賠責保険料等)、リサイクル料などのことです。
他の中古車販売店に比べて高めな項目は下記です。
・名義変更費用 約10万円 他社4~5万円
・整備費用 約10万円 他社4~7万円
また、オプションとしてコーティングを勧められます。
コーティングの費用は約15万円(廉価版7万円もあり)であり、コーティングまで含めると総額45~50万円となります。
費用を少しでも節約するのであれば、コーティングを外すとか書庫証明の取得を自分で対応するなどしたほうが良いです。
注意点② ローン金利が5.9%~7.9%と高め
リベラ―ラで購入時にローンを組む際の金利は基本7.9%とのことです。
営業の話を聞くと、オプション(コーティング)を付けるとか、有償の保証に加入すると3.9%までは交渉できるということでした。
ただ、3.9%になったとしても、銀行系や輸入車ディーラーの安い金利に比べると高めです。
リベラ―ラで車を買うからと言って、リベラ―ラでローンを組まなければならないということは無いため、少しでも支払利息を抑えるためには、銀行や信用金庫などの金利の安い自動車ローンを組むことをおすすめします。
注意点③ 有償の保証料が高め
リベラ―ラでは最長5年間という長期の保証を提供しています。他社ではだいたい1~2年という保証期間が多く、5年もの長期に渡る保証を提供してくれる所はほとんどありません。
ただし、5年間の保証料は約50万円ということで、費用が高額となります。また、初年度登録より一定期間経過していると5年の保証に加入できないという条件もあります。
保証の期間は1年~5年で選択でき、概算は下記金額となります。
1年 | 3年 | 5年 |
約20万 | 約35万 | 約50万 |
リベラ―ラの有償保証は、他社では有償でも保証対象外となることが多い電装系の部品も対象となりますが、費用は高めです。
新車登録から3年まではメーカーの保証を継承できるため、高年式(初年度登録から3年以内)であれば、別途有償の保証に入る必要は無いと思います。
今乗っている車を少しでも高く売るにはオークション方式の買取サービスがおすすめ
リベラ―ラでは今乗っている車の買取(下取り)も行っていますが、少しでも高く売りたい場合は、近年台頭してきているオークション方式の買取サービスを試してみることをおすすめします。
オークション方式の買取サービスとは、ネット上のオークションでユーザーの車に興味がある買取店が競り合うことで、高く売れるというサービスです。
1度査定を受けるのみで、従来の一括査定サービスのような買取店との交渉が不要という特徴があります。
オークション方式の買取サービスを展開する「セルカ」では、提携買取店7,000社の中から入札を受けることでハマれば驚くほど高く売れるという評判があります。
「セルカ」は参入時期としては後発ですが、近年急速に加盟店数を増やしており、伴って利用者も増えてきています。
さらなる利用者増を見込むため、加盟店に積極的な入札を呼び掛けており、状態の良い車は特に高く売れるとの評判があります。
査定は下記公式サイトから依頼可能です。査定料や出品料は無料で、成約時のみ2万円の手数料が発生します。
直近では、新車の納期遅れの改善により、中古車相場が下落しており買取相場も下降傾向のため、売却を検討している際は早めに行動したほうが良いです。
オークション方式の買取のサービスは、入札を受けるのみで交渉が不要という特徴があるため、複数の買取店と交渉して車を売りたいという方には不向きです。
自ら交渉して確実に売りたいという場合は、リクルート社が運営するカーセンサーネットを利用すると複数買取店を簡単に絞り込んで査定依頼できます。
おすすめできる買取店としては、輸入車専門店を全国展開し輸入車の買取に力を入れている「ネクステージ」か、接客の評判が良い「アップル」があります。
査定依頼は下記公式サイトより可能です。こちらは査定料・成約料とも無料です。
最後に
輸入車人気の高まりを受けて、ガリバーはリベラ―ラの出店攻勢を強めています。
今後も出店は継続される見込みであり、店舗数が増加し在庫が増えると選択肢が広がり、ユーザーにもメリットがあります。
リベラ―ラ発足当初はフェラーリやポルシェなどの超高額輸入車がメインでしたが、近年はベンツ・BMW・アウディが主流となり、幅広い顧客層に対応しています。
「LIBERALA千葉」などの大型店舗では、在庫を多様に揃えることで、実際に色々な輸入車を見ながら検討したいという需要に沿う店舗となっています。
輸入車の購入を検討されている方は、検討材料に加えてみてはどうでしょうか。