「KINTO」の価格は意外と安め!メリット5つを徹底解説

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毎月定額の利用料で車を利用できるトヨタのサブスク「KINTO」は、サービスインから約2年が経過し、対象車種や契約種類が徐々に拡大してきました。

「KINTO」で利用できる車種は全てトヨタの新車であり、点検・整備はトヨタディーラーで受けられます。

そのため、利用料が高めなのでは?というイメージもありますが、他社カーリースの利用料と比較すると意外と安価な価格設定となっています

また、「KINTO」は、ほとんどの他社カーリースで利用料に含まれない「任意保険料」が利用料に含まれています。

そのため、任意保険料が高額となりやすい若い人に特にメリットがあり、若い人を中心に徐々に利用者が増えてきています

利用料を含めた「KINTO」のメリットは大きく下記5つです。

メリット① 利用料が安め
メリット② 必要な費用がコミコミの定額払いでラク
メリット③ 任意保険料も利用料に含まれる
メリット④ トヨタディーラーでの点検・整備で安心
メリット⑤ 利用料はクレジットカード払いでOK

一方、「KINTO」のデメリットは大きく下記4つです。

デメリット① 中途解約時には違約金が発生する(初期費用フリープラン選択時)
デメリット② 契約終了時には現状で返却する必要がある
デメリット③ 走行距離の制限がある
デメリット④ 利用できる車種が限られる

「KINTO」では2021年12月から中途解約時に違約金が発生しない「解約金フリープラン」が追加されましたが、利用料5カ月分相当が初期費用として発生するため、選択するメリットは薄いです。

本日は、トヨタが提供する新サービス「KINTO」のメリット・デメリットについて、中古車業界に15年所属した筆者がみていきます。

 

KINTOのメリット5つ

近年は「Netflix」や「Hulu」のような毎月定額の利用料を支払うことでサービスを受けられるサブスクリプションモデル(サブスク)が台頭してきており、トヨタのサブスク「KINTO」も徐々に利用者が増加してきています。

「KINTO」は月額定額で契約期間(3年・5年・7年)が決まっており、カーリースと同様の利用形態です。

そんな「KINTO」のメリットは下記5つです。

メリット① 利用料が安め

「KINTO」の月額利用料は、「KINTO」同様の契約期間の他社カーリースの利用料と比べて、安価な価格設定となっています。

一例として、「KINTO」と、個人リースで代表的な「コスモ石油MYカーリース」で、プリウスとヴォクシーの月額利用料(3年契約)を比較すると、下記のようにプリウスで月額で約17,000円、ヴォクシーで約12,000円「KINTO」のほうが安いです。

※標準色 ナビETC付 コスモ石油マイカーローンはメンテナンスパックシルバーを選択(2020年10月現在料金)3年リース

5年契約の場合でも、下記例のように「KINTO」のほうが約5~6千円安価となります。

※標準色 ナビETC付 コスモ石油マイカーローンはメンテナンスパックゴールドを選択(2020年10月現在料金)5年リース

しかも、「KINTO」では、任意保険料が利用料に含まれているのに対し、「コスモ石油MYカーリース」では含まれておらず、任意保険を別途契約する費用と手間が発生します

また、契約期間の3年で残価設定ローンを利用して購入した場合と、「KINTO」の支払総額を比較すると、「KINTO」のほうが安価となります。

一例として、RAIZE(グレードX”S”)の場合だと総支払額で23万円程度「KINTO」のほうが安いです。

※任意保険料、定期点検整備費用は概算 ローン利息は金利3.9%で試算

ローン金利が3.9%より高い場合や、任意保険料の等級が低く保険料が高額となる場合は、より差が大きくなります。

 

メリット② 必要な費用がコミコミの定額払いでラク

車を維持するには、年ごとの税金、任意保険、定期点検、車検など色々な費用が定期的に発生し、都度対応するのが意外と面倒です。

「KINTO」では、月額利用料に上記のような車を維持する費用が含まれており、定額の費用でわかりやすく、手間がほぼ無いです。

税金の支払いが面倒、とか、車検の対応ってどこに頼めばいいのかわかならい、という声は多く、面倒な手間を省けるのはユーザーにとってありがたいです。

うっかりして税金の支払い忘れ、車検の取り忘れ、任意保険の更新漏れ、などの心配もありません。

 

メリット③ 任意保険料も利用料に含まれる

「KINTO」では、事故が起きた時のために強制保険(自賠責保険)以外に任意でつける自動車保険の費用も月額利用料に含まれています。

通常、カーリースでは任意保険は利用料に含まれていないのに対し、「KINTO」では、任意保険料も含みとなります。

しかも、月額利用料に含まれている任意保険には、対人・対物保険のみならず、車両保険も含まれており、充実した内容となっています

車両保険が含まれるということは、他社カーリースで自己負担となる車の修理代が保険でまかなえます。自損事故や当て逃げも対象となり、個人で入る任意保険のように等級が下がることでの負担の心配もありません。

ただし、車両保険は免責5万円となっているため、5万円の自己負担は発生します。

任意保険の契約は、保険会社ごとに様々なプランがあり内容も複雑なため、利用料に含まれ手間が無いことは、ユーザーのメリットといえます。

また、若い方は保険料率が高く設定されるため、自ら契約すると保険料の負担が大きいです。車両保険付きは特に高額となります。よって、任意保険料が利用料に含まれるというのは、若い方には特にメリットがあると言えます。

 

メリット④ トヨタディーラーでの点検・整備で安心

「KINTO」では、トヨタディーラーでの点検・整備費用も月額利用料に含まれています。

ディーラーでの点検・整備費用というと、新車で購入した場合しか利用できないというイメージがあります。

ディーラーで点検を受けたいけれど、費用が高額のイメージがあり、敷居が高い・・・と思われている方は多いです。

実際、ディーラーの点検・整備はメーカーの基準に沿ってしっかりと行ってくれますが、街の整備工場に比べて費用が高いです。

定期的にディーラーでしっかりとした点検・整備を受けられることはユーザーにとって安心できます

また、ディーラーの整備工場は部品の在庫が豊富であり、消耗部品の交換等が迅速に行えるというメリットもあります。

 

メリット⑤ 利用料はクレジットカード払いでOK

「KINTO」の支払いはクレジットカードでの支払いとなります。オンライン上で、クレジットカード番号を入力すること支払い手続きが完了し、手間が少ないです。

クレジットカードのポイントも溜まります。

↓KINTOの利用料等詳細は下記公式サイトで確認できます↓

【KINTO】公式サイト

 

KINTOのデメリット4つ

デメリット① 中途解約時には違約金が発生する(初期費用フリープラン選択時)

「KINTO」の契約期間は3・5・7年から選択できますが、期間内に解約する場合は所定の違約金が発生します。

違約金は経過月数に応じて決められており、3年契約であれば最大で月額利用料5カ月分であり、徐々に減額されていきます

5年契約の場合は、最大で月額利用料10カ月分、7年契約の場合は、最大で月額利用料15カ月分となります。

一方で、2021年12月からは中途解約時に違約金がかからない「解約金フリープラン」という新プランも誕生しました。

ただ、「解約金フリープラン」では中途解約時の違約金は発生しないものの、利用開始時に初期費用として月額利用料5カ月分相当額が必要となり、利用するメリットはほぼありません。

「解約金フリープラン」について詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

KINTOの解約金フリープランを選ぶメリットが薄い理由を解説

 

デメリット② 契約終了時には現状で返却する必要がある

他社カーリースでも同様のことですが、契約終了時には利用開始時と同様の現状で返却する必要があります。

返却時に修復を必要とするキズや凹みがある場合には、修理費用が請求されます。修理費用は返却時の査定により算出(減点1点あたり1,100円)されます。

例えば、下記例1のようにサッカーボール大程度の凹みがある場合は40点減点で44,000円の請求という感じになります。

※KINTO公式サイトより

ただ、「KINTO」では車両保険に加入しているため、事故を起こした際の大きな損傷は保険で修理が可能です。

そのため、他社カーリースのようにボディが大きく破損している等で、高額(数十万~)の請求がされるということはまずありません。

 

デメリット③ 走行距離の制限がある

「KINTO」では、月あたり1,500キロという走行距離の制限があります。

上限を超えると、超過料金(1キロ当たり11円)が発生します。

通勤や、通学などで走行距離が多いという方は注意が必要です。

 

デメリット④ 利用できる車種が限られる

「KINTO」で利用できる車種は44車種(2021年11月現在)であり、トヨタの全車種から選べるわけではありません。

また、トヨタ以外の他メーカーの車種は選べません。

全ての新車メーカーから選べるカーリースとは異なり、車種が限定されます。

ただ、「KINTO」の対象車種は、サービス開始当初の6車種から大きく拡大してきており、今後も拡大される可能性があります。

 

免許返納、海外転勤の場合は違約金ナシ(3年契約のみ)

「KINTO」では、事情があって免許返納をしたとか海外転勤となった場合には、違約金がかかりません。

ただし、3年契約の場合のみに適用されることと、契約開始から6カ月以内の場合は通常通り違約金が発生します。

 

リセール価格が高い車種は「KINTO」利用は避けるべき

他社カーリースよりも利用料が安価に設定されている「KINTO」ですが、リセール価格(残価)が高い車種は「KINTO」を利用するよりも、残価設定ローンなどで購入した方が支払総額が安くなることがほとんどです。

例えば、リセール価格が高いハリアーでは、「KINTO」での利用総額のほうが残価設定ローンで購入した利用総額に払総額で約50万円も高くなります。

ハリアーを「KINTO」で利用する際の詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

50万円も差が出る?新型ハリアーをKINTOで利用すると割高

ハリアーと同様にリセール価格が高い車種は下記のような車種があります。

・ランドクルーザープラド

・アルファード

・RAV4

・ノア

・ヴォクシー

一方、クラウン・プリウス・カローラなどのその他車種はリセール価格がそこまで高くないので、残価設定ローン等で購入するより「KINTO」を利用したほうがメリットがあるケースが多いです。

 

月額利用料をとにかく抑えたいのであれば「クルカ」がおすすめ

トヨタディーラーでのメンテナンスや任意保険も付いて安心できる「KINTO」ですが、月々の利用料をとにかく抑えて新車に乗りたい!という場合は、カーリースの「クルカ」をおすすめします。

カーリースの「クルカ」は、メンテナンスや任意保険は付いていませんが、月額の利用料が圧倒的に安いです。

下記のようにプリウスとヴォクシーで「KINTO」と比較すると、プリウスで約19,000円、ヴォクシーで22,000円も月額で差が出ます。

※新車ナビ付き 料金は月額税込 3年契約

「クルカ」の料金が安い理由は、残価を高く設定していることと、手続きをネットで行うため人件費を削減しているためです。

他社のカーリースと同様に自動車税などの諸費用は月額に含まれます。

車種も30車種の中から選択できますので、興味がある方は検討してみてはどうでしょうか。車種毎の詳細利用料等は下記公式サイトから確認できます。

新車リース クルカ公式サイト

クルカについて詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

とにかく利用料が安いカーリース「クルカ」の5つの注意点を解説

 

今乗っている車を高く売るには複数買取店を比較する

「KINTO」を利用するために今乗っている車を売却する場合は、トヨタのT-UPでの買取もできますが、少しでも高く売るには複数の買取店を比較したほうが良いです。

筆者の経験上、も高く買い取る確率が高いのは「ビッグモーター」です。理由は、買い取った車を自社で販売する確率が高いことと、出店攻勢を継続しており、在庫を集めているからです。

年式が新しいとか、走行距離が少ないという再販向きの車は特に高く買い取ります。

「ビッグモーター」を含む複数買取店に査定依頼する際は、下記リクルート社が運営するカーセンサーネットを利用すると、簡単に絞り込んで依頼することができます。査定は下記公式サイトから依頼可能です。

カーセンサーネット公式サイト

複数買取店を比較するのは面倒だし、営業電話を受けたくないという場合は、近年利用者が増えてきている「オークション方式の買取サービス」という売り方があります。

「オークション方式の買取サービス」とは、ユーザーの車に興味がある買取店が、ネット上のオークションで競り合うことで、高く売れるという買取サービスです。

1度査定を受けた後は、オークションの開催を待つのみで買取店との交渉が不要です。

個人情報が複数買取店に流れないというメリットもあります。

「オークション方式の買取サービス」を展開する「楽天Carオークション」は全国の提携買取店最大1,000社から入札を受けることができ、ハマれば驚くほど高く売れるという評判があります。

近年の楽天は中古車販売・買取に力を入れており、提携買取店に積極的な入札を呼び掛けています。次に販売しやすい人気車種や状態の良い車は特に高く売れる可能性があります。

出品者が設定する最低落札価格まで入札が入らず、売買が成立しないという場合もありますが、査定料や出品料や無料であり、時間に余裕がある方は試してみてはどうでしょうか。売買成立時には手数料として2万円(税別)が発生します。

楽天IDを持っていると申込がよりスムーズにでき、成約時には1,000ポイントの付与があります。査定は下記公式サイトから依頼できます。

楽天Carオークション公式サイト

「楽天Carオークション」について詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

ハマれば驚くほど高く売れる!楽天Carオークションの全容を解説

 

最後に

モノを所有するのではなく、必要な期間だけ利用するという形態に時代が変化してきており、「サブスクリプションモデル」のサービスは業界問わず需要が増しています。

伴って、車業界では「カーシェアリング」や「カーリース」の利用件数が増加してきています。

「KINTO」はその流れに沿ったサービスであり、車を所有することによる手間を省き、月額の利用料を抑えることで利用しやすいサービスとしています。

サービスイン当初は契約期間3年プランのみでしたが、2020年5月より、5年と7年のプランも追加され、より多くのニーズに対応できるようになってきています。利用できる車種も大幅に増えています。

車両保険付きの任意保険料が利用料に含まれることで、若い方や保険料が高額な方には特にメリットがあり、検討する価値はあると思います。

車種ごとの利用料などの詳細は下記公式サイトから確認できます。

【KINTO】公式サイト

 

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