KINTOアンリミテッドで新型プリウス利用はアリかナシか

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フルモデルチェンジを行った新型プリウスの取り扱いが、トヨタのサブスク「KINTO」で開始されました。

新型プリウスのグレード構成は、「Z」、「G」、「U」となりますが、その中で「U」グレードは「KINTO Unlimited(KINTOアンリミテッド)」として、販売店での販売は無く「KINTOアンリミテッド」のみでの取り扱いとなっています。(2023年1月現在)

利用料は5年契約で月額46,530円、3年契約で月額49,940円(どちらもボーナス払い無し)と他社カーリースや残価設定型ローンで購入するより安価な利用料となっており、下記5つのメリットも踏まえると「KINTOアンリミテッド」で利用するのは「アリ」と考えます。

「U」グレードは、当面の間「KINTOアンリミテッド」のみでの扱いとなりますが、仮に残価設定型ローンで購入した場合と、「KINTO アンリミテッド」を利用した場合で比較すると、3年・5年の契約期間で月当たりの支払額は7~8千円程度、支払総額では25万円程度「KINTOアンリミテッド」のほうが安価となります。

利用料が安価とされている主な理由は、ソフトウェア・ハードウェアのアップデートを随時可能にしたことで残存価値を高めているためであり、従来のKINTOでのプリウス利用料から10%ほど値下げされています

また、利用料には各種税金や定期メンテナンスに加え、車両保険付きの任意保険料も含まれているため、保険料が高くなりがちな若い方や保険等級が低い方は、よりメリットが出ます。

「KINTOアンリミテッド」の主なメリットは下記各5つです。

メリット① 利用料が安価に設定されている
メリット② 他グレードに比べて納期が短め
メリット③ 利用料に任意保険料(車両保険付)も含まれる
メリット④ 安全性能のアップグレードが随時可能
メリット⑤ ディーラーでの点検・整備もコミ

一方、注意点は下記5つです。

注意点① 中途解約時には違約金が発生する(初期費用フリープラン選択時)
注意点② 契約終了時には現状回復費を請求される場合がある
注意点③ 初期の装備は最低限でありオプションを細かく選択できない
注意点④ 走行距離の制限がある
注意点⑤ 車をカスタマイズしにくい

本日は、新型プリウスのサブスク「KINTOアンリミテッド」の詳細と利用時の注意点についてみていきます。

 

「KINTOアンリミテッド」のメリット5つ

メリット① 利用料が安価に設定されている

「KINTOアンリミテッド」では、月々の利用料を抑えており、従来のプリウスの利用料より10%程安価となっています。

安価に設定されている主な理由としては、ソフトウェア・ハードウェアとも随時アップデートできるようにすることで、契約終了時の車両価値を高めているためです。

本格的にサブスクを普及させたいというトヨタの思惑もあります。

「U」グレードは、当面の間「KINTOアンリミテッド」のみでの扱いということですが、仮に残価設定型ローンで購入した場合と、「KINTO アンリミテッド」を利用した場合で3年・5年契約で支払う月額を比較すると、下記のようにそれぞれ「KINTOアンリミテッド」のほうが月当たり7~8千円ほど安価となります。

※残価は3年後55%、5年後40%で試算 ローン金利は3.9%で試算 点検整備費用・車検費用・任意保険料は月当たりの概算

また、総支払額ではそれぞれ「KINTOアンリミテッド」のほうが約25万円安価となります。

※残価は3年後55%、5年後40%で試算 ローン金利は3.9%で試算 点検整備費用・車検費用・任意保険料は概算

任意保険料は年額6万円と仮定しているため、車両保険付きの任意保険でそれ以上かかる場合は、よりメリットが大きくなります。

また、月額4万円台という利用料は他社カーリースの5~6万円程度と比較しても安価であり、他社カーリースでは含まれない任意保険料が含まれるというメリットもあります

 

メリット② 他グレードに比べて納期が短め

「KINTOアンリミテッド」で注文してから、実際に車が来るまでの納期は他グレードと比較して短めです。

具体的には、グレード「Z」が約1年待ち、グレード「X」が7~8か月待ちのところ、「KINTOアンリミテッド」では3~4か月で納車されるとのことです。(トヨタモビリティ東京2023年1月現在)

ただ、受注が集中すると納期が遅くなるとのことで、とにかく早く納車してほしいという場合は、下記公式サイトから直接問い合わせしてみることをおすすめします。

【KINTO】公式サイト

 

メリット③ 利用料に任意保険料(車両保険付)も含まれる

「KINTOアンリミテッド」では、事故が起きた時のために強制保険(自賠責保険)以外に任意でつける自動車保険の費用も月額利用料に含まれています。

他社カーリースで任意保険が利用料に含まれていることはほぼありません。

また、その任意保険には、対人・対物保険のみならず、車両保険も含まれており、充実した内容となっています

車両保険が含まれるということは、他社カーリースで自己負担となる自身の車の修理代が保険でまかなえます。

自損事故や当て逃げも対象となり、個人で入る任意保険のように等級が下がることでの負担の心配もありません。

ただし、車両保険は免責5万円となっているため、5万円までの自己負担は発生します。

任意保険の契約は、保険会社ごとに様々なプランがあり内容も複雑なため、手続きの手間が無いことは、ユーザーのメリットです

また、若い方は保険料率が高く設定されるため、自ら契約すると保険料の負担が大きいです。

車両保険付きは特に高額となります。よって、任意保険料が利用料に含まれるというのは、若い方には特にメリットがあると言えます。

 

メリット④ 安全性能のアップグレードが随時可能

車に搭載された安全性能にかかるソフトウェアを好きなタイミングでアップグレードできることにより、安全性能を進化させられます。

ブラインドスポットモニターやパノラミックビューモニターなどのハードウェアを後付けできるようになり、欲しいと思ったタイミングで後付けできる(有償)ようになります。

従来は、メーカーのオプションとして新車購入時にしか付けられなかったオプションも、後付けできるようになっています。

また、「KINTOアンリミテッド」ではコネクティッド技術によるサポートも受けられます。

専用アプリと連携し、走行データから運転の特性などのデータが見られるようになり、自分の運転の癖などが可視化されるようになることで、より安全で燃費の良い運転へのアドバイスが受けられます。

また、利用している車の状況をシステムが判断し、適切なオイル交換時期を知らせてくれるなど、最適なタイミングでのメンテナンスが実施できるようになります。

 

メリット⑤ ディーラーでの点検・整備もコミ

「KINTOアンリミテッド」の利用料には、トヨタディーラーでの点検・整備費用も含まれています。

上記コネクティッドサポートにて適切なタイミングでの点検・整備を地域のトヨタディーラーで受けることができます。

ディーラーの整備というと費用が高額になるイメージがありますが、利用料に含まれているため追加の費用負担はありません。

定期的にディーラーでしっかりとした点検・整備を受けられることはユーザーにとって安心できます

ディーラーの整備工場は部品の在庫が豊富であり、消耗部品の交換等が迅速に行えるというメリットもあります。

「KINTOアンリミテッド」の詳しい利用料やサービス内容については下記公式サイトで確認できます。

【KINTO】公式サイト

 

「KINTOアンリミテッド」利用時の注意点5つ

上記のようなメリットがる一方で、「KINTOアンリミテッド」の利用時の注意点は主に下記5つです。

注意点① 中途解約時には違約金が発生する(初期費用フリープラン選択時)

「KINTOアンリミテッド」の契約期間は3・5・7年から選択できますが、期間内に解約する場合は所定の違約金が発生します。

一定期間利用する前提でのサービスであり、頻繁に車を乗り換える方や短期間利用したいという方には適していません。

一方で、中途解約時に違約金がかからない「解約金フリープラン」というプランも選択できますが、初回の申込金として247,940円が発生し、初期費用フリープラン選択時の違約金と大差ないため、選択するメリットが薄いです。

 

注意点② 初期の装備は最低限でありオプションを細かく選択できない

「KINTOアンリミテッド」で初めに表示されている利用料は最低限の装備であり、フロアマットやバイザーといった装備も含まれていないため、オプションとして追加していく必要があります。

外装の標準色以外を選択する場合や、希望ナンバーを選択する場合も追加料金となります。

また、オプションの選択肢は限られており、ディーラーで購入するように細かくオプションを選択できるわけではないので注意が必要です。

 

注意点③ 契約終了時には現状回復費を請求される場合がある

返却時に修復を必要とするキズや凹みがある場合には、修理費用が請求されます。修理費用は返却時の査定により算出(減点1点あたり1,100円)されます。

例えば、下記例3のようにサッカーボール大程度の凹みがある場合は40点減点で44,000円の請求という形になります。

ただ、「KINTOアンリミテッド」では車両保険に加入しているため、事故を起こした際の大きな損傷は保険で修理が可能です。

そのため、他社カーリースのようにボディが大きく破損している等で、高額な請求がされるということはまずありません。

 

注意点④ 走行距離の制限がある

「KINTOアンリミテッド」では、月あたり1,500キロという走行距離の制限があります。

上限を超えると、超過料金(1キロ当たり11円)が発生します。

通勤や、通学などで走行距離が多いという方は注意が必要です。

 

注意点⑤ 車をカスタマイズしにくい

車のホイールやナビゲーション、電飾系などを変更したいという場合は、自分で行う必要があり、返却時には元に戻す必要があります。

新車や中古車購入時のように、販売店で好みの仕様にしてもらうことはできません。

現状に戻せないような改造はできません。

 

グレード「G」「Z」はKINTO ONEでの利用となる

「KINTOアンリミテッド」では新型プリウスグレード「U」のみの取り扱いですが、より上位のグレードを利用したいという場合は「KINTO ONE」での利用となります。

「KINTO ONE」は、「KINTOアンリミテッド」のような安全性能のアップデートやコネクティッド技術によるサポートはありませんが、他のサービス内容は同じです。

各グレード毎の月額利用料は下記となります。

※車両は2WD ボーナス払い無し 初期費用フリープラン選択時

ちなみに、新型プリウスで設定される3つのグレードごとの車両価格や主要装備な違いは下記となっています。

※各グレードとも車両駆動は2WD 標準色

「KINTOアンリミテッド」のグレード「U」は、排気量が1,800と小さく燃費が良いですが、内装の質感は「G」「Z」に劣ります。

 

最後に

「KINTOアンリミテッド」では、グレードとしては廉価版のグレード「U」でありながら、最新機能を随時アップデートできるという新しい手法により、最新の状態の車に乗り続けられるというユーザーメリットを打ち出しています。

利用料についても安価に設定してきており、サブスク利用者を本格的に増やそうとトヨタが本腰を入れてきたという感じがします。

任意保険料が含まれるなど他社にはない特徴もあり、保険料が高い方には特にメリットが大きいです。

納期については3~4カ月ということで、他グレードよりは納期が短めですが、受注が集中すると納期が大幅に遅れる可能性があるため、興味がある方は早めの検討をおすすめします。

利用料やオプションの詳細確認や申込は下記公式サイトから可能です。

【KINTO】公式サイト

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トヨタのサブスクリプション「KINTO」

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