中古車販売バディカは取引の透明性がウリだが特段安くはない

元ビッグモーターの従業員が立ち上げた中古車販売店「バディカ」が全国各地に出店を続け規模を拡大しています。

2024年1月には、中古車のネット通販を手掛ける「バディカダイレクト」という新会社を設立し、ネット上で中古車購入が完結できる新たなサービスを始めて話題になっています。

「バディカ」は諸費用の内訳や支払総額を明確にするなど、販売時の透明性をウリにして、支持を増やしてきていますが、基本的に行っていることは従来の中古車販売店と変わりません

購入時の価格が他社に比べて特に安いということもありません。リアル販売店で在庫を保有し、カーセンサー等に在庫を掲示し集客して販売しています。

バディカは取引の透明性や安心感をウリにしており、その一環として2025年3月から「納車後30日以内の返品は全額返金保証」という取り組みを開始しました。返金保証は他社のガリバーなどでも行っていますが返金するのは車両本体価格の返金であり、バディカは諸費用も含めた支払総額を返金するということで、業界初の取り組みとなっています。

そんな「バディカ」の強みと注意点は大きく下記となります。

強み① 諸費用が明確で安め
強み②
 ローン金利が安い

強み③ 納車後30日以内の返品は全額返金保証
注意点① 購入時の総額は安くない
注意点② 整備はついていない(車検整備は除く)
注意点③ 在庫台数が少ない

本日は、中古車販売・買取「バディカ」の特徴について購入時の強みや注意点を中心にみていきます。

 

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車を買ってすぐ売る時に押さえるポイントは?

せっかく買った車でも、買ってすぐ売ることを考える事もありますよね?

高いお金を支払って買ったにも関わらず、すぐ売ることを考えるケースとはどのようなものがあるのでしょうか?下記はよくある車を買ってすぐ売るケースです。

・車のデザインや機能が気に入らない。
・実際に使ってみたら思っていたのと違った。
・急な家族構成の変化。(結婚や離婚、出産等)
・急な引っ越しや海外転勤。
・急にお金が必要になった。(教育費等の出費や転職等の都合)
・車を買ってから家族に反対された。

・ローンの支払い等がきつくて維持が困難。

といったケースがありますが、買ったばかりの車を売るなら極力買った値段に近い金額で売りたいと思います。結論から言うと、買った値段で売るのは難しいですが、なるべく高く売る方法はあります。

時間の経過とともに買取価格がどのように推移するかも踏まえて、本日は中古車業界に15年所属していた筆者が車を買ってすぐ売る場合に、少しでも高く売る具体的方法をご紹介いたします。

 

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【2025年版】車買取大手9社を徹底比較!最も高く買取る業者は

車をそろそろ買い替えようと思い、乗っている車の買取を検討していませんか?

やっぱり売るなら大手の中古車買取業者に依頼するのが安心ですよね?ただ一方で中古車買取業界には多くの業者があって、

どの会社に買取を依頼すればいいのだろう?
評判がいいのはどこの業者かな?

と気になるところです。車に詳しくない人が中古車業者の評判を知るには、業界経験者に聞くのが一番です。もし周りに中古車業界出身の人がいない方は、このサイトを見れば各買取業者の評判がわかります。

ちなみに筆者が最もおすすめするのは「ネクステージ」です。

「ネクステージ」は販売時にオプションを強く勧められ諸費用が高いなどとネット上での評判があまりよくありませんが、自社販売が好調であり、在庫車両確保のために買取金額を高く提示する確率が高いです。

接客としては、アップルやカーセブンのほうが良い傾向にありますが、単純に高く売りたい!というユーザーに適しています。実際に筆者も「ネクステージ」「ビッグモーター」「ガリバー」「ユーポス」でフリードを売却してみましたが、「ネクステージ」が最も条件が良かったです。

本日は、中古車業界大手に15年所属した筆者が古車買取業界大手9社をそれぞれ解説し、特徴や注意点をみていきます。

 

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ガリバーのローン金利は高すぎ?利息を50万円安くする方法は

中古車買取で有名なガリバーは、販売も日本一規模です。そんなガリバーで中古車を買う時のローン金利は高いのでしょうか。

結論から言うと、ガリバーのローン金利は実質年率9.8%(ガリバーHPより)ということで高めです。

一例ですが、仮に179万円を7年(84回)ローンで組むと、金利9.8と金利2.8%では下記のように利息総額で約50万円もの差が出ます。(金利の安い他社自動車ローンを金利2.8%と仮定)

一方、ガリバーでローンを組むメリットとしては、下記4つがあります。

メリット① 手続きがラクで審査が通りやすい
メリット② 最大84回まで支払回数が選択できる
メリット③ 買取保証でローンを組める
メリット④ 今乗っている車のローン残債もプラスしてローンを組める

また、ガリバーは大手中古車販売店がほとんど手掛けていない「自社ローン」を、「じしゃロン」という店舗名称でサービス展開しており、信販系自動車ローンの利用が困難な方を含む幅広い利用者層にアプローチしています。

本日は、ガリバーでローンを組むメリットと、実際の口コミや評判をみていくとともに、利息の支払いを抑えるための金利の安いローンを紹介していきます。

 

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車査定は1時間も必要!内訳と査定時間を短くする方法を解説

車を査定に出す時、どのくらい時間がかかるか、事前に把握したいですよね?

中古車買取店のホームページで調べてみると「査定時間は10分!」とか書いてありますが、本当にそんなに短時間で査定ができるのでしょうか?

確かに車の査定だけの時間を計ったなら10分程度の時間しかかかりませんが、実際には営業マンと話したり、買取店が車の相場を調べたりする時間を含めるとおおよそ1時間はかかります。

では1時間の内訳はどのようなものでしょうか?査定には大きく下記5つのステップがあり、それぞれの所要時間概算は下記となります。

1.前商談(5~10分)
2.車の査定(10~15分)
3.査定後の確認(5~10分)
4.査定額の確認(10~20分)
5.商談(10~30分)

本日は中古車業界15年所属した筆者が、査定の各ステップにかかる時間と内容と合わせて、少しでも査定の時間を短くするための方法を解説いたします。

 

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車を売る時は印鑑証明書が必須!2枚必要な場合を含めて解説

車を売る時に印鑑証明書は必要なのでしょうか。

結論から言うと、普通車を売る時には印鑑証明書原本が必要となります。

理由としては印鑑証明書が無いと車の名義変更ができないためです。

一方、軽自動車の名義変更には不要なため、軽自動車を売る時には印鑑証明が不要な場合が多いです。ただし、買取店によっては、身分確認のために印鑑証明書を必要とする場合もあり、買取店によって対応が異なります。

また、自動車税の還付委任状に印鑑証明書原本が必要な場合があり、その場合は名義変更用と合わせて2枚必要となります。

本日は、印鑑証明書がなぜ必要かということともに、複数枚必要となるケースや印鑑証明書が取れない時の対応について、中古車業界に15年所属した筆者が解説します。

 

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中古車の見積書項目を解説!見積書ダウンロードファイル付き

車を買うときには、車本体の代金以外にも色々な費用が発生します。車を購入する前には見積書をもらいますが、見積書には様々な項目が記載されています。

近年は、「コミコミ価格」と称して諸費用も含めた販売総額のみ提示する業者も存在しますが、諸費用はどこで購入するにしても必ず発生する費用です。

その詳細を把握しておくことで余分な費用を削るなどの交渉が可能となり、出費を抑えることができます

つまり見積書の各項目を細かく把握できれば、交渉を有利に進めることができるのです。

本日は中古車業界に15年在籍した筆者が各項目毎に説明をしていきます。

またダウンロードして実際に使う事もできる見積書のフォーマット(エクセルファイル。関数付き)も付けましたので、必要な方はダウンロードしてご自由にお使いください。

 

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中古車販売大手5社をランキング形式で徹底比較!

中古車の購入を検討しているけど、どこの店で検討するのが良いか迷っていませんか?

ロードサイドには実に多数の中古車販売店がありますが、信用度の高い大手の販売店を選ぶ人は多いです。

大手販売店は在庫を多く持っているため、希望する車が見つかる可能性も高いです。

ただ、大手販売店といっても一長一短があり、どこが良いのかわかりづらいです。

そこで、業界を代表する中古車販売店大手5社をランキング化し、各社の特徴と購入時の注意点をまとめました。

結論から言うと、買取を含めた総合的にはネクステージが優位です。一方で、販売価格(車両総額)はケーユーが安価な傾向にあります。

本日は、中古車業界に15年所属した筆者が、直近での評判や知り合いの中古車業者の話を参考にして、大手5社を比較していきます。

 

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元大手中古車買取スタッフが教える!車を高く売る8つの方法

ケーユー

車を売るなら1円でも高く売りたいですよね?どうすれば、乗っている車を高く売ることができるのでしょうか。

車を売る際には下記のように様々な理由があるかと思います。

「子供が出来たから、車を買い替えなきゃ!」
「今の車飽きたから、新しい車が欲しい!」
「そろそろ車検だから買い替えようか」

あるいは

「都内に転勤だから車はもう必要ない」
「仕事が変わってお金が必要」

その際に、大半の人は手続きが大変だったり、面倒という理由でなんとなくディーラーの下取りに出したり、知っている中古車業者に連絡して言われる査定金額で売却していることが多いです。しかし、何も調べず車を売却してしまうのはもったいないです。

本日紹介する8つの「車を高く売る方法」を実践すれば、最終的に売却金額は最大で10万円以上もかわってくるのです。大手中古車買取業者に15年所属していた筆者が、業界の裏情報を含めて車を高く売る8つの方法を解説していきます。

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ガリバーとの契約はキャンセルできる?実は無償キャンセルも可能!

ガリバーと契約した後に、事情があってキャンセルしたい場合はキャンセルできるのでしょうか?

その際のキャンセル料などはとられるのかどうか気になるところです。

ガリバーは自社のサイト上で契約キャンセルについてのルールを明示しており、販売、買取いずれの契約もキャンセル可能となっています。

ただし、状況によってはキャンセルができない場合やキャンセル料が発生する場合があり注意が必要です。

ガリバーで販売、買取契約時のキャンセルについて、キャンセル料とともにトラブルに発展する要因をみていきます。

 

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オークション取引価格高値継続で中古車相場も高騰継続

中古車オークション大手「ユー・エス・エス」において、直近2025年1月の平均取引価格(成約車両単価)は125万円と、前年1月の108万円から約16%上回り相場の高騰が継続しています。取引台数(成約台数)でも前年比114%と増加しており、中古車売買が活性化しています。

コロナ後の新車納期の遅れなどで長く続いた中古車相場の高騰から一度は下落していたものの、直近では相場の高騰が継続しています。

要因は、円安の継続で国外への輸出が増加していることと、メーカーの検査不正や部品欠品による生産の遅れがあると見られます。伴って、中古車相場も高騰しています。

よって、車の手放しを考えている方は、相場が再び高騰している中で高く売れるチャンスであり、早めに行動したほうが良いです。例年2~3月は中古車相場好調で、買取店が高値を提示する時期であり、4月になると相場が落ち込みます。

本日は、中古車オークション取引価格が高値を継続し、相場の高騰が継続する中で、買取(売却)、販売(購入)時の注意点を含めてみていきます。

 

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自動車税の減免を受けている車を売る時の注意点とは?

自動車税の減免を受けている車を売る時はどのような手続きが必要となるのでしょうか?結論から言うと、特別な追加の書類や手続きは必要ありません

ただし、車の買い替えで次の車でも減免登録を受ける場合は、今の車の名義変更を早急に行う必要があります。通常、買取店はすぐに名義変更を行わないため、売却時には「減免車両の買い替えのため、すぐの名義変更を希望します」と伝える必要があります。

一方、減免を受けている車だからといって、買取金額に影響があることはありません

本日は、自動車税の減免を受けている車を売る時の注意点について解説します。

 

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利用料がとにかく安いカーリース「クルカ」の5つの注意点を解説

モノを「購入」するより、月々定額の利用料を払うことでモノを「利用」するサービスの需要が高まってきています。

車業界においても現金やローンで車を購入するより、ランニングコストを含めた月額利用料を払うことで車を利用する「カーリース」の注目度が高まっています。

そんな「カーリース」の中でも、利用料をとにかく安くして、現金やローンで購入するよりもメリットを出している「クルカ」のサービスが徐々に拡大し、利用者層を広げています。

「クルカ」を利用する一例として新型フリード e:HEV AIRを3年の残価設定ローンで購入した場合と、「クルカ」で利用した場合の支払総額では、約33万円「クルカ」のほうが安価です

※外装色は標準色 オプションはフロアマット、バイザー 3年後残価は新車価格の55% ローン金利は3.9%で試算

さらに、購入時のローン手続きや税金支払いの手間などが無いというメリットもあります

本日は、需要が高まってきている「カーリース」の中で、利用料が安い「クルカ」について、安さの理由と5つの注意点をみていきます。

 

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車を売却する時の流れとは?6つのステップとポイントを解説

車を売却しようと思ったら、どのような流れがあるのか気になりませんか?

車の売却依頼する買取店の選定から実車査定、売買契約、車の引き渡しなどいくつかの手順があります。

その中で、何も予備知識がないと、相場より安く売ってしまったり、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

車を売却する際は、大きく下記6つのステップがあります。

ステップ① 車の査定を依頼する
ステップ② 実車査定を受ける
ステップ③ 売買契約手続き
ステップ④ 車と書類の引き渡し
ステップ⑤ 買取代金の受け取り
ステップ⑥ 名義変更

本日は車を売却する流れとともに、各ステップでの押さえておきたいポイントについて車買取業界に15年所属した筆者が解説いたします。

このポイントを押さえておけば、車を高く売ることができ、またトラブルなく円滑に手続きを進められる確率が高くなりますので参考にしてもらえたらと思います。

 

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ローンが残っている車を売る手続きを徹底解説!必要書類は?

車のローンが残っているのに、車を売却しなければならないケースとしては以下のケースが多いです。

・乗り換えを検討しているため車を売却
・転勤・引っ越しのため車を売却
・家族構成(結婚や出産など)の変化による車の売却
・ローンの支払いが困難なため車の売却

人により車を売却するケースは様々ですが、ローン支払い中の売却となると手続きが大変なイメージがあると思います。結論から言うと難しいことはありません。まず、あなたの所有する車の名義は下記のどちらのパターンにあてはまるかを確認しましょう。

パターン1「車の所有権が自分にある」
パターン2「車の所有権が販売会社もしくはローン会社にある」

このパターンによって売却方法が異なります。パターン1の「車の所有権が自分」であれば、たとえローン残債が残っていても、そのまま売却できます。パターン2の「車の所有権が販売会社もしくはローン会社」であれば、ローン残債を支払う(完済する)必要があります

本日は、中古車業界で15年の経験がある筆者が、それぞれのパターンの手続きを解説してまいります。

 

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