相場より27万円も高く売れた!ユーカーパックの評判は?

一括査定で車を売るよりも、高く売れるという「ユーカーパック」の評判はどうなのでしょうか。

「ユーカーパック」の最大の特徴はユーザーの車を欲しい買取店がオークション形式の入札で競り合うことで高く売れるというものです。

ユーカーパックの査定を受けて出品することで、提携買取店8,000店超えから入札を受けられ、買取相場りより27万円も高く売れたという事例もあり、ハマれば驚くほど高く売れるとの声があります。

ユーカーパックは、一括査定のような複数買取店との交渉が不要であり、労力が少ないというメリットもあります。複数買取店からの煩わしい営業電話もありません

また、ユーカーパックのサイト上では買取相場やユーカーパックで実際に成約となった買取・査定実績を確認することができます。

買取実績の一例を公開している買取店はありますが、ユーカーパックのように年式や車種を絞り込んで車ごとに買取実績を確認できる所はありません。

自分の車と似たような車が実際にどのくらいの金額で成約となっているかを確認できることは、予算組みの上でも非常に参考になります。

一方で、ユーカーパックを利用するデメリットとしては、期待通りの入札が入らず、商談が成立しない(高く売れない)という場合があるというこです。

ユーカーパックに出品して成約となる(落札される)確率は約50%ということで、約半数は売買が成立しません。ただ、逆に考えると約半数は希望通りもしくは希望に近い金額で売却できていると言えます

本日は、中古車業界に15年所属した筆者が、ユーカーパックの評判とともに、メリットとデメリットをみていきます。

 

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BYDのSUV電気自動車「ATTO3」購入検討時の強み4選

中国の電気自動車大手「BYD」が本格的に日本の乗用車市場に乗り出し、第一弾としてSUV型電気自動車「ATTO3(アットスリー)」 の販売を開始しました。

「BYD」は全世界で展開を加速しており、2023年の電気自動車販売計画は200万台に迫りテスラを抜こうかという勢いです。

そして、日本でも攻勢すべく、2025年末までに全国100店舗以上の販売ネットワークを構築するとのことで、大手中古車販売「ネクステージ」等も正規ディーラーとして出店しています。

そんな「BYD」の日本展開第1号である「ATTO3」を購入検討時の他社と比較した強みは大きく下記4つです。

強み① 車両価格が安い
強み② 販売総額がわかりやすい
強み③ 納期が短め
強み④ ローン金利が安い

一方、懸念点としては中国メーカーの国内販売実績がほとんどない中で、日本車や欧州車のようなアフターフォローがきちんとされるのかということがあります。

「ATTO3」は中国で2022年2月販売以降、累計販売台数は20万台以上であり、欧州での安全性評価も高いですが、国内ユーザーの厳しい目線をクリアできるのかというのは正直未知数です。

本日は、BYDが提供する日本展開第1号「ATTO3」の購入検討時の強みを中心にみていきます。

 

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【ネクステージ買取体験談】実際に車売った感想と口コミ分析

車買取販売大手「ネクステージ」の買取実績が近年好調です。

直近2022年11月期(2021年12月~2022年11月)の買取実績は155,875台と、前年比で190%と急増しています。

ネクステージの買取は、ガリバーやカーチス、カーセブンなどの他社大手に比べて後発ですが、自社での小売り(販売)台数増加に伴って買取台数も大幅に増加しています

そんなネクステージで、筆者が所有する車(フリード)を実際に買い取ってもらいました。

ネクステージの買取を利用してみた感想としては、大きく下記3つです。

感想① 金額をはっきり提示する
感想② 提示金額が他社より高め
感想③ 契約後の減額がなく安心できる

ネクステージはネット上で販売(購入)時の悪い評判が散見されますが、買取(売却)のほうはあまり見られません。

ネクステージは自社での販売好調により、在庫確保のために良質車は特に高値を提示するということで、顧客満足につなげています

実際に利用した所感としては、中古車買取店にありがちな強引な買取商談はなく、他社と比較して高めの値段をサラッと提示してくれ、単純に高く売りたいユーザーに適しています

ただ一方で、ネクステージが強いのは「高年式」や「走行距離が少ない」等の販売店向きの良質車であり、「低年式」や「走行距離が多い」という再販が難しい車には積極的に高値を提示してきません

そのような場合は、オークション販売に強い「ラビット」や「ユーポス」のほうが高値を提示する可能性が高いです。

本日は、ネクステージの買取を利用した感想とともに、オリコンランキングでの口コミ等について、中古車業界に15年所属した筆者がみていきます。

 

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ネクステージの店舗数が急増!中古車需要増の中で買取も強化

車買取販売大手「ネクステージ」の店舗数が年々増加しています。

2022年11月末の店舗数は239店舗となり、直近一年では57店舗増と急激に増加しています。

2022年12月~2023年11月には59店舗出店予定とのことで、今期末(2023年11月末)には298店舗予定となり、ビッグモーターの307店舗(2022年8月現在HP掲載数値)に迫る規模となります。

ネクステージは各店舗での販売好調を受けて、仕入れ(買取)を継続して強化していく戦略です。

コロナ禍による新車の納期遅れにより、中古車需要が増加してきていることも追い風になっています。

ただ一方で、ネクステージの店舗での購入時には、有償の保証やコーティングなどのオプションを強く勧められるという特徴があり、注意が必要です。

本日は、業績好調で勢いに乗っている「ネクステージ」の店舗数推移とともに、カテゴリごとの店舗特徴をみていきます。

 

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車のサブスクのデメリット3つと代表5社を比較解説

月々定額の利用料でサービスが利用できる「サブスクリプションモデル(サブスク)」が、あらゆる業界で増えている中、車のサブスクも各社様々に提供されています。

近年は、車のサブスク市場にトヨタやホンダなどのメーカーも本格参入してきており、利用者も増加してきています。

ただ、サブスクといっても契約形態はリース形態と同様であり、下記のようなデメリットがあります

デメリット① 利用料が高め
デメリット② 契約期間内の解約は違約金が発生する
デメリット③ 利用時の制限が複数ある

一方で、メリットとしては利用料に各種税金や保険が含まれており、手間が少ないということがあります。法人の場合、経費計上がカンタンというメリットもあります。

本日は、車のサブスクサービスを検討する上で、おさえるべきデメリットやポイントとともに、代表的な5社のサービスを比較していきます。

 

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オトロンで自社ローン契約前に知るべき3つの注意点を解説!

貸金業の免許を持たない中古車販売店が、独自の判断(審査)で車の購入代金を分割払いで受け付ける方法を「自社ローン」と言います。

「自社ローン」を提供する中古車販売店は貸金業の免許を持たないため、金利は取れません。そのため、金利を得る代わりに車両本体価格を高めに設定することが多いです。

関東圏を中心に「自社ローン」を提供する「オトロン(旧くるまのミツクニ)」では、審査通過率95%という高い通過率の「自社ローン」を背景に、銀行や信販会社のローン利用が難しい方を中心に利用者を増やしています

また、自社ローンを提供している中古車販売店は比較的規模が小さい所が多いですが、オトロンでは、在庫台数約500台という多数の在庫から選べるという特徴もあります。

ただ一方で、車両本体価格が高めという注意点があります。

本日は、「オトロン」の自社ローンや販売時の特徴・注意点について、中古車業界に15年所属した筆者がみていきます。

 

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ビッグモーターとネクステージに共通する販売時の注意点3つ

中古車販売大手、「ビッグモーター」と「ネクステージ」は、1万台以上という圧倒的な在庫数を背景に、規模拡大を継続しています。

「ビッグモーター」と「ネクステージ」とも自社の大型販売店で、国産、輸入車問わずオールジャンルの車種を扱っており、色々な車を実際に見て検討したい、というユーザーに適しています。

また、両社とも大型販売店に整備工場を併設し、納車後のアフターフォローにも力を入れています。

新車の納期遅れによる中古車需要の高まりを背景に、「ビッグモーター」と「ネクステージ」の販売実績は非常に好調です。

一方で、両社に共通する注意点は下記3つがあげられます。

注意点① 購入時の諸費用が高め
注意点② ローン金利が高め
注意点③ 有償の保証料が高め

両社とも販売時の付帯収益(諸費用)で多くの収益を上げており、オプションや有償保証の売り込みが強引という声もあり注意が必要です。

本日は、「ビッグモーター」と「ネクステージ」に共通する3つの注意点を中心に両社の特徴や、買取時の優劣などをみていきます。

 

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中古車販売大手5社をランキング形式で徹底比較!

中古車の購入を検討しているけど、どこの店で検討するのが良いか迷っていませんか?

ロードサイドには実に多数の中古車販売店がありますが、信用度の高い大手の販売店を選ぶ人は多いです。

大手販売店は在庫を多く持っているため、希望する車が見つかる可能性も高いです。

ただ、大手販売店といっても一長一短があり、どこが良いのかわかりづらいです。

そこで、業界を代表する中古車販売店大手5社をランキング化し、各社の特徴と購入時の注意点をまとめました。

結論から言うと、買取を含めた総合的にはビッグモーターが優位です。

一方で、販売価格(車両総額)はケーユーが安価な傾向にあります。

本日は、中古車業界に15年所属した筆者が、直近での評判や知り合いの中古車業者の話を参考にして、大手5社を比較していきます。

 

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意外と安価なKINTOのメリット・デメリット各5つを解説

毎月定額の利用料で車を利用できるトヨタのサブスク「KINTO」は、サービスインから約3年が経過し、対象車種や契約種類が徐々に拡大してきました。

「KINTO」で利用できる車種はトヨタの新車であり、点検・整備はトヨタディーラーで受けられます。

そのため、利用料が高いのでは?というイメージもありますが、他社カーリースの利用料と比較すると意外と安価な価格設定となっています

また、「KINTO」の利用料には、ほとんどの他社カーリースで利用料に含まれない「任意保険料」が含まれ、任意保険料が高額となる若い方や保険等等級が低い方に特にメリットがあり、20~30歳代の若い方からの申し込みが4割以上を占めています。

任意保険料の金額によっては残価設定ローンで購入するより、KINTO利用の方がメリットがより大きくなります。

利用料を含めた「KINTO」のメリットは大きく下記5つです。

メリット① 利用料が安め
メリット② 必要な費用がコミコミの定額払いでラク
メリット③ 任意保険料も利用料に含まれる
メリット④ トヨタディーラーでの点検・整備で安心
メリット⑤ 利用料はクレジットカード払いでOK

一方、「KINTO」のデメリットは大きく下記5つです。

デメリット① 中途解約時には違約金が発生する(初期費用フリープラン選択時)
デメリット② 契約終了時には現状回復費を請求される場合がある
デメリット③ 走行距離の制限がある
デメリット④ 車をカスタマイズしにくい
デメリット⑤ 利用できる車種が限られる

「KINTO」では2021年12月から中途解約時に違約金が発生しない「解約金フリープラン」が追加されましたが、利用料5カ月分相当が初期費用として発生するため、選択するメリットは薄いです。

本日は、利用者が徐々に増加してきている「KINTO」のメリット・デメリットについて、中古車業界に15年所属した筆者がみていきます。

 

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【2023年版】車買取大手10社を徹底比較!最も高く買取る業者は

車をそろそろ買い替えようと思い、乗っている車の買取を検討していませんか?

やっぱり売るなら大手の中古車買取業者に依頼するのが安心ですよね?ただ一方で中古車買取業界には多くの業者があって、

どの会社に買取を依頼すればいいのだろう?
評判がいいのはどこの業者かな?

と気になるところです。車に詳しくない人が中古車業者の評判を知るには、業界経験者に聞くのが一番です。もし周りに中古車業界出身の人がいない方は、このサイトを見れば各買取業者の評判がわかります。

ちなみに筆者が一番おすすめするのはビッグモーターです。

ビッグモーターは販売時のアフターフォローなどでネット上での評判があまりよくありませんが、自社展示場での販売が好調であり、在庫車両確保のために高値を提示する確率が高いです。

接客としては、アップルやカーセブンのほうが良い傾向にありますが、単純に高く売りたい!というユーザーに適しています。

筆者は中古車業界大手に15年所属していたので、大手10社全てに知り合いもおり業界を熟知しております。そんな筆者が中古車買取業界大手10社をそれぞれ解説し、特徴や注意点をみていきます。

 

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リベラ―ラは諸費用や保証が高めだけど評判の良い5つの理由とは

輸入車の販売好調を背景に、ガリバーは輸入車専門店リベラ―ラ「LIBERALA」の出店を継続しています。

2023年1月には、全国47店舗目となる「LIBERALAお台場」を輸入車ディーラーがひしめく東京有明地区にオープンしました。

リベラ―ラは、特徴的な店舗外観とともに、高品質な品揃えや丁寧な接客、くつろぎの店内などで利用者からの評判が良いです。

また、展示車両が多数あることから、色々な車種を実際に見ながら検討したいという利用者にも適しています。

一方で、有償の保証や購入時の諸費用が高めという注意点もあります。

有償の保証は他社にはない長期間という特徴がありますが、最長の5年を選択すると約50万円と高額になります。

リベラ―ラでの購入に向いているのは下記のような方々です。

多少高くても安心して購入したい

手厚い保証を受けたい

丁寧な接客を受けたい

居心地の良い空間で商談したい

本日は、ガリバーの輸入車専門店リベラ―ラに実際に訪問した上で、評判の良い5つの理由と3つの注意点をみていきます。

 

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新型プリウスを格安リース「クルカ」で利用時の注意点3つ

7年ぶりのフルモデルチェンジで話題の新型プリウスですが、正式な料金が公表される前に、格安カーリース「クルカ」での申し込みが開始されています。

「クルカ」での新型プリウスの利用料は3年契約で月額44,800円と、従来のプリウスにおける他社カーリースの利用料5~6万円程度と比べて、かなり安めに設定されています。

また、クルカと同等グレードの新型プリウスを残価設定型ローンで購入した場合の月々のローン支払い額55,000円~60,000円程度と比較しても、クルカの利用料は安めです。

ただ一方で、プリウスの3年後のリセールバリュー(買取価格)によっては、リースではなく購入した方が経済的となる場合があるので、注意が必要です。

本日は、新型プリウスの「クルカ」での利用料とともに、ローンや現金での購入と比較しつつそれぞれのメリット・注意点をみていきます。

 

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ベンツの認定中古車は値段が高めでも売れる理由3選

メルセデス・ベンツの正規ディーラーが販売するベンツの認定中古車とはどのような特徴があるのでしょうか。

ベンツ認定中古車は「サーティファイドカー」と呼ばれ、全国約100店舗の「サーティファイドカーセンター」で販売されており、車が売れづらいと言われる昨今でも販売は堅調です。

「サーティファイドカー」は、ベンツを知り尽くしたメカニックにより、最大100項目の点検・整備が徹底的に行われており、他の中古車販売店で売られているベンツよりも品質が良いということが最大の特徴です。

一方で、「サーティファイドカー」の車両価格は他社の同等車両と比較して高額であり、だいたい300~500万円前後の車で、30~50万円程高いです。

車両価格が高めでも売れる理由は前述も含めて大きく下記3つです。

売れる理由① 車両の品質が高い
売れる理由② 保証・サポートが充実している
売れる理由③ ローン金利が安い

本日は、ベンツ認定中古車「サーティファイドカー」について、販売店を訪問した所見を含めて、特徴や注意点をみていきます。

 

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車販売大手ネクステージの評判が悪い3つの理由を徹底分析!

ネクステージ

ネクステージはSUV専門の「SUV LAND」輸入車専門の「ユニバース」など、カテゴリ毎に特化した販売店を展開するとともに、良質な在庫を豊富にそろえることで、急成長してきました。

東海地方を中心に全国展開しており、国産車のみならず輸入車の販売も多数行っています。

「ジャガー」や「マセラティ」などのディーラー権も持っており高級輸入車販売にも力を入れています。

業績も非常に好調であり、直近の決算(2021年11月期)では売上高2,912億円、営業利益136億円と過去最高の数字をたたき出しており、長年業界をけん引してきた「ガリバー」の売上高にも迫る勢いです。

そんなネクステージですが、ネット上での評判はあまり良くありません。

評判が悪い理由は大きく下記3つです。

① 諸費用が高い
② 見積もりを出してくれない
③ オプションを強く勧めてくる

本日は、車販売大手ネクステージの店舗を実際に訪問した体験とともに、評判が悪い3つの理由についてみていきます。

 

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車査定は1時間も必要!内訳と査定時間を短くする方法を解説

車を査定に出す時、どのくらい時間がかかるか、事前に把握したいですよね?

中古車買取店のホームページで調べてみると「査定時間は10分!」とか書いてありますが、本当にそんなに短時間で査定ができるのでしょうか?

確かに車の査定だけの時間を計ったなら10分程度の時間しかかかりませんが、実際には営業マンと話したり、買取店が車の相場を調べたりする時間を含めるとおおよそ1時間はかかります。

では1時間の内訳はどのようなものでしょうか?査定には大きく下記5つのステップがあり、それぞれの所要時間概算は下記となります。

1.前商談(5~10分)
2.車の査定(10~15分)
3.査定後の確認(5~10分)
4.査定額の確認(10~20分)
5.商談(10~30分)

本日は中古車業界15年所属した筆者が、査定の各ステップにかかる時間と内容と合わせて、少しでも査定の時間を短くするための方法を解説いたします。

 

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