車検時に納税証明書は必要?紛失時の再発行方法は?

車検を依頼する時に自動車税の納税証明書が必要になるのでしょうか?結論から言うと、車検の代行業者が納税の確認をするため納税証明書が必要となります。

実は、平成27年4月以降普通車の納税確認が電子化されたため陸運局での車検証更新時に納税証明書提出は不要となりました。そのため、依頼する業者によっては電話確認などで納税の確認が取れれば納税証明書の提出は不要で良いとする所もあります

ただし、業者が都度納税確認を行うのは大変なため、納税証明書の提出を必須とする所がほとんどです。

本日は車検時に納税証明書が必要となる理由とともに、納税証明書が無い場合の再発行方法をケース毎に解説していきます。

 

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元業界人が教える初めて車を売る時におすすめできる方法は?

初めて車を売る時におすすめできる方法はどのようなものでしょうか?

個人売買やネットオークションで車を売る方法は手間が掛かるとともにトラブルの可能性もありますので、おすすめできません。専門の買取店に売却することをおすすめします。

専門の買取店に車を売る方法としては大きく下記3つの方法があります。

① 一括査定を利用して複数の買取店に査定を依頼し売却する

② オークション形式で入札を受けて売却する

③ 個別の買取店を検索し査定依頼をして売却する

筆者がおすすめする方法は、「①一括査定を利用して複数の買取店に査定を依頼し売却する」です。

ただ、複数の買取店と言っても、多すぎると労力が掛かりトラブルに発展する可能性もあるため、2~3社を選択することをおすすめします

本日は中古車業界に15年所属した筆者が、それぞれの方法のメリット・デメリットを解説するとともに、車を売る時に必要な書類も合わせて紹介します。

 

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2017年の中古車市場動向は?軽自動車不振の影響は

軽自動車の新車販売台数が激減しています。2016年(1月~12月)の軽自動車(乗用)新車販売台数は前年比で11%減と大きく割り込みました。軽自動車税の増税(年間7,200円⇒10,800円)が影響していると見られますが、要因はそれだけでは無さそうです。

一方で、オートオークションでの中古車全体の取引単価は年々高くなっています。これは高額車両の取引が活発になっているためと思われます。

本日は、2016年におけるカテゴリー別の新車・中古車登録台数やオートオークションの取引単価推移から2017年の中古車市場について、中古車業界に15年所属した筆者が解説します。

 

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ビッグモーターが「保険ノルマ」に罰金?業界の実態と背景とは

車買取販売大手のビッグモーターが「保険ノルマ」を達成できなかった店長に対し、「罰金」を社長が指示していた可能性があると話題になっています。

組織が「罰金」制度に関与していたことは、褒められることではありませんが、実は業界内では罰金とはいかないまでも似たような事態が発生しています。

常に数字のノルマを追い求めなければならない業界の特徴と背景を、中古車業界に15年所属した筆者が解説します。

 

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車を売却する時の流れとは?6つのステップとポイントを解説

車を売却しようと思ったら、どのような流れがあるのか気になりませんか?

車の売却依頼する買取店の選定から実車査定、売買契約、車の引き渡しなどいくつかの手順があります。

その中で、何も予備知識がないと、相場より安く売ってしまったり、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

車を売却する際は、大きく下記6つのステップがあります。

ステップ① 車の査定を依頼する
ステップ② 実車査定を受ける
ステップ③ 売買契約手続き
ステップ④ 車と書類の引き渡し
ステップ⑤ 買取代金の受け取り
ステップ⑥ 名義変更

本日は車を売却する流れとともに、各ステップでの押さえておきたいポイントについて車買取業界に15年所属した筆者が解説いたします。

このポイントを押さえておけば、車を高く売ることができ、またトラブルなく円滑に手続きを進められる確率が高くなりますので参考にしてもらえたらと思います。

 

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リーフの航続可能距離は?充電池の劣化が買取価格に影響するか

電気自動車として注目される日産リーフの実際の航続可能距離はどのくらいなのでしょうか?初期型(平成23年式)を利用してみた感想としては、充電池の経年劣化が著しくカタログ値の半分も走れないため、近場での利用にしか向かないという印象です

リーフが発売されてから約5年が経過し、中古のリーフも数多く出回っています。リーフから乗り換えるユーザーも多く、その際の買取価格はどのくらいなのでしょうか。充電池の劣化の影響も気になるところです。

本日は、日産リーフを利用し、実際の航続可能距離や充電スポットの使い勝手を解説するとともに、買取価格への影響をみていきたいと思います。

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カレコのカーシェリングはオープンカーも割安!ロードスター利用レポート

カーシェアリング大手のカレコは利用車種の充実に力を入れています。ベンツやアウディなど輸入車に加え、ミニバン、スポーツカー、エコカー、オープンカーも取り揃えています。カレコの利用料や使い勝手はどうなのでしょうか。結論から言うと、他社に比較して利用料が安く、システムが使いやすいです。

本日はカレコのカーシェアリングで実際にオープンカーのマツダロードスターを利用し、使い勝手や他社との利用料を比較しながら解説していきます。

 

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カーシェアリングのカレコにレクサスが登場!レクサスNX利用レポート

レクサスも利用車種に加えたカーシェアリング大手カレコのサービスはどうなのでしょうか?結論から言うと、同様の高級車を扱う他社と比べて利用料が安く、使い勝手も良いです。

カレコはレクサスの他にもオープンカー、ミニバン、スポーツタイプと利用車種のラインナップが多彩です。最近ではキャンピングカーのカーシェアも開始しています。

所有するにはハードルが高い車種でも、カレコでは1回の利用料が安価であり気軽に利用できます。使うシーンに合わせて車種を選択できるのもカーシェアリングのメリットです。

本日は、カレコの利用車種に加わったレクサスNXを実際に利用した上で、使いやすさや利用料を他社と比較し解説していきます。

 

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カーシェアリングの人気は続くか?中古車業界への影響は?

カーシェアリング市場の拡大が継続しています。ボストンコンサルティンググループによると、5年後の世界新車販売台数は7800万台と微増ですが、カーシェアリングの利用者は3500万人と2015年の6倍に増えるとのことです。国内でもタイムズカープラスやカレコ、オリックスカーシェアなどの大手業者のステーションが急速に増えています。

このようなカーシェリング市場の拡大は継続するのでしょうか。また、国内の中古車業界に与える影響はどのようなものなのでしょうか。本日は、拡大を継続するカーシェアリングについて解説するとともに中古車業界への影響を考えていきます。

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2016年下期の中古車市場動向 円高の影響は?

イギリスの国民投票でユーロ離脱派が勝利したことにより、国内では円高が一層進んでいます。このような急激な円高は中古車市場に影響を与えているのでしょうか。

また、上期の自動車販売状況から下期の中古車市場動向はどう予測されるのでしょうか。本日は最新の中古車登録状況などを踏まえながら、2016年下期の中古車市場動向について考察していきます。

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カーシェアリングとレンタカーはどちらが得か?料金体系を比較!

車を所有せずに使いたいときだけ借りるというカーシェアリングの需要が高まってきています。また、昔からあるレンタカーも、中古車を利用することで料金を抑えたサービスに人気が高まってきています。

利用したい時に短時間借りる場合は、カーシェアリング、レンタカーのどちらが良いのでしょうか。また、カーシェアリングの運営会社も複数あり、どこがいいのか気になるところです。

利用料の安さで見ると、

・6時間以内の利用であれば カーシェアリングの「カレコ」
・6時間以上の利用であれば レンタカーの「ニコニコレンタカー」

となります。カレコは6時間以内の利用であれば距離料金が加算されず安価であり、ニコニコレンタカーは12時間の料金が圧倒的に安価です。

本日はカーシェアリングのメリットとデメリットとともに、カーシェアリングとレンタカーの大手各社を比較し、それぞれの特徴を確認していきます。

 

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燃費不正表示で問題の三菱車の売却相場は?売り時はいつか?

燃費不正問題で揺れる三菱車ですが、売却する際にはどのような点に注意したら良いのでしょうか?また、実際の相場はどのようになっているのでしょうか。

燃費不正が発覚したEKワゴン以外の車種も気になるところです。結論から言うと今すぐ売る必要がな無いのであれば、しばらく売るのは控えたほうが良いです。

なぜなら、過去のリコール不正問題後も半年間程度、値下がりしていた経緯があるからです。本日は中古車が業界に15年所属した筆者が、燃費不正問題の影響と売却する際の注意点について解説していきます。

 

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2016年度の国内中古車市場動向

日本自動車販売協会連合会は、「2016年度の国内新車販売は消費増税前の駆け込み需要がなければ厳しい」という見方を示しました。国内の新車販売は減少傾向を辿っていますが、今後の見通しはどうなのでしょうか。また、中古車業界に与える影響はどのようなものなのでしょうか。

自販連と全国軽自動車協会連合会が発表した2015年度の国内新車販売台数は前年度比6.8%減の493万台でした。ピーク時の780万台(1990年度)の約4割減となります。原因としては若者のクルマ離れの他に、シニア層のクルマ離れもあるようです。

このような苦境の中、中古車市場で生き残っていくには、特徴のある個性的な車を扱う専門店の立ち上げなど、車好きユーザーに支持される店舗の開発が必要になってきます。中古車の話ではありませんが、マツダが好調な理由も、車好きにニーズのある車を開発し続けているためです。

本日は中古車業界15年の筆者が国内中古車市場の動向についての見解を紹介いたします。

 

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