
一括査定で複数の業者を比較して売るより、もっと車を高く売る方法はあるのでしょうか?
一括査定より高く売れるという「オークション方式で車を売るサービス」の評判が高まっています。
個人が利用できるオークション方式というと「ヤフーオークション」や「モバオク」などのネットオークションが主流でしたが、出品する手間や落札後のトラブルが懸念され利用者は限られていました。
しかし、最近では仲介する業者がネット上でオークションを開催し手続きを代行することで、個人で出品する手間を省き、かつ複数の業者から入札を受け高値で売れるサービスを展開するところが出てきました。
オークション方式の買取サービスを提供する「セルカ」では、2015年式ランドクルーザープラドが一括査定よりなんと76万円も高く売れたという例もあります。
本日は、そのような車の新しい売り方である「オークション方式」の仕組みを紹介するとともに、おすすめできる3つのサービスを紹介していきます。
オークション方式で車を売るメリット・デメリットとは
車を売る方法としては、一括査定サイトで査定を申し込み、複数の大手買取店を比較するという方法が主流です。それに対し、オークション方式とはオークションを開催する仲介業者を介してネット上で車を出品し、複数の業者から買取のオファー(入札)をもらうというものです。
オークション方式で車を売るメリット、デメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?それぞれ下記に記載します。
メリット② 複数の業者との電話対応や交渉が不要
デメリット② 車の持ち込みや手数料の支払いが必要なことがある
デメリット③ 売れるまでに時間がかかる
メリット① 欲しい業者(販売店)が入札することにより、相場より高く売れる
大手買取店が提示する金額はほとんどの場合オートオークションの相場を基準としています。
それに対してオークション方式では、次に直接販売する業者(販売店)がユーザーの車に直接入札することで、オートオークションの相場以上の金額が提示される可能性があります。
一般的な販売店はオートオークションから車を仕入れているため、出品者に直接入札できればオートオークションに掛かるコストを買取価格に回せます。それが高値入札につながります。
また、オークション方式の買取サービスには輸出ルートを持った業者や海外からのバイヤーも多く参加しており、SUVやディーゼル車など輸出向けの車が驚くほど高く売れる場合がります。
メリット⓶ 複数の業者との電話対応や交渉が不要
一括査定サイトで申し込むとすぐに複数の業者から電話やメールで連絡が入ります。実際に査定を依頼した際は業者間での値段のかぶせあいなどでトラブルに発展することもあります。
オークション方式では売却先が決定するまでは仲介する業者1社だけとのやり取りとなるため、複数業者とのわずわらしい交渉はありません。そのため体力的、精神的に負担が軽いということがあります。
個人情報が複数業者に流れないというメリットとあります。
デメリット① 成約率約50%!売買が成立しない場合がある
オークション方式では入札額が希望する金額まで到達せず、売買が成立しないということがあります。
ユーカーパックの営業によると、出品して成約となる確率は約50%(競り後の商談成立も含む)ということで、約半数は売買が成立しないとのことです。
一括査定でも同様のことは言えますが、一括査定の場合はオートオークションの相場では売却が可能です。
欲しい業者が極端に少ない場合などは、オートオークションの相場にも入札金額が達しない可能性があります。
デメリット⓶ 車の持ち込みや手数料の支払いが必要となる場合がある
オークション方式の車買取サービスは最近のサービスであり、まだ成熟していません。
車の持ち込みが必要であったり、サービスのエリアが限られている場合もあります。
サービスによっては一定の手数料を取られることもあり、事前に確認が必要となります。
デメリット③ 売れるまでに時間がかかる
オークション方式では車を査定してもらい出品し、入札を受けて実際に売れるまで最短でも1週間はかかります。
一方、一括査定では即日の売却が可能です。「急いで売りたい!」というユーザーには不向きのサービスです。
オークション方式で車を高く売れるおすすめサービス3選
①ユーカーパック
2016年4月に正式サービス開始してから急速に提携買取店を増やしています。提携買取店の数は5,000店を超え、全国各地からの入札により高値入札を実現しています。売る側には一切の手数料も発生しません。
出品時に設定する「最低落札価格」を超えなければ、売らずに取りやめることもできます。
2016年12月にはイメージキャラクターにタレントのローラさんを起用し知名度向上を促進しています。ラジオCMにも力を入れており、会社に勢いがあります。対応エリアもほぼ全国をカバーしています。
サービス開始した直後は提携のガソリンスタンドなどに車を持ち込む必要がありましたが、最近では出張査定可能エリアも広がっています。
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ユーカーパックの詳細については下記記事にまとめていますので、参考にしてください。
②楽天Car車買取
独自に開発したインターネット・ライブオークションにより国内外最大2,000社の中古車販売店、輸出業者から入札を受けることができます。
楽天カーオークションは海外のパートナーを多く持っており、国内では売れにくい車も高値の入札を見込むことが可能です。
対応エリアは従来一部エリア限定でしたが、2018年1月より全国での対応を開始しています。
インターネットサービス大手の「楽天」が展開しているということで、取引に安心感があります。
楽天IDを持っていれば、依頼がよりスムーズであり、売買成立時には楽天スーパーポイントが1,000ポイント溜まります。
楽天カーオークションの詳細については下記記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
③セルカ
オークション方式の買取サービスとしては後発ですが、関西が地盤の自動車流通大手「ジーライオン」のグループ企業であり、最大6,000社の買取店から入札を受けることで高値売却の可能性があります。
海外への輸出ルートを持ったバイヤーも多く入札することで、ハマれば驚くほど高く買い取りされます。売却実績例によると2015年ランドクルーザープラドが一括査定より76万円も高く売れたという事例もあります。
※セルカHP「売却実績紹介」より
査定を受けるには、提携店に車を持ち込む必要があります。
セルカは知名度を上げるため、提携買取店に積極的な入札を呼び掛けています。良質車は活発な応札が入り高く売れる確率が高いです。
セルカに出品依頼する場合は、下記公式サイトから依頼してみてください。
査定前に注意しておきたいことは?
車をより高く売るために、査定前に注意したいことは「車を綺麗にしておく」ということです。特に内装は出来る限り綺麗にしておくことをおすすめします。なぜなら、内装の汚れは外装の汚れに比べて落とすのが難しく、入札時に業者が気にするポイントだからです。
シートのシミや匂いがある場合には落としておいたほうがよいです。中性洗剤でシミを落とすとか、消臭剤で臭いを出来る限り消しておくことをおすすめします。
また、ペットの毛も敬遠されますので、もしペットをよく載せていたという方は掃除機などで綺麗にしておくことをおすすめします。
最後に
オークション方式の買取は流通コストを削減し、販売価格と買取価格の差を縮めており、今後も需要は拡大していくと思われます。
上記の中でお最もおすすめできるサービスはセルカです。
なぜなら、セルカはサービス開始して間もなく、売却実績を多く作りサービスを普及させるため、提携店に積極的な入札を呼び掛けているためです。
提携買取店の数が全国に数多くあることも理由のひとつです。
入札金額に納得できなければ売る必要は無く、売却を考えている方は一度問い合わせをしてみてはどうでしょうか。
オークション方式の買取サービスに登録している時間はなく、とにかく早く車を売りたい!という方は下記カーセンサーネットを利用して大手買取店に査定依頼することをおすすめします。
最短即日売却で書類完備であれば、1週間以内には代金が振り込まれます。
リクルート社が運営するカーセンサーネットでは、簡単に複数買取店を絞り込んで依頼することができます。このサイトを経由することで足元を見られることもありません。