トラック・重機の買取はどこに依頼すると高く売ることができるのでしょうか。
結論から言うと、ガリバーやビッグモーターなどの車買取大手ではトラック・重機を高く買うことはできません。
なぜなら、トラック・重機買取の専門知識やノウハウを持っていないからです。
トラック・重機の買取は専門知識やノウハウを持っている専門店に任せたほうが良いです。
筆者も大手買取店でトラック・重機の査定を数多く経験しましたが、会社が提示する金額はオートオークションの相場を基準としたものであり、専門店の提示する金額にはいつもかないませんでした。
専門店の中では、「トラック王国」の買取が最もおすすめできます。理由は国内に販売展示場を持ち直接販売できることと、海外のバイヤーに直接販売するルートを持っているためです。
トラックは乗用車と比べて車種ごとの形状や仕様の種類が非常に多く、専門的な知識とノウハウを持っているかどうかで買取金額が大きく変わってきます。
また、乗用車と同様に海外からの引き合いも多く、どれだけバックオーダーの情報を持っているかも買取金額を左右します。
本日は、トラック・重機買取の特徴とともに、おすすめできる買取専門店について中古車業界に15年所属した筆者がみていきます。
業者によってまちまち!トラック・重機の買取価格
トラックと一口に言っても平ボディ、ユニック、ダンプ、アルミバン、クレーンなど様々な形状ものがあります。また、重機・特装車と呼ばれるショベルカー、高所作業車、タンクローリー、レッカー車なども数多く流通しています。
そんなトラック・重機・特装車の買取にはどんな特徴があるのでしょうか。ひとつは乗用車と異なり安定した需要がないものが多いということです。そのため、業者によって買取金額が大きく異なります。
特に重機・特装車はスポットの取引が多く、再販ルートをどれだけ持っているかによって買取金額が変わってきます。
トラック・重機は、同じ車種でも仕様が異なるものが多く、海外等からの需要に応えられる機能を的確に探し出す専門知識が必要となります。
トラック・重機買取専門店でおすすめ業者は?
トラック・重機買取専門店は数多くありますが、全国対応している代表的な業者は下記5社になります。
いずれの業者も買取実績が豊富にあり、それぞれ強みがありますが、筆者の経験則や業界の知人の話より特におすすめできる業者は「トラック王国」です。
「トラック王国」の強みは大きく下記の3つがあります。
強み① 全国6カ所の国内展示場で直接販売できる
トラック王国は全国(栃木、千葉、神奈川、三重、兵庫、福岡)6カ所に大型販売展示場を持っており、買い取ったトラック・重機を直接販売しています。
そのため、流通マージンを削り高値買取を実現しています。また、大型販売店で保有する多数の在庫をネット上でリアルに確認することが出来るため、全国からの需要に応えることができています。
乗用車の販売に比べて、トラック・重機の販売はより多くの専門ノウハウが必要となり、大型展示場でトラック・重機を直接販売している業者は少ないです。
トラック王国は専門知識を擁したスタッフにより自社の大型販売店で直接販売を可能とすることで、高値買取につなげています。
強み② 世界各国に販路があり独自の流通ルートを持っている
トラック王国は中東、南米、東アフリカ、アジア、オーストラリア、ロシア、グルニア、ニュージーランド等に直接の販路を持っているため、中間マージンを削り高く買取することが可能です。
乗用車でも同じですが、海外の顧客との取引は長い期間をかけて信用を築くことが重要となります。トラック王国は業界の老舗であり、長年の実績から海外への独自の販路を持っていることが強みとなります。
強み③ WEBマーケティングに強くネットからの集客に強み
一昔前まではトラック・重機を売却するというとメーカーの下取に出すか、同業者間で車を譲るという方法が一般的でした。
しかし、ネットが普及したことにより全国の在庫情報が共有され、より広範囲での取引が増えてきました。
そしてネットを活用して、より多くの在庫をより多くの人に紹介できる業者に信頼が集まってきました。
トラック王国を運営するネントリーズ株式会社は元々はWEB広告会社でした。そのため、WEB上でのマーケティングに強く、見込み顧客への訴求に優れています。
国内外からの多くの問い合わせを集約し、特定のトラック・重機を探している顧客と買取案件をつなげることで高価買取につなげています。
高く売るには最後に「トラック王国」に依頼するのが必勝パターン
上記のようにトラック・重機を高く買い取るノウハウを持つ「トラック王国」ですが、「トラック王国」がいつでも他社に比べて高値を提示するという訳ではありません。
トラック・重機の買取は個々の車両の特性が乗用車よりも複雑であり、バックオーダーなどのタイミングにより、特定の買取業者が突出した価格を提示する場合があります。
そのため1社のみに査定を依頼するよりも、複数業者に依頼し比較することで、より高く売れる確率が高まります。
複数業者に査定を依頼する際は、トラック一括査定王を利用すると、トラック王国を含む複数のトラック買取専門店に簡単に査定依頼することができます。
査定は下記公式サイトから依頼可能です。
外装の状態や走行距離はほぼ影響なし
乗用車で相場の基準となる走行距離や外装の状態は、トラック・重機の買取ではそれほど重要視されません。それよりも個別の仕様や機能が重要視されます。
査定額は車種・年式・装備品(仕様)によってだいたい決定します。
実際に査定をする担当者も普通車のように外装や内装を細かくチェックすることはありません。
そのため、だいたいの金額を知りたいという方は車種・年式・仕様を伝えると電話やメールで回答してもらえます。
軽トラックや小型トラックは大手買取店で問題なし
トラックの中でも軽自動車のトラック、バン、ダンプなどは大手買取店に依頼して問題ありません。むしろ大手買取店のほうが高いです。
なぜなら、オートオークション市場で多数流通し、販売店で売れる確率が高いからです。2,000CC以下の小型トラックも同様です。
軽トラックや小型トラックの買取であれば、買取大手のユーポスをおすすめします。理由は、自社の運営コストを極力削り高値買取につなげているためです。
ビッグモーターやネクステージ、ガリバーなどの自社の販売店での直接販売するところは、売れ筋の乗用車は高値を提示しますが、それ以外は積極的に高値を提示してきません。
ユーポスに依頼する場合は、下記カーセンサーネットを利用して申し込むことをおすすめします。
こちらを利用することで競合があると思わせることができ足元を見られません。複数の買取業者を選択できますが、ユーポス1社を絞り込むことも可能です。
査定依頼は下記公式サイトから依頼できます。
買取時の必要書類は普通車と同じ
トラック・重機の買取に必要となる書類は普通車と同じです。最低限必要となる書類は下記となります。
ただし、トラック・重機の名義は法人になっていることが多いため、購入時から住所変更があったり、社名変更(合併・分割含む)があった場合は、登記簿謄本が必要となります。
・自賠責保険証(車検切れの場合は不要)
・印鑑証明書
・委任状+譲渡証(実印を押印)
最後に
トラック王国はトラック・重機の高値買取に必要な専門的なノウハウと独自の販路を持っています。またWEBマーケティングに強いことが、高値買取にもつながっています。
トラック・重機は個々の特殊性から、高く売るには複数のトラック・重機買取専門店に査定依頼することをおすすめしますが、「時間が無い」とか「複数業者と商談するのは面倒」という方は下記からトラック王国1社に査定依頼することも可能です。