「トラックや重機を売りたいが、どこに頼むべきかわからない」「ガリバーやネクステージに断られた」——そんな方もいると思います。
結論から言うと、トラック・重機の買取は乗用車の大手買取店では対応できないケースが多く、専門店に依頼するのが高く売るための絶対条件です。
本日は、中古車業界に15年所属した筆者が、トラック・重機買取の仕組みと専門店選びのポイント、実際の口コミについてみていきます。
なぜ大手買取店ではトラック・重機は高く売れないのか
ガリバーやネクステージなどの乗用車買取大手でも、トラック・重機の査定は一応受け付けています。
しかし、これらの大手は乗用車の再販を主軸としており、トラック・重機の専門知識・再販ルートを持っていないため、査定額はオートオークションの相場に引っ張られた低い数字になりがちです。
筆者も大手買取店でトラック・重機の査定を数多く経験しましたが、会社が提示する金額はオートオークションの相場をベースにしたものであり、専門店の提示する金額にはいつもかないませんでした。
理由は明確です。大手乗用車買取店とトラック専門店では「出口」が根本的に違います。
- 乗用車大手:オートオークションに流すだけ→低い評価になりやすい
- トラック専門店:自社展示場での直接販売+海外バイヤーへの直輸出→高い評価が出しやすい
トラック・重機買取の特殊性を理解する
トラックと一口に言っても平ボディ・ユニック・ダンプ・アルミバン・冷凍冷蔵車・クレーンなど形状は多岐にわたります。また重機・特装車と呼ばれるショベルカー・高所作業車・タンクローリー・レッカー車なども数多く流通しています。
乗用車と異なるトラック・重機買取の特徴として、査定の基準が「走行距離・外装」ではなく「架装(荷台の仕様・装備)」と「バックオーダー(需要)」で決まるという点があります。
同じ年式・同じ走行距離でも、架装の種類や装備によって査定額が数十万〜数百万円変わることは珍しくありません。
だからこそ複数の専門業者に見積もりを依頼することが、乗用車以上に重要になります。
【2026年版】トラック・重機買取でおすすめの専門業者
全国対応の主要専門業者を比較します。
①トラック王国——自社展示場を持つ業界の老舗
Nentrys株式会社が運営するトラック・重機専門の買取・販売業者で、業界での認知度は最も高いです。
強み:
- 全国5カ所(関東・神奈川・中部・関西・福岡)に大型展示場を保有し、直接販売できる
- 中東・東南アジア・東アフリカ・南米・オーストラリアなど世界各国に直接の販売ルートを持つ
- 事故車・不動車・車検切れ・低年式・過走行でも買取可能
- 即日現金払いに対応
自社展示場で直接販売できることで中間マージンをカットし、その分を買取価格に反映できるのがトラック王国の最大の強みです。
【良い口コミ】
業務内容の変更によりトラックの処分をすることになり初めて利用しました。査定額がもう少し欲しく相談したところ、独自の販売方法を提案していただき満足のいく金額を手にすることができました。すべてにおいて迅速で丁寧な対応でした。
(引用元:みん評 / mmさん・2025年7月)運送業を行っていた祖父母が閉業することになり、手持ちのトラックやダンプなどの処分をどうしたらいいかと相談され、こちらの業者を知りました。親切丁寧に査定してもらい、思っていた以上の収入となり祖父母も喜んでいます。ゴミのように置いていたダンプやトラックのパーツなども査定してもらうことができ感謝しています。
(引用元:みん評 / rinrinさん・2021年2月)
【気になる口コミ】
電話査定では180〜200万との事でしたが、現地で査定させたら運搬費に30万かかるとか言われて結果170万という回答。電話で不具合も踏まえた上での180〜200万と確認していたのに、無駄な時間を作らせた上でこの結果。さすがにふざけるのも大概にしてください。
(引用元:みん評 / Mさん・2026年3月)他社の在庫車をあたかも自社の在庫車のよう装い10〜20%の価格を上乗せして販売。電話対応も高圧的で客を見下した態度。
(引用元:みん評 / トラック亡国さん・2025年1月)
口コミを総合すると、対応の丁寧さへの評価は高い一方で、電話での事前見積りと実査定後の金額に差があるケースへの不満もあります。他社との相見積もりを取った上で最終的にトラック王国に依頼するというのが、筆者がおすすめする使い方です。
②トラックファイブ——即日現金化に強い大手専門店
全国10拠点・累計75万台以上の査定実績を持つ業界大手の専門業者です。最短即日査定・即日現金化に対応しており、急ぎで売却したい場合に強いです。
事故車・故障車・高年式トラックでも高額買取の実績があり、年間買取台数は13,000台以上と業界トップクラスの規模です。
③ビートラック(BeeTruck)——重機・特殊車両に強い専門店
兵庫県神戸市に本社を置くトラック・重機・バス専門の買取業者で、近年急速にシェアを伸ばしている注目業者です。
強み:
- 自社工場・自社販売網を持ち、買い取った車両を整備して直接販売できる
- 国内外に豊富な販路を持ち、国内で再販できない車両は海外輸出・パーツ単位での査定にも対応
- ダンプ・冷凍車・クレーン・ユンボ・フォークリフトなど特殊架装・重機に特に強い
- 査定・引き取り・名義変更・廃車手続きがすべて無料
- 高額でも現金手渡し対応可
ただし対応エリアは関東甲信越・東海・近畿・中国・四国・福岡(2025年時点)であり、北海道・東北・北陸・沖縄は対象外となっています。この点は事前に公式サイトで確認してください。
なお、ビートラックはみん評などの第三者口コミサイトへの投稿件数がトラック王国より少なく、現時点では独立した口コミによる評価確認がしにくい点は注意が必要です。対応エリア内であれば相見積もりの1社として積極的に加えることをおすすめします。
トラック・重機を高く売るための「必勝パターン」
実績のある「トラック王国」と近年台頭してきている「BeeTruck」を比較して高値を狙うことをおすすめします。
Step1:ビートラックとトラック王国の両方に査定依頼し相場を把握する
トラック・重機はバックオーダーや需要タイミングによって特定業者が突出した価格を提示することがあります。1社だけに依頼するより数社見積もりを取ったほうが良いです。
この2社は販路の特徴が異なるため、同じ車両でも査定額に差が出ることがあります。どちらが高いかは車種・架装・状態によって変わるため、必ず両社に依頼してから決めてください。
Step2:高値を出した方に、もう一方の査定額を提示して交渉する
両社の査定が出たら、高値を提示した業者にもう一方の金額を伝えて上乗せ交渉します。この一手で数万〜数十万円変わるケースがあります。
Step3:ビートラックのエリア外の場合はトラック王国1社でOK
北海道・東北・北陸・沖縄など、ビートラックの対応エリア外の場合はトラック王国に直接依頼します。トラック王国は全国47都道府県に対応しています。
軽トラック・小型トラック(2,000CC以下)は大手でも問題なし
軽トラ・軽バン・2,000CC以下の小型トラックはオートオークション市場で多数流通しており、乗用車大手でも適正価格が出ます。
特に軽トラックは中古車市場での在庫不足が続いており、乗用車同様の扱いで高値がつくケースも増えています。
この場合は乗用車と同様に、カーセンサーネットで複数の買取店に一括査定依頼するのが最もシンプルで高く売れる方法です。
査定時に必要な書類
トラック・重機の買取に必要な書類は基本的に乗用車と同じです。
- 車検証
- 自賠責保険証(車検切れの場合は不要)
- 印鑑証明書
- 委任状・譲渡証(実印押印)
注意点として、トラック・重機は法人名義になっていることが多く、住所変更・社名変更(合併・分割含む)がある場合は登記簿謄本が追加で必要です。また外装の状態や走行距離よりも、架装の種類・装備・仕様を正確に伝えることが適正査定につながります。車検証と合わせて架装メーカーの取扱説明書や整備記録簿も用意しておくとスムーズです。
直近の市場動向——今は売り時か
2025年現在、中古トラックの需要は国内外ともに高水準が続いています。
国内では物流業界の人手不足・配送ニーズの多様化に伴い、新車の納期遅延や価格高騰で中古車への注目が高まっています。
海外では日本製トラックの耐久性・品質が高く評価されており、東南アジア・中東を中心に輸出需要が拡大しています。2025年の円安継続もあり、中古トラックの輸出台数は15万台規模に達しています(トラサポ調べ)。
この需要増を背景に査定相場も高め推移が続いており、売却を検討している方は早めに動いたほうが有利です。
最後に
トラック・重機の買取は専門知識とバックオーダー情報を持つ専門店に依頼することが大前提です。乗用車大手に持ち込んでも、適正価格は出てきません。
複数の専門業者に依頼して価格を比較することで、高く売れる確率が飛躍的に上がります。ビートラックとトラック王国の両方に依頼し、高値を出した方に交渉することをおすすめします。
エリア内の方はまずビートラックへ、エリア外の方はトラック王国に直接依頼してください。
▶ ビートラック(BeeTruck)公式サイトで無料査定を申し込む(関東甲信越・東海・近畿・中国・四国・福岡対応)
▶ トラック王国公式サイトで無料査定を申し込む(全国47都道府県対応)


