動かなくても古くても、どんな車もパーツも買い取ります!という「ティーバイティーガレージ」とはどのような業者なのでしょうか?
結論から言うと、ほとんどの国産車や輸入車の買取に関しては、ネクステージやウィーカーズなどの大手買取店のほうが高値を出す確率が高く、「ティーバイティーガレージ」が有利ということはありません。
「ティーバイティーガレージ」は低年式車や不動車の買取を得意しており、その点で大手買取店より条件が良いことが多く、「ティーバイティーガレージ」の主に競合となるのは「カーネクスト」です。
また、「ティーバイティーガレージ」は大手買取店で単独で評価されない、「アルミホイール」や「タイヤ」を評価(買取)するという特徴もあります。
本日は、「ティーバイティーガレージ」の特徴と「カーネクスト」の比較を中心にみていきます。
ティーバイティーガレージとはどんな会社?
ティーバイティーガレージ(T×T GARAGE)は、北海道に本社を置き、全国各地に展開する中古車買取・販売専門店です。テレビCMでも知られており、知名度は年々高まっています。
ティーバイティーガレージの公式サイトでは、「全国無料査定」「手続き無料」「やっぱり売らないも可」をアピールしていますが、他の買取店と変わりません。
ティーバイティーガレージが他社の買取店と異なる強みは、「0円査定はしない」という買取最低保証も掲げており、古い車や状態の悪の査定に強いということがあります。
また、買取対象は車だけにとどまらず、タイヤ・ホイール、バイク・ボート・ホビー、建機・農機具、トラックと幅広く、「車以外もまとめて処分したい」というニーズにも対応できる点が他の買取店にはない強みです。
ただし、普通の国産車や輸入車は大手買取店より高いわけではありません。
ティーバイティーガレージは「大手買取店より高い」わけではない
ティーバイティーガレージを検索すると「高く売れる」というイメージを持つ人もいますが、これは正確ではありません。
良質な車・比較的新しい車を売る場合は、むしろ大手買取店の方が高くなることがほとんどです。
大手買取店の中では、「ネクステージ」や「ガリバー」が自社販売が好調であり、良質車や高年式車は自社で直接販売することにより、買取価格を高めています。
特に、「ネクステージ」は、自社販売が非常に好調であり、在庫確保のために買取を強化しており、高値を提示する確率が高いです。
ネクステージは自社の販売台数の好調を背景に、下記グラフのように右肩上がりで買取台数を伸ばしており、直近の年間買取台数は28.3万台(2025年11月期)とガリバーの18.3万台を大きく上回り国内トップです。
◆ガリバーとネクステージの年間買取台数の推移グラフ
ネクステージは自社の販売店向きの状態の良い車は特に高値を提示します。
実際に筆者がネクステージに車を売却した所感としては、下記3つがあります。営業のスタイルとしては、「ユーポス」のようなゴリゴリ営業するのではなく、提示する値段に自信を持っているためかスマートな接客の印象でした。商談重視というよりも単純に高く売りたいというユーザーに適しています。
所感① 金額をはっきり提示する
所感② 提示金額が他社より高め
所感③ 契約後の減額がなく安心できる
一方で、「ネクステージ」は販売店向きでない低年式や走行距離が多い車は値段提示に消極的なため、そのような場合はオークション販売に強い「ユーポス」「ラビット」を比較したほうが良いです。
複数買取店に査定依頼する際は、下記リクルート社が運営するカーセンサーネットを利用すると簡単に大手買取店を絞り込んで依頼が可能です。査定料や成約料は無料です。複数買取店を比較することで、高く売れる確率が高まります。
直近では、円安や新車価格の高まりによる中古車相場の高騰が継続しているため、売却を検討している方は早めに行動したほうが良いです。
複数買取店を比較するのは面倒だし、営業電話が頻繁にかかってくるのも避けたいという場合は、下記公式サイトより「ネクステージ」1社に査定依頼することも可能です。
ではティーバイティーガレージが活きるのはどんな場面か。それが「不動車・低年式車」と「ホイール・タイヤの同時売却」です。
不動車・低年式車の買取:ティーバイティーガレージ vs カーネクスト
大手買取店が不動車・低年式車を苦手とする理由
大手買取店のビジネスモデルは、仕入れた車は「自社の販売店で売る」か「オークションで売る」が基本です。
そのため、不動車・低年式車は自社での販売店では売りづらく、またオークションでは値がつきにくいため、敬遠しがちです。
不動車・低年式車を得意とする業者は、再販ルートを確立してるとともに、パーツ販売などの手間を惜しまないとこととなります。いずれも大手買取店はやりたがらないことです。なぜなら、手間がかかるともに利益率が低いからです。
カーネクストとティーバイティーガレージの違い
不動車・廃車寸前の車の買取で定評があるのは「カーネクスト」です。「0円以上買取保証」を謳っており、不動車でも全国対応で引き取りにきてくれます。
一方、ティーバイティーガレージも低年式車・不動車の買取を強みとしています。どちらに出すべきかは、以下の観点で整理できます。
| 比較項目 | ティーバイティーガレージ | カーネクスト |
|---|---|---|
| 不動車の買取 | ○ | ○ |
| 全国対応 | ○(全国) | ○(全国) |
| ホイール・タイヤの同時買取 | ○ | △ |
| バイク・農機具の買取 | ○ | △ |
| 査定の手軽さ | 出張または店舗 | 電話・ネットで完結しやすい |
余剰ホイールやタイヤ・バイクなどもまとめて売りたいならティーバイティーガレージ、手続きをオンラインや電話だけで完結させたいならカーネクストという使い分けが良いです。
また、どちらか1社に絞る必要はなく、両方に査定を依頼して金額を比較したほうが良いです。不動車・廃車寸前の車でも、査定額に数万円の差が出ることは珍しくありません。
カーネクストはネット上からの依頼で、すぐに査定額が提示され、納得すればそのまま売却もできるため、とにかく手間を省いて依頼したいというユーザーには適しています。
査定依頼は下記公式サイトから可能です。
カーネクストに詳しくは、下記記事にまとめていますので、良ければ参考にしてみてください。
ティーバイティーガレージが特に有利になるケース
①:ホイール・タイヤも一緒に売りたい
大手買取店はアルミホイールやスタッドレスタイヤをほぼ評価しません。引き取り拒否になることすらあります。
ティーバイティーガレージはこれらも買取対象としているため、車本体の査定額が同じでもトータルの受取額が上回る可能性があります。
「スタッドレスセットが4本余っている」「純正ホイールと社外ホイールが両方ある」という場合は、ティーバイティーガレージへの査定依頼が有効です。
②:バイク・農機具・建機もまとめて処分したい
ティーバイティーガレージはバイクや農機具・建設機械の買取にも対応しています。
引越しや農家の廃業、相続などで「車も農機具もまとめて片付けたい」というケースには、窓口が一本化できるメリットがあります。
こんな場合はティーバイティーガレージより大手を選ぶべき
以下に当てはまる場合は、大手買取店や一括査定の方が有利です。
- 新しい・状態の良い車を売りたい(大手買取店の方が優位)
- とにかく手間をかけずに売りたい(大手買取店の方が手続きがスムーズなケースが多い)
- 手続きをオンラインや電話だけで完結させたい(カーネクストの方がネット完結に慣れている)
ティーバイティーガレージに出せば必ず高くなる、というわけではありません。比較のための1社として使うのは有効です。
ティーバイティーガレージの販売は低価格帯中心
ティーバイティーガレージは販売も行っており、在庫は約600台となっています(2026年6月現在)。
大手販売店に比べると少ないですが、100万円以内の安価な軽自動車に強みがあり、諸費用も安めに設定されています。
セカンドカーや初めての車を低予算で探している人は、候補のひとつとして見ておく価値があります。
最後に:ティーバイティーガレージを使うべき人・使わなくていい人
使うべき人
- 不動車・10年超の低年式車を売りたい
- 余ったアルミホイールやスタッドレスタイヤもまとめて売りたい
- バイクや農機具・建機も一緒に処分したい
使わなくていい人
- 状態の良い比較的新しい車を売りたい
- 手続きをできるだけシンプルにしたい
- オンラインや電話だけで売却を完結させたい
不動車・低年式車の売却を検討しており、金額を知りたいという場合は、ティーバイティーガレージでも対応してもらえますが、より手間が無い方法とするには、まずカーネクストに問い合わせしてみることをおすすめします。


