「車は欲しいけど費用を抑えたい」——そんな若者に向けて、KINTOが新しい中古車プランを試験導入しています。
「中古車U35おてごろプラン」は、35歳以下・東京都・長野県・富山県限定で利用できるKINTOの中古車サブスクリプションサービスです。
KINTOでは従来から中古車を扱っていましたが、申込金が月額利用料の約6倍と高額なことがネックでした。
それが、「中古車U35おてごろプラン」では申込金11万円(税込)・解約金フリー・任意保険(車両保険付き)コミコミと、初期費用(申込金)が大きく減額されたことで、利用しやすくなっています。
「中古車U35おてごろプラン」のメリットは大きく下記3つです。
メリット② 解約金フリーで縛られない
メリット③ 法定点検・消耗品交換もコミ
一方で、注意点としては「在庫数が限られる」「6カ月は解約できない」などの下記5つの注意点があります。
注意点② 6ヶ月目までは解約不可
注意点③ 申込金11万円は返金されない
注意点④ 口座振替のみ・ボーナス払い不可
注意点⑤ 車両保険の自己負担が新車プランより高い
本日は、中古車業界に15年所属した筆者が、U35おてごろプランの仕組み・メリット・注意点を解説します。
中古車U35おてごろプランの基本情報
下記が「中古車U35おてごろプラン」のサービス概要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象車両 | 中古車(厳選した在庫車両から選択) |
| 対象者 | 申込時点で35歳以下・対象エリア在住の個人 |
| 対象エリア | 東京都・長野県・富山県(試験導入・限定展開) |
| 申込金 | 11万円(税込)一律 |
| 月額料金 | 2万円台〜(車種により異なる) |
| 契約期間 | 最長2年 |
| 解約金 | 0円(ただし6ヶ月目までは解約不可) |
| ボーナス払い | 選択不可(口座振替のみ) |
| 任意保険 | コミコミ(車両保険付き・自己負担最大10万円/事故) |
| 法定点検 | コミコミ |
| 消耗品交換 | 各1回まで含む(エンジンオイル・オイルフィルター・エアコンフィルター・ワイパーゴム) |
| 車検 | なし(2年契約のため不要) |
| 申込方法 | 対象の販売店のみ(店頭申込) |
従来の「解約金フリープラン(新車)」との違い
KINTOにはもともと新車向けの「解約金フリープラン」がありましたが、申込金の高さがネックでした。
| 比較項目 | 新車 初期費用フリープラン |
新車 解約金フリープラン |
中古車 U35おてごろプラン |
|---|---|---|---|
| 対象車両 | 新車 | 新車 | 中古車 |
| 対象エリア | 全国 | 全国 | 東京・長野・富山のみ |
| 申込金 | 0円 | 月額5ヶ月分(19〜40万円超) | 一律11万円 |
| 解約金 | あり(最大10ヶ月分) | 0円(いつでも) | 0円(6ヶ月以降) |
| 契約期間 | 3・5・7年 | 3年 | 最長2年 |
| 車検 | コミ(5・7年プランのみ) | コミ | なし(2年のため不要) |
| 車両保険自己負担 | 1事故最大5万円 | 1事故最大5万円 | 1事故最大10万円 |
従来の解約金フリープランは申込金が車種によって異なり、人気のヤリスでも約19万円、プリウスなら約25万円以上が必要でした。U35おてごろプランは中古車対象ながら申込金を一律11万円に抑えることで、若者が利用しやすい設計になっています。
新車のKINTOのサービスについては下記記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
なぜ若者に刺さるのか——3つのメリット
メリット① 任意保険(車両保険付き)がコミコミ——特に20代には大きい
一般的な車のサブスクサービスやカーリースでは月額利用料に任意保険料は含まれていません。
対して、KINTOでは任意保険が年齢・等級・免許証の色に関係なく月額料金に含まれています。これは特に20代前半の若者にとって大きなメリットです。
21歳未満が自力で任意保険に入ると、月額1〜3万円以上かかることもあります。KINTOなら月々の支払いがすべて一定で、保険料の変動を気にする必要がありません。
さらに車両保険も含まれているため、事故時も安心です(1事故あたりの自己負担は最大10万円)。
メリット② 解約金フリーで縛られない
解約金フリーという設計は、転勤・結婚・就職など若いうちにライフスタイルが大きく変わりやすい層にとって安心感があります。
KINTOに限らず、月額固定のカーリースは3年・5年などの契約期間内は解約できないという縛りがあり、気軽には利用できません。その点、利用者の希望により解約ができて、解約金も不要というのはユーザーにメリットがあります。
ただし6ヶ月目までは解約不可という制約があります。つまり「6ヶ月以上は最低限乗る前提で申し込む必要がある」という点は事前に理解しておく必要があります。
メリット③ 法定点検・消耗品交換もコミ
月額料金には法定点検に加え、下記の消耗品交換(各1回まで)が含まれています。
- エンジンオイル交換
- エンジンオイルフィルター交換
- エアコンフィルター交換
- ワイパーゴム交換
車のメンテナンスに不慣れな若者でも、基本的な消耗品の管理はKINTOに任せられます。
「中古車U35おてごろプラン」5つの注意点
注意点① 対象は中古車のみ・在庫数が限られる
U35おてごろプランで乗れるのは厳選された中古車のみです。新車への申込みはできません。また試験導入のため在庫数が限られており、希望の車種・色が必ず見つかるとは限りません。
対象車両は東京・長野・富山それぞれの担当販売店(トヨタモビリティ東京・長野トヨタ・トヨタモビリティ富山)の在庫から選ぶ形になります。
注意点② 6ヶ月目までは解約不可
「解約金フリー」という言葉だけを見ると、いつでも自由に解約できるように聞こえますが、契約開始から6ヶ月目までは解約できません。
6ヶ月以降はいつでも解約金0円で返却できますが、返却車両の走行距離・状態によっては精算金が必要になる場合があります。
注意点③ 申込金11万円は返金されない
11万円の申込金は契約時に支払うもので、途中解約しても返金されません。「解約金フリー」とは申込金以外に追加の解約金がかからないという意味となっています。
注意点④ 口座振替のみ・ボーナス払い不可
支払い方法は口座振替のみで、クレジットカード払い・ボーナス併用払いには対応していません。
注意点⑤ 車両保険の自己負担が新車プランより高い
新車の初期費用フリープランでは1事故あたりの自己負担(免責額)が最大5万円ですが、U35おてごろプランでは最大10万円と倍額になっています。事故が多い若者(特に運転経験が浅い方)は注意が必要です。
おてごろプランをおすすめできる方・できない方
おすすめできる方:
- ✅ 東京都・長野県・富山県在住で35歳以下
- ✅ 初めての車で任意保険の手続きが面倒・保険料の高さが気になる(特に20代前半)
- ✅ 転勤・引越し等ライフスタイルが変わる可能性があり、長期の縛りを避けたい
- ✅ 11万円の初期費用は用意できるが、新車の解約金フリープランの20〜30万円はきつい
- ✅ 新車にこだわらず、状態の良い中古車でOKな方
- ✅ 最長2年という短期間でまず試してみたい方
おすすめできない方:
- ❌ 東京都・長野県・富山県以外に住んでいる(利用不可)
- ❌ 36歳以上(年齢条件外)
- ❌ 新車に乗りたい方(中古車のみのプラン)
- ❌ 6ヶ月以内に解約する可能性がある方(6ヶ月目まで解約不可)
- ❌ クレジットカード払い・ボーナス払いを希望する方
- ❌ 月間走行距離が多い方(超過分は別途精算)
最後に
KINTO 中古車U35おてごろプランは、「新車の解約金フリープランは申込金が高くて手が出ないが、解約金のリスクなしで車に乗りたい」という若者のニーズにダイレクトに応えたプランです。
申込金11万円・解約金フリー(6ヶ月以降)・任意保険(車両保険付き)コミという内容は、初めて車を持つ若者にとって非常に理解しやすく、始めやすいサービスです。
一方で「中古車のみ・在庫数が限られる・東京・長野・富山限定」という制約があり、現時点では多くの人が使えるわけではありません。試験導入の成果次第で全国展開される可能性もあるため、他地域の方は今後の動向に注目してください。
対象地域・在庫車両・月額料金の最新情報はKINTO公式サイトでご確認ください。
KINTO」を利用するために今乗っている車を売却する場合は、トヨタのT-UPでの買取もできますが、少しでも高く売るには複数の買取店を比較したほうが良いです。
近年では高く買い取る確率が高いのは「ネクステージ」です。理由は、自社販売が非常に好調であり、在庫確保のために買取を強化しており、実績が国内ナンバー1のためです。
年式が新しいとか、走行距離が少ないという再販向きの車は特に高く買い取ります。
一方、販売店向きでない低年式や走行距離が多い車は積極的に値段を提示してこないため、その場合は「ユーポス」や「ラビット」を含めて比較したほうが良いです。
複数買取店に査定依頼する際は、下記リクルート社が運営するカーセンサーネットを利用すると、簡単に絞り込んで依頼することができます。
ネクステージ1社に査定依頼をしたいという場合は、下記公式サイトより依頼可能です。


