リベラ―ラは諸費用や保証が高めだけど評判の良い5つの理由とは

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輸入車の販売好調を背景に、ガリバーは輸入車専門店リベラ―ラ「LIBERALA」の出店を継続しています。

リベラ―ラは、特徴的な店舗外観とともに、高品質な品揃えや丁寧な接客、くつろぎの店内などで利用者からの評判が良いです。

また、展示車両が多数あることから、色々な車種を実際に見ながら検討したいという利用者にも適しています。

一方で、有償の保証や購入時の諸費用が高めという注意点もあります。

有償の保証は他社にはない長期間という特徴がありますが、最長の5年を選択すると約50万円と高額になります。

リベラ―ラでの購入に向いているのは下記のような方々です。

多少高くても安心して購入したい

手厚い保証を受けたい

丁寧な接客を受けたい

居心地の良い空間で商談したい

本日は、ガリバーの輸入車専門店リベラ―ラに実際に訪問した上で、評判の良い5つの理由と3つの注意点をみていきます。

 





リベラ―ラ「LIBERALA」の評判が良い5つの理由

ネット上ではあまり評判が良くないガリバーですが、輸入車専門店リベラ―ラの評判は上々です。リベラ―ラの評判が良い主な理由は下記5つです。

評判の良い理由① 修復歴車なしで高品質な在庫

リベラ―ラの在庫車両は全車修復歴なし(事故車ではない)であり、内外装も状態の良い車です。

リベラ―ラでは在庫車両のほとんどを、外部検査団体であるAISの査定を受けており、中古車販売店で問題ないとされる評価点4点もしくは4.5点(5点満点)の評価が付いています

AISの査定とは、メーカー系の中古車販売会社とオークション運営会社オークネットが定めた基準による査定であり、業界のスタンダードとされ信頼性が高いです。

一般に、中古車販売店では在庫車両の査定はオートオークションの基準を参考とするものの、自社の査定員が行っており、評価は様々です。

そのため、修復歴車でないという表示で購入したのに、実は修復歴車であったということが多く発生しています。

全ての中古車販売店がAISの査定を受ければ良いですが、コストが高くつくため、一般の中古車販売店では利用されません。

リベラ―ラでは、コストの掛かる外部検査団体の査定を利用して、在庫車両の信頼性を確保しています。

 

評判の良い理由② おしゃれなカフェのような雰囲気の店内

リベラ―ラの店舗の内外装は非常に凝った作りとなっており、お洒落なカフェのような雰囲気です。

高額な輸入車を取り扱う店舗ということで、内装のインテリアにも気を配っており、長時間でもくつろげる空間となっています。

コーヒー専門店さながらのこだわりコーヒーや、壁一面に多ジャンルの雑誌や本が置かれているなど、従来の中古車販売店とは一線を画すとなっています。

商談時や、購入後の点検や整備などで、長時間滞在される方も多いとのことです。

従来の中古車販売店にない落ち着いた雰囲気は女性を中心に評判が良いです。

 

評判の良い理由③ 丁寧な接客

近年のガリバーは東証一部上場企業ということもあり接客に力を入れていますが、リベラ―ラの接客には特に力を入れており対応が非常に丁寧です。

中古車販売店にありがちな強引な接客はありません。

実際に訪問してみた際も、スムーズな受け答えで車を紹介してくれ問題ない対応でした。

口コミにも接客が丁寧で、店内の雰囲気が良かったというものが多いです。

 

評判の良い理由④ 全車1か月間の保証付き

リベラ―ラでは、納車後1か月間の保証を無償で全車に付けています

通常、中古車販売店は現状販売といって保証なしで販売することが多く、その場合は納車直後の不具合出あっても購入者の負担で修理しなければなりません。

故障の可能性が高いエアコンやオーディオなどの電装系部品も保証対象となるということです。

輸入車は国産車に比べて不具合が起こる頻度が高いため、無償で保証が付いてくるのはありがたいサービスです。

 

評判の良い理由⑤ 30日以内であれば返品OK

リベラ―ラでは、納車後30日以内であれば返品が可能です。

・使い勝手が思ったより悪かった

・急な転勤となってしまった

・家族に反対された

など、どうしても車を手放さなければならない場合には、車両本体価格100%で買取してもらえます。

名義変更や整備、保証などの諸費用は返金対象とはなりません。

一般に、納車された直後に買取を依頼したとしても、車両本体価格の60~70%での買取しかなりません。諸費用は含まれないとしても車両本体価格100%での買取は、万が一の際にありがたいと言えます

 

リベラ―ラは評判の良い特徴がある一方、購入時に注意すべき点もあります。主な注意点は下記3つです。

注意点① 購入時の諸費用が高め

リベラ―ラで購入時にかかる諸費用は、30~35万円とのことです。諸費用とは、名義変更の手数料、整備費用、諸税金(未経過自動車税、未経過自賠責保険料等)、リサイクル料などのことです。

他の中古車販売店に比べて高めな項目は下記です。

・名義変更費用 約10万円 他社4~5万円

・整備費用 約10万円 他社4~7万円

また、オプションとしてコーティングを勧められます。

コーティングの費用は約15万円(廉価版7万円もあり)であり、コーティングまで含めると総額45~50万円となります。

費用を少しでも節約するのであれば、コーティングを外すとか書庫証明の取得を自分で対応するなどしたほうが良いです。

 

注意点② ローン金利が5.9%~7.9%と高め

リベラ―ラで購入時にローンを組む際の金利は基本7.9%とのことです。

営業の話を聞くと、オプション(コーティング)を付けるとか、有償の保証に加入すると3.9%までは交渉できるということでした。

ただ、3.9%になったとしても、銀行系や輸入車ディーラーの安い金利に比べると高めです。

リベラ―ラで車を買うからと言って、リベラ―ラでローンを組まなければならないということは無いため、少しでも支払利息を抑えるためには、銀行や信用金庫などの金利の安い自動車ローンを組むことをおすすめします。

 

注意点③ 有償の保証料が高め

リベラ―ラでは最長5年間という長期の保証を提供しています。他社ではだいたい1~2年という保証期間が多く、5年もの長期に渡る保証を提供してくれる所はほとんどありません。

ただし、5年間の保証料は約50万円ということで、費用が高額となります。また、初年度登録より一定期間経過していると5年の保証に加入できないという条件もあります。

保証の期間は1年~5年で選択でき、概算は下記金額となります。

1年 3年 5年
約20万 約35万 約50万

リベラ―ラの有償保証は、他社では有償でも保証対象外となることが多い電装系の部品も対象となりますが、費用は高めです。

新車登録から3年まではメーカーの保証を継承できるため、高年式(初年度登録から3年以内)であれば、別途有償の保証に入る必要は無いと思います。

 

買取は「ネクステージ」が好調

リベラ―ラでは買取にも力を入れており、輸入車のみならず国産車の買取も積極的に行っていますが、近年は競合大手の「ネクステージ」に勢いがあります。

ネクステージは自社の販売台数の好調を背景に、下記グラフのように右肩上がりで買取台数を伸ばしており、直近の年間買取台数は25.4万台(2024年11月期)とガリバーの18.3万台(リベラ―ラ買取含む)を大きく上回り国内トップです。自社の輸入車専門店「ユニバース」の販売も好調であり、展示在庫とする輸入車の買取にも注力しています。

◆ネクステージの年間買取台数の推移グラフ

ネクステージは自社の販売店向きの状態の良い車は特に高値を提示します。

実際に筆者がネクステージに車を売却した所感としては、下記3つがあります。営業のスタイルとしては、「ユーポス」のようなゴリゴリ営業するのではなく、提示する値段に自信を持っているためかスマートな接客の印象でした。商談重視というよりも単純に高く売りたいというユーザーに適していると思われます。

所感① 金額をはっきり提示する
所感② 提示金額が他社より高め
所感③ 契約後の減額がなく安心できる

一方で、販売店向きでない低年式や走行距離が多い車は値段提示に消極的なため、そのような場合はオークション販売に強い「ユーポス」「ラビット」を比較したほうが良いです。

複数買取店に査定依頼する際は、下記リクルート社が運営するカーセンサーネットを利用すると簡単に大手買取店を絞り込んで依頼が可能です。査定料や成約料は無料です。複数買取店を比較することで、高く売れる確率が高まります。

カーセンサーネット公式サイト

複数買取店を比較するのは面倒だし、営業電話が頻繁にかかってくるのも避けたいという場合は、下記公式サイトより「ネクステージ」1社に査定依頼することも可能です。

フルスイング買取「ネクステージ公式サイト」

最後に

輸入車人気の高まりを受けて、ガリバーはリベラ―ラでの販売戦略に力を入れています。直近での在庫台数は全店舗で約1,500台と輸入車専門店としては全国トップクラスです。

ネット上では、リベラ―ラの悪い評判も散見されますが、それらは主に諸費用やローン金利の高さによるものです。ただ、高額輸入車を扱う中古車販売店はどこも同じように高額なところが多いため、リベラ―ラのみが高いという訳ではありません。大手ゆえに期待していたよりも、満足がいかなかったという面もあるかと思われます。

「LIBERALA千葉」などの大型店舗では、在庫を多様に揃えることで、実際に色々な輸入車を見ながら検討したいという需要に沿う店舗となっています。輸入車の購入を検討されている方は、検討材料に加えてみてはどうでしょうか。

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