新型オデッセイの価格は高いか?マイナーチェンジレビュー

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ホンダの上級ミニバン「オデッセイ」が2020年11月にマイナーチェンジを行い、主に外観が大幅に刷新されました。

主な変更点としては、フロントフェイス・リアビューの刷新、インパネ周りの刷新、ジェスチャーコントロール・パワースライドドアおよびハンズフリーアクセスパワーゲートの採用があります。

また、今回のマイナーチェンジに伴い、グレードが「アブソルート」に統一され、廉価版のグレードが廃止されています。

購入する人のほとんどが「アブソルート」を選択している現状があるものの、「G」などの標準グレードが無いのは少し寂しく、売れ行きにも影響しそうです。

乗り出しの価格は約400万円~ということで、アルファードのベースグレード(X)と同等であり、正直安いとは言えません。

本日は、マイナーチェンジ後の新型オデッセイについて、特徴をみていきます。

 

3年ぶりのマイナーチェンジで大幅変更

今回のマイナーチェンジは、前回の2017年11月から3年ぶりであり、前回に比べて大幅な刷新がなされています。

特に外観はガラっと印象が変わり、従来のスタイリッシュなフォルムから、押し出し感の強いフロントマスクにより力強さが増しています。

外観については好みが分かれるところだとは思いますが、売れ行き絶好調である「アルファード」のような迫力あるフロントフェイスに寄せた印象で、一定の支持はありそうです。

登場当初は絶大な人気を誇った「オデッセイ」ですが、近年は売れ行きが低迷しており、今回のマイナーチェンジで復活が期待されます。

 

乗り出し価格は約400万円~と高め

マイナーチェンジ後の各タイプの価格は下記となっており、ベースタイプ「アブソルート(ガソリン)」の車両価格349.5万円で諸費用(オプション最低限)を含んだ乗り出し価格で約400万円となります。

他のタイプでも、車両本体価格に約50万円を加算した金額が乗り出し価格の参考となります。

営業マンの話によると、値引きは約10~20万円程度とのことで、オプションを多く付けるとその分増えます。選択するタイプにもよりますが、口ぶりからは30万円程度はいけそうな雰囲気でした。

上位タイプのEXは、主に下記の装備が追加されて約23万円高(ガソリン)/約30万円高(ハイブリッド)なので、買い得感はあると思います。

・ハンズフリーアクセステールパワーゲート

・運転席・助手席シートヒーター

・18インチアルミホイール

・助手席パワーシート

・ブラインドスポットインフォメーション

・フルオートエアコンディショナー

・運転席大型アームレスト

・後退出庫サポート

また、上位タイプのEXには本革シートをつけられます。約20万円高となりますが、売る時にもそのくらいのプラスになることや、手入れもラクになるというメリットがあります

コミコミ400万円~という価格は、アルファードのベースグレード(X)と同等の価格であり、安い!とは言えない価格です。リセールを考えるとアルファードが有利です。

オデッセイを選択するメリットとしては、ジェスチャーコントロール・パワースライドドアなどの新機能があることや、他のミニバンに比べて車高が低く、乗りやすいことや走りの快適さがあります。

 

外装色は5色で、リセールを考えると「真珠白」か「黒」

※画像は外装色オプシダンブルー・パール ホンダ公式サイトより

外装色は下記5色となっており、「オプシダンブルー・パール(濃紺)」以外は特別色となり、4万円の追加費用が発生します。

・プラチナホワイトパール(真珠白)

・スーパープラチナ・メタリック(銀)

・プレミアムスパークルブラック・パール(黒)

・プレミアムヴィーナスブラック・パール(青みがかった黒)

・オプシダンブルー・パール(濃紺)

外装色は好みですが、リセールを考えると「プラチナホワイトパール」か「プレミアムスパークルブラック・パール」を選択したほうが良いです。

汚れが目立たず、手入れがラクなほうが良いという方は、「スーパープラチナ・メタリック」をおすすめします。

 

ジェスチャーコントロール・パワースライドは便利なのか

今回のマイナーチェンジの目玉として追加されたのが、「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」という、手をかざすだけでスライドドアが開閉できるという機能です。

ただ、筆者も実際に試してみましたが、手をかざして反応するまでに数秒の時間を要し、またうまく反応しないこともあり、リモコンや手で操作したほうが早いのでは、という印象を受けました。

両手がふさがっているときは、肘でも反応し、買い物時などに便利という説明でしたが、慣れるまでに時間が掛かりそうです。

ドアに表示される電飾の演出は綺麗であり、他の車には無い最新の技術を日常で利用したいというニーズには支持されるかとは思います。

 

ボディサイズは大きく変更なし

ボディサイズは全長4,855mm(マイチェン前比+15mm)×全幅1,820mm(+0m)×全高1,695mm(+10mm)とマイチェン前から若干拡大していますが、大きく変更されていません。

マンションなどの一般的な立体駐車場のパレット幅1,850mmにおさまるサイズとなっています。

「アルファード」に比べると、全高で240mm低いサイズですが、その分ステップ高も低く、乗りやすい設計になっています。

 

ホンダセンシングは標準装備

安全運転支援システムとして、下記の機能が全車標準で搭載されています。

・衝突軽減ブレーキ

・路外逸脱抑制機能

・歩行者事故低減ステアリング

・車線維持支援システム

・誤発進抑制機能

・後方後発進抑制機能

・先行者発進お知らせ機能

・標識認識機能

渋滞時に自動追従するシステム(アダプティブクルーズコントロール)はハイブリッドのみの搭載となっています。

自動運転にはまだ遠いですが、衝突軽減ブレーキなど万が一の際に安心できる機能であり、事故抑止につながります。

 

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最後に

今回のマイナーチェンジで、外観がガラっと変わり従来のスタイリッシュなフォルムから、押し出し感の強いフロントマスクで、迫力が増しました。

内装についても、インパネ・メーター周りの変更、収納スペースの充実化などマイナーチェンジを超えているような進化がなされています。

グレードがアブソルートに統一化されたため、価格帯は高めな印象を受けますが、それに見合う内容にはなっていると思われます。

上級ミニバンのカテゴリでは、アルファード1強の現況ですが、人気ミニバンの元祖であるオデッセイの巻き返しがなされるかどうか、注目したいです。

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