中古車買取日本一規模のガリバーは輸入車買取に力を入れており、他社より20万円も高く買い取るという事例もあります。
なぜガリバーは輸入車を高く買いることができるのでしょうか。
ガリバーが輸入車の買取に強いポイントは大きく下記2つです。
ポイント② 輸入車ディーラーのノウハウを活用した買取
ガリバーの昨期(平成30年期)における直接販売台数(小売台数)は125,151台であり、総買取台数の54%にあたります。つまり買い取った車の2台に1台は直接販売しているということで、この比率は大手買取店の中では飛びぬけています。
大手買取店では買い取った車のほとんどはオートオークションで売却しており、直接販売する比率は10%もありません。
買い取った輸入車を直接販売する比率が高いことが、高く買い取る最大の理由です。
また、ガリバーはグループ会社に「モトーレングローバル」という輸入車ディーラーを持っており、そのノウハウを買取に活かしています。
本日は輸入車を高く買い取るガリバーの強みについて解説します。
輸入車を高く買い取るガリバーの2つのポイント
ポイント① 輸入車専門店を含む自社の店舗で直接販売
ガリバーは輸入車専門店「LIBERALA」をはじめ、「WOW!TOWN」や「ガリバーアウトレット」などの大型販売店で買い取った輸入車を直接販売しています。
近年では、全国約550の買取店でも直接販売を強く進めています。
ほとんどの大手買取店はオートオークションの相場を基準に買い取りをしています。具体的には日本最大のオートオークション会場である「ユー・エス・エス」の相場です。
オートオークションの相場は業者間の売買のため、一般の人が買う販売価格よりかなり安いです。買取価格と販売価格の差が大きい輸入車ではなおさらです。
下記表のように、中古車販売店の販売価格には買取価格の他に「買取店の利益」、「オートオークションの利益」、「販売店の利益」が入っています。
ガリバーは買い取った車を直接販売することで、オートオークションを経由するコストを省き、他社よりも高値での買い取りにつなげています。
※大手買取店とガリバーの買取イメージ
ポイント② 輸入車ディーラーのノウハウを活用した買取
ガリバーはグループ会社に「モトーレングローバル」という輸入車ディーラーを持ち、そのノウハウを輸入車買取に活かしています。具体的な買取ノウハウとは大きく下記2つです。
ノウハウ① 正確な査定ができる
輸入車の査定は国産車に比べて難易度が高いです。理由は輸入車のほうが作りが複雑であり、査定しにくいからです。
そのため、査定額を大きく左右する修復暦(事故車)の判断も国産車より難しいです。修復歴を判断するフレームの接合部分が輸入車は見えにくいです。
よって、査定のノウハウがしっかりとないと、事故車を事故車と見抜くことはできません。
事故車をしっかりと見抜けないと、無事故車を事故車と判断し安くしか査定額を提示できなかったり、逆に事故車を無事故車と判断し高く提示しすぎてしまいます。
高く提示しすぎてしまった場合は、契約後に減額をせまられるなどのトラブルに発展することがあります。
大手買取店のスタッフでも正確に査定できるのはほんの一握りです。
輸入車の査定が正確にできるようになるにはしっかりとした研修と経験が必要です。しかし、大手買取店では人手不足を理由に、スキルの低い状態で現場に出ざるを得ないのが現状です。
ノウハウ② 輸入車相場を正確に把握
輸入車の相場を正確に把握するのは国産車に比べて難しいです。理由としてはオートオークションの輸入車の相場が安定していないからです。
特に高額の輸入車となるとその幅が大きく、正確に相場を読むことは極めて難しいです。
また、輸入車は限定車や特別仕様車などで金額が大きく変わります。限定車や特別仕様車の種類は多岐にわたり、それぞれの内容がどれだけ金額に影響するか判断するには専門のノウハウが必要です。
ほとんどの買取店は輸入車買取のノウハウを持っていません。ガリバーは「モトーレングローバル」の輸入車買取ノウハウを活かして、高値買取につなげています。
輸入車の販売は好調!
近年では、少子高齢化や若者の車離れにより自動車販売台数は減少傾向にあります。カーシェアリングやライドシェアなどの新しいサービスも販売台数減に拍車をかけています。
そんな中で輸入車の販売は好調です。下記のように輸入車中古登録台数は年々増加しています。
※日本自動車輸入組合調べ 単位(万台)
高額輸入車の買取はさらに差が出る!
近年は景気の回復を受けて高額輸入車の売れ行きが好調です。ポルシェやベンツ・BMW等の上級グレードで500万以上の価格帯でも販売好調です。
高額輸入車はオートオークションでの相場が読みづらく、大手買取店では利益が確実に見込めるラインでしか査定額を提示できません。そのため、買取価格と販売価格には大きな差が出ます。
買取価格と販売価格の差が100万円以上出ることもザラにあります。
直接販売できるガリバーでは、販売価格を基準に買取金額を出せるため、オートオークションを基準とする買取よりも高値が出せます。高額輸入車となると、その差がより大きくなります。
輸入車を売るときにおさえておきたい3つのポイント
ポイント① 整備手帳や保証書をそろえておく
整備手帳や保証書をきちんとそろえておくことは重要です。理由はきちんとそろっているほうが次に販売しやすいからです。
特に、輸入車を購入する人は整備の状況を気にします。整備手帳がないといくら外装や内装がキレイでも敬遠されてしまいます。
新車登録から年数が経過していたとしても、保証書も重要です。
筆者の経験上も、車は気に入ったけれど保証書や整備手帳が無いということで信用度に欠けると言われ販売に至らなかったことがありました。
ポイント② 付属品をそろえておく
スペアキーや取扱説明書、専用工具もそろっているほうが良いです。特にスペアキーや専用工具が無い場合は、再発行の対応に費用と時間が掛かります。
そのため、無い場合は査定の評価が下がります。
ポイント③ 車をキレイにしておく
車を前もってキレイにしておくこくことは重要です。特に内装は外装よりも細かく見られます。理由としては、内装は外装よりも修繕するのが難しいためです。
シートにシミがあったり、室内に強いにおいがある場合は高値がつきません。
そのような場合はできる限りキレイにしておいたほうがよいです。シートのシミは市販の中性洗剤を利用することで、目立たなくなります。
ペットの毛や吸い殻がある場合は、極力取り除いておいたほうが良いです。
外装は水洗い洗車をする程度で大丈夫です。
まとめ
一昔前は輸入車というと敷居が高く、一部の富裕層しか所有できないというイメージが強かったです。
しかし、近年は景気の回復により高額輸入車の需要が増加していることや、輸入車の廉価モデルが多数出てきて手が出しやすくなったことから購入者が増加しています。
ガリバーはそのような状況の中、自社の店舗での直接販売を推進することで、輸入車の高値買取につなげています。
輸入車の売却を考えている方は、ガリバーを比較検討の1社に入れてみることをおすすめします。
実際に、ガリバーに査定依頼する場合は、下記カーセンサーネットを利用して査定依頼することをおすすめします。このサイトを経由することで、足元を見られることもありません。
複数買取店を競合することで、高く売れる確率が高まりますが、交渉するのが面倒という方はガリバー1社に依頼することも可能です。
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輸入車の買取だけでないガリバーの評判については、下記記事にまとめていますのでよろしければ参考にしてみてください。