大人数で乗る機会が増えたからミニバンの購入を検討していませんか?
ミニバンと一口にいってもコンパクトミニバン(フリード、シエンタ等)、ミドルミニバン(ノア、ステップワゴン等)、ラージミニバン(アルファード、エルグランド等)と車種は様々です。
その中で、新車で買うと400~500万程度するミドル~ラージミニバンを中古で安く買いたいという声は多く、予算コミ(乗り出し)100万円で探したいという要望は多いです。
筆者の経験からも販売店に訪れる方で100万円以内でミニバンを探している!という方は多かったです。
そんな需要を背景に100万円でおさまる中古のミニバンを主に取り扱う販売店も数多くあります。
本日は、ミニバンの中古を100万円で探す際のおすすめ車種と、おすすめできる販売店を中心にみていきます。
タマ数豊富!コミ100万のミニバンの中で在庫が多いのはセレナ
100万円の予算でミニバンが買えるのか?と思われる方もいますが、該当する車両は多数あります。
コミコミ100万のミニバンの中で在庫が多いのはセレナです。
カーセンサー掲載車両の中で、コミ100万円の目安となる車両本体価格80万円以内(諸費用を20万円と仮定)でミドル・ラージミニバンを検索すると年式ごとに下記の台数があり、セレナが最も台数が多いです。(2021年2月現在 走行距離10万キロ超えと修復歴有は除く)
セレナは元々の新車価格が安価なことから、100万円以内でも他車種に比べて年式の新しいものが多いです。
安価な値段だから、質が悪くすぐ壊れるでしょ、と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
きちんと整備がなされていれば、すぐに壊れるということはありません。
とはいえ、高年式の車と比べて経年劣化はありますので、車を選ぶ際はなるべく年式が新しいか走行距離が少ないものを選んだほうが良いです。
その面でも、在庫台数が多いセレナは選択肢が多いためおすすめできます。
また、エスティマも在庫が多いとともに、ハイブリッドも選択できるためおすすめです。
一方、ラージミニバンであるアルファード、エルグランドはセレナ、エスティマに比べ台数が少なく、年式も古くなってしまいます。
修復歴ありは避けたほうが良い
コミコミ100万円でミニバンを探すと、修復歴有の車も中にはあります。
修復歴が有る車は無い車に比べて、2~3割程度安くなっており、魅力的に見えますが避けたほうが無難です。なぜなら、思わぬ不具合が出る場合があるからです。
修復歴有の車を扱っている販売店としては、「小さな事故だから大丈夫!」とか「後ろの事故だから大丈夫」と言って問題ないことをアピールしますが、一般の人は事故の大きさは車を見てもわかりません。
修復歴の大小による車への影響はプロが見ても判断が難しく、小さな事故と思っていても思わぬところに影響する場合があり、避けたほうが良いです。
100万円の中古ミニバンの懸念点5つ
コミ100万円でも良質なミニバンは数多くありますが、年式が古いため高年式の車と比べて劣る点は確かに存在します。主な懸念点は下記5つです。
懸念点① 内装の経年劣化
車の外装に比べて内装を修復をするのは難しいです。走行距離が多い車はシートのへたりやハンドルのスレ、天張りのたるみなどがひどいことがあり、内装をしっかりチェックする必要があります。
また、内装の臭いについても、ペットや芳香剤の臭いが長年染みついている場合があるので、注意が必要です。
内装のクリーニングをどこまでやるかは販売店次第のため、実車をしっかりと確認したほうが良いです。
懸念点② タイヤ・ホイルの劣化(損傷)
コミ100万円のミニバンは走行距離が多いものが主であり、タイヤがすり減っているものが多いです。タイヤがすり減っていても、車検が通るレベルであれば、そのまま納車されるのが通常です。
車によっては片べり(タイヤの外側だけがする減る状態)がひどいものもありますので、そのような場合は交渉して新品に代えてもらったほうが良いです。
また、アルミホイールについてもガリ傷がついている場合があります。外装の修復は行っても、アルミホイールの修復はしないことが通常ですので、購入前にチェックし気になるようであればこちらも交渉して修復してもらうことをおすすめします。
懸念点③ ナビが小さく古い
高年式の9、10.5インチといった大画面と比べると、画面が小さく地図データも古いです。
初年度登録から10年以上経過している場合、純正のナビはほぼ使えないと思っていて良いでしょう。
地図データを入れ替えている車もありますが、かなり稀です。
懸念点④ 最新の安全装備がない
近年主流の衝突防止ブレーキや車線維持システム、電動パーキングシステムなどは付いていません。
当然と言えば当然ですが、あとから付けることができないため、そのあたりは割り切る必要があります。
懸念点⑤ 初年度登録から13年以上経過すると税金が高くなる
初年度登録から13年以上経過すると重課といって、自動車税が約15%高くなります。
2,000CCクラスの車だと年間45,400円と約6千円高くなります。
重量税も約40%高くなりますので注意が必要です。
コミ100万円でミニバンを探せるおすすめ販売店は
コミ100万円でミニバンを購入する場合は、車両の質もさることながらきちんと整備をしてくれ、購入後もしっかりと面倒を見てくれる販売店で購入することをおすすめします。
筆者の経験からおすすめできる販売店はCSオートディーラー(埼玉県)です。埼玉にある販売店ですが、全国での対応も行っています。
CSオートディーラーは、創業40周年の老舗であり、アルファード専門店やエスティマ専門店などミニバンに特化した販売店を展開しています。
価格帯も100万円以下の車が多く、経済的かつ良質な在庫を多数そろえています。
購入後の保証についても2~5年という長期の保証(有償)を提供しています。
走行距離が10万キロを超える車両もありますが、きちんと整備されて納車されます。
全車修復歴無ということで、品質にはこだわっており購入者からの評判も良いです。
今乗っている車を高く売るには複数買取店を比較する
ミニバンへの乗り換えを検討しており、今乗っている車を少しでも高く売るためには、複数の買取店を比較したほうが良いです。
購入する店で下取りもしてもらえますが、買取店を比較することでより高く売れます。
近年は買取店ごとに仕入れ強化車種が異なってきており、価格にバラつきが出ることが多いです。
人気車種や年式が新しいといった販売店向きの車は「ビッグモーター」や「ネクステージ」が強いですが、年式が古いとか走行距離が多い車は「ユーポス」や「ラビット」のほうが強いです。
買取店を比較する際は、下記リクルート社が運営するカーセンサーネット公式サイトから依頼すると簡単に絞り込んで依頼できます。
カーセンサーネットを利用することにより、依頼される側は競合があると思うため足元を見られることもありません。
複数買取店と交渉するのは面倒だし、苦手・・・という方は、「オークション方式の買取サービス」をおすすめします。
「オークション方式の買取サービス」とは、ユーザーの車に興味がある複数買取店がネット上のオークションで競り合うことで、高く売れるという新しいサービスです。
「オークション方式の買取サービス」を展開する「ユーカーパック」では、全国5,000社超えの買取店から入札を見込むことで、ハマれば驚くほど高く売れる可能性があります。
査定を受けて出品しても、希望額まで入札が入らず売買が成立しないという場合もありますが、出品料や査定料は無料です。(成約時のみ1万円の手数料が発生)
時間に余裕がある方は試してみてはどうでしょうか。査定は下記公式サイトから依頼可能です。
ユーカーパックの詳しい内容は下記にまとめていますので、参考にしてみてください。
最後に
コミ100万円以内でミニバンを探している!という声は多く、そのような声に応える販売店も多く存在します。
10年落ちの車でもすぐに壊れて走れない!ということはないですが、車両の個体差もありますので、きちんと整備をしてくれる販売店で購入したほうが良いです。
実際に購入する際は、販売店選びも重要になりますので、口コミ等を参考にすることをおすすめします。