車のカスタムやコンプリートカー販売を手掛ける「KUHL Racing(クールレーシング)」の評判はどのようなものでしょうか?
オリジナルのエアロやホイール、マフラーの質が良いのと、接客が良いという評判があります。
車購入の需要が減少していると言われている中、人とは違った車に乗りたい!という方から支持を受け、販売台数が年々増加しています。
また、「KUHL Racing TV」というYouTubeチャンネルは約22万人のチャンネル登録数(2022年1月現在)を誇り、多くの方から支持されています。
本日は、カスタムカー製作・コンプリートカー販売の「クールレーシング」について、コンプリートカーの内容や接客の評判を中心にみていきます。
規模を拡大するKUHL(クール)グループ
クールレーシングが属するクールグループの発祥は名古屋ですが、徐々に規模を拡大し、大阪・さいたま・栃木と店舗網を拡大しています。
ドバイにも拠点を持ち、海外への売り込みも積極的に行っています。
元々はスポーツカーのチューニングやエアロ装着、外装ペイントを手掛けていましたが、近年はエアロ、アルミ、マフラー、足回り、ナビをセットにしたコンプリートカー販売をメインで行っています。
高い技術力から産み出される自社製作のカスタムパーツは国内外から高い評価を得ており、世界を代表するカスタムショーでグランプリを複数回受賞しています。
セット販売&自社製作でコスト圧縮
エアロ・アルミ・マフラー・足回り・ナビゲーションをカスタムショップで頼むと工賃を入れて総額100万円程度かかります。
クールレーシングでは、車両とドレスアップパーツをセットで販売することと、各パーツをまとめて自社で製作することで、コストを圧縮し支払総額を安価にしています。
そのドレスアップパーツをセットにして装着した車両をコンプリートカーとして販売しています。
参考例ですが、ライズX”S”をパーツごとに購入した場合とクールコンプリートカーの総額比較では、約20万円の差が出ます。
各パーツはそれぞれメーカーや仕様が異なるので、一概に比較は難しいですが、KUHLのアルミ&ホイールは定価40万以上するなど、品質の高いものが装着されます。
エアロ、アルミ、マフラーは自社でこだわって製作しており、デザイン性と機能性に定評があります。
新車だけではなく、中古車をベースにしたコンプリートカー製作も行っています。
納期はメーカー納期プラス2か月
クールレーシングのコンプリートカーの納期はメーカーの納期プラス約2か月となります。
直近では新車の納期が遅れており、メーカー納期が2~3カ月かかるため、クールレーシングでの作業期間を含めると約4~5か月かかっています。
内装のシート貼り替えなどのカスタムが入るとさらに伸びるケースがあるとのことです。
保証はメーカー保証で対応
コンプリートカーの保証は基本的にメーカー保証での対応となります。
クールレーシングでカスタムした部分(エアロ、足回り、マフラー等)はクールレーシングでの保証となります。
メーカーの保証なので、不具合時にはディーラーに持ち込めば対応してもらえますが、クールレーシング店舗に持ち込んでも対応してもらえます。
セット販売のコンプリートカーは全メーカーの新車に対応しているわけではない
クールレーシングでは車両とパーツを一括発注することで価格を抑えているため、ベース車両は特定の車種となっています。
全メーカーの新車から選べるという訳ではありません。
営業マンの話では、ベース車両に無い車種でもできないことはないが、総額が高くなってしまう、ということでした。
メーカー別ではトヨタが圧倒的に多く(19車種)、他メーカーの扱いは少ないです。(2022年1月現在)
ローン購入時の金利は4.9%
クールレーシングで購入時にローンを組む際の金利は4.9%ということで、ビッグモーターやガリバーなどの9%前後に比べると安めですが、銀行や信用金庫などの安い自動車ローンと比べると高めです。
支払い期間は120回払いという長期の契約に対応しています。
ディーラーなどでよく勧められる残価設定型ローンにも対応していますが、営業マンの話では、カスタムカーのため残価を高く出すことが難しく、おすすめはできないとのことです。
チューニングに強み
元々チューニングを主にやってきたことから、スポーツカーのチューニングには定評があります。
動画でも配信されていますが、GT-Rやスープラなどのハイパワースポーツカーのチューニングを得意としています。
特に、自社開発するマフラーは、高い技術力によりエンジンパワーや排気音を改善するということで評判が良いです。
接客は丁寧
クールレーシングの店舗スタッフは若いスタッフが多く接客が丁寧です。
実際に複数店舗に訪問してみましたが、非常に親切で丁寧な対応でした。
カスタムの内容もわかりやすく教えてくれ、好感がもてました。
Googleの口コミでも対応が丁寧という投稿が多いです。
中古車販売店のようにプライスボードが貼ってある車両があるわけではなく、一見入りづらい雰囲気ですが、一度入ると丁寧に対応してもらえます。
チャンネル登録者数22万人「KUHL RacingTV」
クールレーシングのYouTubeチャンネル「KUHL RacingTV」では、自社商品の紹介のみならず多彩なコンテンツを提供しています。
創業社長自らが出演、解説しており、人柄がわかるとともに、メカニックとのやり取りの中で会社の雰囲気もわかります。
「カスタムパーツの製作過程」や「ゼロヨン対決」、など他にはない面白コンテンツを多数発信し、多くの支持を得ています。
今乗っている車を高く売るには複数買取店を比較する
乗り換えを検討しており、今乗っている車を手放す際は、クールレーシングでも買取してもらえますが、少しでも高く売るためには、複数の買取店を比較したほうが良いです。
なぜなら、中古車を自社販売する「ネクステージ」や「ガリバー」のほうが高い値段を提示する確率が高いからです。
また直近では、新車の納期遅れにより、中古車相場が高騰しており、良質車は特に高値が提示されます。
買取店を比較する際は、下記リクルート社が運営するカーセンサーネット公式サイトから依頼すると簡単に絞り込んで依頼できます。
カーセンサーネットを利用することにより、依頼される側は競合があると思うため足元を見られることもありません。
複数買取店と交渉するのは面倒だし、苦手・・・という方は、「オークション方式の買取サービス」をおすすめします。
「オークション方式の買取サービス」とは、ユーザーの車に興味がある複数買取店がネット上のオークションで競り合うことで、高く売れるという新しいサービスです。
「オークション方式の買取サービス」を展開する「ユーカーパック」では、全国8,000社超えの買取店から入札を見込むことで、ハマれば驚くほど高く売れる可能性があります。
査定を受けて出品しても、希望額まで入札が入らず売買が成立しないという場合もありますが、出品料や査定料などの手数料は無料です。
時間に余裕がある方は試してみてはどうでしょうか。
査定は下記公式サイトから依頼できます。
ユーカーパックについて詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
最後に
クールレーシングは日本国内でも店舗拡大を進めていく予定であり、販売台数が増えれば製作コストが下げられ、より安価になる可能性があります。
車離れが進んでいると言われる車業界ですが、人とは違う個性を持った車に乗りたいという需要は増えていると見られており、実際クールレーシングのカスタムカーに対する問い合わせも増加しているとのことです。
特にアルファード、ハリアーのコンプリートカーの売れ行きが好調であり、問い合わせも増えているとのことです。
クールのカスタムカーは海外でも人気が高く、年々引き合いが増加しており、今後しばらく勢いが継続しそうです。
クールレーシングの店舗は、従来の車販売店と異なり、デモカーや各種パーツが展示されるオートサロンのような雰囲気です。
オートサロン出品車両を展示している店舗もあり、興味がある方は訪問してみてはどうでしょうか。