静岡、千葉、埼玉、兵庫、愛知、岐阜エリアで19店舗を展開する中古車販売店「プラウド」の特徴や評判はどのようなものなのでしょうか。
「プラウド」は、車両本体価格を極力安く設定し、かつ諸費用を含めた総額も安くし、お手頃価格で車が購入できるという評判があります。
一方で、整備や保証は別途有償となり、車両に掲載された価格は現状での販売となるという注意点があります。
また、「プラウド」はオートローンの審査に通らない方に向けた「自社ローン」を提供しており、独自の審査基準により、96%という高い審査通過確率でローンの提供を行っています。
本日は、お手頃価格で中古車を提供する「プラウド」の特徴と利用時の注意点についてみていきます。
目次
・在庫のほとんどは100万円以下のお手頃価格
・基本は現状販売で、整備・保証は有償
・ローン金利は9.8%
・在庫車両は走行距離が多めの車が主
・自社ローンの審査通過率は96%
・中古車相場高騰の中、より高く売るには複数買取店を比較する
・最後に
在庫のほとんどは100万円以下のお手頃価格
「プラウド」の在庫車両は車両本体価格が100万円以下の車が約9割を占めており、お手頃価格での価格設定とされています。
また、名義変更手数料や車検費用等を含めた諸費用についても10~15万円程度と、他社大手「ビッグモーター」や「ネクステージ」に比べると、だいぶ安いです。
諸費用については「プラウド」の在庫車両をカーセンサーで検索し、支払総額と本体価格の差額で確認できます。
ただし、諸費用は納車場所や購入月などによって前後します。
納車場所が遠方の場合は、別途陸送費用や名義変更の追加手数料がかかります。
「プラウド」は主にオートオークションから仕入れきた車両をそのままの状態で、安価に提供することにより、他社との差別化を図っています。
基本は現状販売で、整備・保証は有償
「プラウド」の販売方法は基本は現状販売であり、総額表示の中に含まれる諸費用には、整備費用や保証費用は含まれていません。
整備費用は下記表のような内容となっており、排気量やと整備内容ごとに「プランA・B・C」と分かれています。
※2022年10月現在 保証と同時加入の場合は5,000円引き プラウドHPより
有償保証は1年単位で、下記料金体系となっており、継続することも可能(追加費用)です。保証料金としては他社大手「ビッグモーター」、「ネクステージ」と大きく変わらない価格設定です。
※2022年10月現在 プラウドHPより
ローン金利は9.8%
「プラウド」で購入時にローンを組んで支払う場合のローン金利は9.8%ということで、他社大手「ビッグモーター」、「ネクステージ」と同等のローン金利となっていますが、ディーラーや銀行系の安価なローン金利に比べると高めです。
「プラウド」でローンを組むメリットとしては、手続きが簡単とか審査に通りやすいという点がありますが、金利を含めた支払総額を抑えるには、金利の安いローンを選択したほうが良いです。
ディーラーや銀行系の自動車ローンは金利が安いというメリットがある反面、手続きが面倒とか審査が厳しいというデメリットがあります。
ローンを組む際は、月の支払額のみに目がいきがちですが、支払金利についても細かく確認することをおすすめします。
在庫車両は走行距離が多めの車が主
「プラウド」の在庫車両の約7割は走行距離が7万キロ以上であり、走行距離が多い車の比率が高いです。
車両価格を安価に設定しているため、走行距離が多い車の比率が高くなっており、車両によっては内装のへたり・スレなどがあるため、購入検討時には現車をしっかりと確認することをおすすめします。
在庫車両は国産車が主であり、すぐに壊れる可能性は低いですが、保証には加入しておいた方が良いと思います。
また、上記にもありますが車両は現状販売であり、外装にキズや凹みがある場合でもそのままの状態で納車となります。
別途有償にて修理してもらうことは可能です。
自社ローンの審査通過率は96%
「プラウド」では、オートローンの審査が通らない方向けに、自社の審査基準で分割払いを受け付ける「自社ローン」を提供しています。
「プラウド」の自社ローンは独自審査により、96%と高い審査通過確率となっています。
「自社ローン」は、金利を取れないため、金利は発生しませんが、月ごとの支払額が高くなるという注意点があります。
「自社ローン」は提供する会社が、回収リスクを負っているおり、オートローンの分割払いよりも高くなることが通常です。
「プラウド」の自社ローンは、48回払いまで対応しており、一例では総額130万円の車を購入した場合、48回の自社ローンを組むと月々4万円程度の支払いになるとのことです。
中古車相場高騰の中、より高く売るには複数買取店を比較する
直近では新車の納期遅れとともに、急激な円安により、中古車相場が高騰しています。
中古車需要の高まりもあり、買取市場は活況です。
乗り換えを考えている場合は、「プラウド」でも下取り(買取)はできますが、少しでも高く売るためには複数の買取店を比較したほうが良いです。
比較する買取店としては、自社販売が好調な「ネクステージ」と「ガリバー」が買取在庫確保のために買取に注力しており、2社を含めて比較することをおすすめします。
自社で販売向きの年式が新しいとか、走行距離が少ないという車は特に高く買い取ります。
一方、販売店向きでない低年式や走行距離が多い車は積極的に値段を提示してこないため、その場合は「ユーポス」や「ラビット」を含めて比較したほうが良いです。
複数買取店に査定依頼する際は、下記リクルート社が運営するカーセンサーネットを利用すると、簡単に絞り込んで依頼することができます。
買取店を比較するのは面倒だし、営業電話を受けたくないという場合は、近年利用者が増加してきている「オークション方式の買取サービス」という手法もあります。
「オークション方式の買取サービス」とは、ユーザーの車に興味がある買取店が、ネット上のオークションで競り合うことで、高く売れるという買取サービスです。
1度査定を受けた後は、オークションの開催を待つのみで買取店との交渉は不要です。
「オークション方式の買取サービス」を展開する「ユーカーパック」は全国の提携買取店最大8,000社から入札を受けることができ、ハマれば驚くほど高く売れるという評判があります。
再販しやすい人気車種や状態の良い車は特に高く売れる可能性があります。
出品者が設定する最低落札価格まで入札が入らず、売買が成立しないという場合もありますが、査定料や出品料などの手数料は無料です。
査定は下記公式サイトから依頼できます。
ユーカーパックについて詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
最後に
近年は新車の納期遅れとともに円安傾向により、中古車相場の高騰が継続しています。
伴って、中古車販売店の車両価格も高くなっており、安価で提供する中古車販売への引き合いが多くなっています。
「プラウド」では、極力安価に車両価格を設定することで、そのような需要へ対応を行っています。
年式や走行距離にこだわらず、極力安い車が欲しいというユーザーに適しています。
一方で、車は基本的に現状販売であり、車両によって状態が様々であることから、購入を検討する際は実車を確認しながら判断することをおすすめします。