静岡県内で14店舗を展開する車買取販売「オートベル」の評判はどのようなものでしょうか?
「オートベル」は創業から35年にわたり地域密着型の営業スタイルを取りながら、全国展開大手「ビッグモーター」や「ガリバー」が行っていない独自の買取戦略を行っています。
独自の買取戦略とは、主に下記5つであり、ユーザーからの評判の良さにつながっています。
② 自動車税を返金してくれる
③ リサイクル料を返金してくれる
④ 売却後5日以内に名義変更
⑤ 個人情報保護の徹底
本日は、静岡で14店舗を展開する「オートベル」の特徴について、中古車業界に15年所属した筆者がみていきます。
オートベルの車買取評判が良い理由5つ
評判の良い理由① 二重査定なし
車買取後のトラブルで最も多いのが、買取後の二重査定による買取金額の減額です。
車に事故歴が無いということで契約したが、再度の査定(二重査定)により、事故歴があると判明し、減額を要求されるというものです。
ユーザーとしては買取金額に納得して契約したのに、後から値段を下げるのは納得がいかないです。
ほとんどの大手買取店の契約書には二重査定による契約金額の変更(減額)が明記されており、査定員の見落としでも減額を飲まなければならず、ユーザーは弱い立場にあります。
買取店側としては、短時間の査定では完璧には判断できないため、再査定後に大きく車の価値が下がるとわかった場合には相談させてもらうという説明ですが、疑問を持つ人がほとんどです。
再査定後の契約の金額をめぐるトラブルは業界の中でも長年問題視されており、近年は改善傾向にありますが、それでもゼロにはなっていません。
そのような中、オートベルでは二重査定による減額はしないと明言しており、ユーザーの安心感につなげています。
評判の良い理由② 未経過分の自動車税を返金してくれる
オートベルで売却時には、未経過分自動車税を返金してくれます。
未経過分の自動車税とは、年度で支払っている自動車税の、売却時から年度末(3月)までの月割り分を言います。
例えば、2,500CCクラスの車を9月に売却した場合は、下記のように10月~3月までの6カ月分が未経過分自動車税として、返金されます。
使用していないのだから当然では、と思われるかもしれませんが、「ビッグモーター」や「ガリバー」、「カーチス」などの大手買取店では、買取金額に含みとされており、返金されません。
なぜ、大手買取店が未経過分の自動車税を返金しないかというと、計算が面倒なことと、その分を収益として確保したいという理由があります。また、自動車税の還付は抹消登録時以外に発生しないから、という理由もあります。
売却する時期や車の排気量によっては、未経過分の自動車税が3~5万円となるケースもあり、バカにならない金額です。未経過分を返金してくれるのは、ユーザーにとってありがたい対応といえます。
評判の良い理由③ リサイクル料を返金してくれる
オートベルでは、自動車税の未経過分に加えて、リサイクル料も返金しています。
こちらも大手買取店では買取金額に含みとすることが一般的で、返金はしていません。
リサイクル料は国産車であれば、1~2万円程度ですが、輸入車となると2~3万円程度となり、こちらも少なくない金額です。自動車税と合わせると5万円以上となるケースもあります。
リサイクル料は買取金額に含みとして返金しないのが業界慣習の中、オートベルはあえて返金することで他社との差別化を図っています。
評判の良い理由④ 売却後5日以内に名義変更
オートベルでは、車を引き渡してから5日以内にオートベルの名義に名義変更をしてくれます。
通常、大手買取店では名義変更をすぐには行わず、次の売り先が決まってから行います。
ただ、次の売り先がすぐに決まることはほぼ無いため、売り先が決まらず印鑑証明書の期限(3カ月)ギリギリに自社の名義に変更するか、オートオークションにそのまま出品し、落札した業者が名義変更を行う(だいたい1~2カ月)のを待つのが一般的です。
なぜ、すぐに名義変更をしないかと言うと、車庫証明を取ったり、陸運局で手続きしたりという、コストと手間が発生するからです。
売却してから1~2カ月間も名義が変わらないというのは、あまり気持ちのいいものではないため、すぐに名義変更がされるというのはユーザーのメリットと言えます。
評判の良い理由⑤ 個人情報保護の徹底
名義変更をすぐ行うということにつながりますが、オートベルではユーザーの個人情報保護を徹底しています。
上記にもありますが、大手買取店では買い取った名義のままオートオークションに出品するのが通常であり、オートオークションで落札した業者もすぐには名義変更を行わない所が多いです。
オートオークション落札での名義変更期限は「オークション開催日の翌月末」であり、その期限ギリギリで行う所がほとんどです。
そのため、名義変更を行うまでの期間に駐車違反等の交通違反で旧所有者(名義人)に連絡がきてしまい、トラブルになることもあります。
車検証や自賠責保険証には個人情報が記載されているにもかかわらず、業界の慣習としては個人情報の扱いが非常に甘いです。
そのような中、オートベルでは個人情報の取り扱いにこだわっており、ユーザーに安心感を与えています。
女性でも安心!なでしこ店を展開
オートベルでは女性スタッフがメインの店舗「なでしこ店」を展開しています。
車業界は男社会というイメージが強く、買取店の女性スタッフは少ないです。
男性スタッフから交渉されるのは苦手・・という女性の方は多く、女性スタッフのほうが安心できるという声は意外と多いです。
買取店というと、男性の営業スタッフからしつこく営業されそう・・と敬遠される方もいますが、そのような方でも入りやすい店舗設計としています。
オートベルの販売価格は安めだが金利は若干高め
オートベルでは、車の買取のみならず販売にも注力しています。
販売車両は主に買い取った車を直接販売しており、販売価格を抑えています。
販売時に発生する諸費用についても、他社大手「ビッグモーター」や「ガリバー」に比べて安めです。店頭の販売価格には、車両販売価格と諸費用を含めた総額価格を両方を表示しており、わかりやすいです。
また、購入する際に組むローンの金利は6.9%ということで、「ビッグモーター」や「ガリバー」の9%台という金利に比べると安いですが、銀行や農協の自動車ローンに比べると高めです。
ローンの金利は支払総額に大きく影響するため、なるべく安い金利を選択したほうが良いです。
金利の安い自動車ローンとしては損保ジャパンが運営する「ジャパンダ・ネットマイカーローン」がおすすめできます。手続きの簡単さと、金利の安さ(金利1.9%~2.85%)を両立したローンであり、近年利用者が増えています。
仮に200万円のローンを5年(60回払い)で組むと、金利6.9%と2.85%では、約22万円も支払利息の差が出てきます。
審査もネット上で簡単にできるため、ローンでの購入を検討している方は試してみてはどうでしょうか。
ジャパンダ・ネットマイカーローンについて詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
高く売るには複数買取店を比較する
大手買取店ではやっていない、顧客目線の対応を行っているオートベルですが、より高く車を売るには複数買取店を比較したほうが良いです。
高年式や走行距離が少ないなどの、次に売れやすい車は大型販売展示場を全国に展開する「ビッグモーター」や「ネクステージ」が高値を提示する確率が高いです。
複数買取店に査定依頼する際は、下記カーセンサーネットを利用すると、近隣の買取店を簡単に絞り込んで依頼することができます。
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買取店と交渉するのは苦手で避けたい・・、という方は、交渉が不要な「オークション方式の買取サービス」という買取サービスもあります。
「オークション方式の買取サービス」は、ユーザーの車に興味がある全国の買取店がネット上のオークションで競り合うという買取サービスです。
「オークション方式の買取サービス」を展開するセルカでは、全国の提携買取店最大6,000社からの入札を見込むことで、ハマれば驚くほど高く売れるという声があります。
思ったよりも入札が入らず、売買が成立しないという場合もありますが、査定料や出品料は無料(落札手数料は1万円発生)であり、興味がある方は試してみてはどうでしょうか。
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最後に
オートベルでは、他社大手買取店が対応できないような顧客目線の取り組みを行うことで、地域の利用者を増やしています。
店舗には若いスタッフが多く、接客対応も丁寧な印象です。
安全に、気持ちよく、車を売りたい方にはおすすめできると思いますので、車の売却を検討している方は売却候補先に加えてみてはどうでしょうか。
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