ネクステージの元スタッフが語るやばい口コミ3選を解説

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ネクステージ

中古車販売買取大手「ネクステージ」は、業績好調で拡大路線を継続しています。

コロナ禍による新車の納期遅れから中古車相場が高まっている中でも、販売台数を着実に伸ばし、過去最高益を叩き出しています。

そんな「ネクステージ」ですが、販売時におけるネット上の評判はあまり良くありません。中にはネクステージやばい、と苦言を述べているものもあります。

やばいと思われる最も大きな事例は、「オプションなどの付帯収益を強烈に勧める」というものであり、とにかく収益を追求するという会社方針による要因が大きいです。

本日は、販売時の苦言につながっていると思われるネクステージの環境について、ネクステージ元スタッフからの口コミを参考にみていきます。

 





ネクステージの元スタッフが語るやばい口コミ3選

口コミ① 保険加入をひたすら説得

車をただひたすら売ればいいと思っていましたが、車だけなら誰でも売れます。

この会社は車に対する付加価値、つまり用品オプション、保証などがメインです。車はそのオマケです。それをつけなかればインセンティブが激減します。

さらに、自動車保険に対する圧がすごいです。保険取れないなら売れなくていいが実情です。

付き合いがあるから入っている等、お客様都合はどうでもよく、ただひたすら自社で入るよう説得します。車の商談より後者のほうが長期戦になることが多いです。en Lighthouse口コミより

 

筆者の見解

ネクステージに限らず、近年は競合激化のため車本体のみの収益は少なく、諸費用での収益を各社重視しています。

その中で、大きな収益となるのが自動車保険です。

自動車保険は加入時のインセンティブもさることながら、年度の更新毎にもインセンティブが発生するため、販売店としてはかなり美味しい商材です。

そのため、ネクステージでも必死に勧めてきます。

ただ、ネクステージなどの店舗で勧められる代理店系自動車保険よりも、ネットで手続きが完結できるダイレクト系自動車保険のほうが、保険料が安いです。

補償内容や事故対応も大きく変わらないため、ダイレクト系自動車保険のほうがおすすめできます。

 

口コミ② 店長からの許可をもらうのがつらい

とにかく商談時のオペレーションがひどい。

その場で商談が成約まで至らない場合や、お客に用事があって帰りたいと言われた場合でも、店長からお客を帰す許可を得られないと、商談を終えることができない。

これがかなりストレス。openwork口コミより

 

筆者の見解

筆者の所属していた中古車販売店でもそうでしたが、一般の販売スタッフは勝手にお客さんを帰してはならず、商談がまとまらない(保留となる)場合は必ず上席者にその旨を伝えなければならないというルールがあります

業界の中では、そのようなルールを定めている店舗は多く、経験豊富な上席者のアドバイスをその場で聞くことで、少しでも成約となる確率を高めることが狙いです。

ただ、帰る直前のお客さんを引き留めて、上席のアドバイスを聞いても成約にはつながりません。

ケースによっては、そのまま上席が商談を引き継いでなんとか成約までもっていきたいという狙いもあります。

買う側としては、帰ることをほぼ決めているわけですから、時間延ばしは苦痛でしかなく、良い印象にはつながりません。

 

口コミ③ 追加費用を説明しづらい

買い取った時にオーディオ(ナビ)が無いとかスタッドレスタイヤの車はそのままで販売するため、諸費用に追加でオーディオ(ナビ)や新品タイヤをつけないといけない。

そのため、その分の諸費用は高くなり、お客さんには嫌な顔をされる。オーディオやノーマルタイヤをつけるのになぜ追加が発生するのかと詰められることもあり、説明しづらい。

車は気に入ってもらえてもその分の費用が発生するということで、よそを比較されることもある。

お店の方針として、とにかく付帯収益をあげ、それが評価につながるのでやるしかないが、お客さんにキレられることもあり精神的にきつい。

筆者知り合いの元スタッフ談より

 

筆者の見解

売却時にナビを外したり、スタッドレスタイヤのみ(ノーマルタイヤ無し)とする方は意外と多いので、オーディオやノーマルタイヤが無い状態というのは仕方ないかもしれません。

ただ、それをそのまま展示し、販売時には新しくナビやノーマルタイヤをユーザーが購入しなければならないというのは、違和感を持つと思います。

売る側としてはその分値段を下げているという説明をするのでしょうが、ユーザーとしては納得いかないものです。

ネクステージの諸費用が高くなる一因となっていますので、せめて純正オーディオやノーマルタイヤは無償でつけてもらいたいものです。

 

オプション等が不要な際はしっかりと断る

上記口コミのようにネクステージでは付帯収益獲得に非常に力を入れており、見積もり取得時にはあらかじめ諸費用にオプションなどの付帯収益が含まれています。

保険以外の付帯収益として代表的なものは、「有償保証」や「コーティング」であり、細かいものでいうと「希望ナンバー」や「車庫証明代行費用」などがあります。

これらは、購入時に必須なものでないため、不要な際はしっかりと断ったほうが良いです。

これらは初めから入っており、付けないと売ってもらえないでは?と勘違いする方もいますが、外すことは可能です。

また、ローンを組む際の金利も基本9.8%と高めのため、総支払額を抑えたいのであれば、銀行や信用金庫などの金利の低い自動車ローンを検討することをおすすめします。

 

最後に

ネクステージは販売時の付帯収益の獲得を徹底することで、他社よりも高い収益率をたたき出し、好業績につなげています。

保険以外にも、有償な保証や自社コーティングも収益率が高く積極的に勧められます。

しかし、付帯収益獲得を推し進めるあまり、諸費用の増大や、強引な営業につながるケースが散見され、やばいと言われる苦言にもつながっています。

ネクステージの元スタッフからも、プレッシャーが強烈でしんどいという声があり、もう少しバランスを取ったほうが、お客さんとしてもスタッフとしても良いのではと思われます。

ネクステージの在庫車両で気に入った車があり購入を検討している場合は、見積もりをしっかりと確認し不要なものはしっかりと断ることをおすすめします。

ネクステージの諸費用やローン金利を含めたより詳しいことは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

ネクステージの中古車は良質だけど諸費用とローン金利が高めで要注意

 

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