中古車オークション大手「ユー・エス・エス」において、直近2026年1月の平均取引価格(成約車両単価)は134.6 万円と過去最高を記録し、相場の高騰が継続しています。取引台数(成約台数)でも前年比114.4%と増加しており、中古車売買が活性化しています。
コロナ後の新車納期の遅れなどで長く続いた中古車相場の高騰から一度は下落していたものの、直近では相場の高騰が継続しています。
主要因は、円安の継続で国外への輸出が増加していることに加え、新車価格の高まりにより中古車需要が改めて高まっていることと見られます。伴って、中古車相場も高騰しています。
よって、車の手放しを考えている方は、相場が再び高騰している中で高く売れるチャンスであり、早めに行動したほうが良いです。買取店が年間で最も忙しいのは「2月」であり、高値を提示する確率も高いです。4月になると相場が落ち込みます。
本日は、中古車オークション取引価格が高値を継続し、相場の高騰が継続する中で、買取(売却)、販売(購入)時の注意点を含めてみていきます。
中古車オークションの相場が高騰継続
新車の納期遅れの解消により、2022年秋頃~2023年夏頃まで中古車相場は下落傾向でありましたが、直近では相場の高騰が継続しています。
中古車オークション運営大手「ユー・エス・エス」によると、オークションの成約車両単価は、下記表のように2026年11月には134.6万円と高騰しており、前年比でも107.7%と高値で推移しています。
成約車両単価とはオークションで売れた車の落札価格平均であり、数値が高いとそれだけ高く売買がなされているとうことになります。
また、オークション全体の成約率についても、下記表のように2023年末頃は60%前後で推移していたものが、2024年4月以降70%前後と上昇傾向にあります。
成約率が上昇しているということは、売り手と買い手の折り合う確率が高くなってきているということで、成約単価が上昇することと合わせて、高値で売れる確率が高くなっていると見受けられます。
また、オークションでの取引台数(成約台数)の月次推移でも、下記のように前年を約1割程度上回って推移しており、中古車取引が活性化しています。
※「ユー・エス・エス」オークションデータより
コロナ禍の納期遅れが解消された今になっても、中古車相場が上昇し続けている主要因のひとつが、新車価格そのものの高騰です。
軽自動車でさえ「乗り出し200万円」が当たり前の時代に
2024年から2026年にかけて、原材料費や物流コストの上昇により、各メーカーは相次いで新車価格の値上げを行いました。さらに、衝突被害軽減ブレーキなどの「先進安全装備」の高度化により、車両本体価格は年々上昇しています。
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新車価格の上昇: かつては150万円程度で買えたグレードの軽自動車が、今や乗り出しで200万円を超えるケースが珍しくありません。
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ユーザーの流出: 「新車が高すぎて手が出ない」層が、状態の良い高年式の中古車に流れています。
「新車からの買い替え需要のシフト」が、オークション市場での高年式車両の奪い合いを招き、結果として中古車全体の成約単価がを大きく底上げしています。
中古車の販売価格も上昇
中古車オークションの平均落札価格が上がるということは、中古車販売店の店頭に並ぶ価格も上がることにつながり、中古車相場が上昇することになります。
高年式の人気車両などでは相場が高まることにより、新車価格とあまり変わらない値付けになっているもの多くなっています。
購入時にかかる登録費用や整備費用などの諸費用が高めに設定されている販売店では、支払総額で新車とほぼ変わらない、むしろ高いというものもあります。
新車の納期遅れが改善されてきている中、加熱していた中古車需要が落ち着いてきており、高すぎた相場からの下落は今後も続きそうです。
中古車が最も高く売れるのは2月
中古市場の繁忙期は1~3月です。もう少し詳しくいうと1月中旬から3月中旬頃となります。車の販売は3月が最も活発化しますが、買取は少し前の2月が最も活発です。
理由としては3月末までに販売(登録)するために、2月により多くの車を仕入れたいためです。伴って、買取の依頼が最も多いのもこの時期です。筆者が所属していた買取店「カーチス」でも2月が最も忙しく、買取予算台数も年間を通して最も大きな予算を組まれており、営業マンは必死で動いていました。
3月が決算月ということで、2月に仕入れが活発するという理由の他にも、自動車税の次年度の起算日が4月1日のため、その前に車を売却して名義変更まで完了させたいということで、売却をされる方も多くいます。そのため、売却の問い合わせも多くなっています。
中古車買取相場も上昇!高く売りたいのであれば複数買取店を比較する
ほとんどの中古車買取店は買い取った車を、そのまま「ユー・エス・エス」などのオークションで売却しています。
オークションの落札価格が上昇している現状では、各中古車買取店も現在のオークションの落札価格を基準にするため、値段提示は高めとなります。
内外装の状態の良いとか走行距離が少ないなど再販がすぐできそうな車は特に強気で値段提示をしてきます。
ただし、買取店が見るオークションデータは同じでも、各買取店によってどこまで利幅を見るかは変わってきます。ギリギリまで利益を削って提示する買取店もあれば、そうでないところもあります。
そのため、査定を依頼する際は複数買取店を比較したほうが良いです。複数買取店に査定依頼するには、下記カーセンサーネットを利用すると簡単に複数の買取店を絞り込んで依頼できます。
依頼する買取店としては、近年勢いのある「ネクステージ」を含めることをおすすめします。理由としては、自社販売が好調であり、更なる拡販のため在庫を集めているからです。
「ネクステージ」は下記表のように年々買取台数を伸ばしており、直近決算期(2025年11月期)の買取台数で28.3万台と、ガリバーの年間買取台数18.3万台も大きく上回り国内トップとなっています。
近隣に「ネクステージ」が無いという際は、オークションでの売却に強い「ユーポス」「ラビット」を含めると良いです。
複数買取店への査定依頼は下記公式サイトから無料で依頼できます。車の手放しを考えており、少しでも高く売りたいという方は早めの行動をおすすめします。
複数買取店を比較するのは面倒だし、営業電話が頻繁にかかってくるのも避けたいという場合は、下記公式サイトより「ネクステージ」1社に査定依頼することも可能です。
輸出向け車両も再高騰
直近での円安相場により、輸出向け車両においても再び相場高騰しています
海外からの割安感も増しています。
輸出にかかる登録台数も前年比同等(自販連データより)であり、海外からの引き合いは継続している状況です。
輸出業者が好む「SUV」「クロカン」「ディーゼル車」や海外で人気の「スカイライン」「スープラ」「RX-7」などのスポーツカーは高値も継続しているとのことです。
ただ、直近での円相場は不安定であり、アメリカの政策の行方などの状況によっては乱高下が予想され、先き行きは不透明です。
最後に
コロナ後の中古車バブルの終了から一旦は中古車相場が下落したものの、直近では再び上昇してきました。
大手販売店の動向から見ても中古車買取相場は持ち直しており、売却を考えている方は早めに査定依頼等のアクションを起こすことをおすすめします。
売却先の買取店について、大手買取店の特徴については下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
高く売るためには複数買取店と交渉することをおすすめしますが、交渉するのは面倒だし、苦手・・・という方は、「オークション方式の買取サービス」という売却方法もあります。
「オークション方式の買取サービス」とは、ユーザーの車に興味がある複数買取店がネット上のオークションで競り合うことで、高く売れるという新しいサービスです。
「オークション方式の買取サービス」を展開する「ユーカーパック」では、全国8,000社超えの買取店から入札を見込むことで、ハマれば驚くほど高く売れる可能性があります。
査定を受けて出品しても、希望額まで入札が入らず売買が成立しないという場合もありますが、出品料や査定料などの手数料は無料です。
時間に余裕がある方は試してみてはどうでしょうか。査定は下記公式サイトから依頼可能です。
ユーカーパックについて詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。











