キャンピングカー販売専門店「ダイレクトカーズ」の特徴はどのようなものなのでしょうか。
「ダイレクトカーズ」では、ハイエースを中心としたキャンピングカーのカスタムを手掛けており、独自のノウハウからユーザーの支持を得ています。
そんな「ダイレクトカーズ」の特徴は大きく下記3つです。
特徴② 専門知識を持ったスタッフが接客
特徴③ 購入時のローン金利が安め
本日はキャンピングカー販売専門店「ダイレクトカーズ」の店舗を実際に訪問した所感とともに、特徴をみていきます。
ダイレクトカーズとは
「ダイレクトカーズ」は2009年の設立以降、主にハイエースのカスタムを主に手掛けてきました。
その中で、オリジナルパーツやインテリアの自社製造を行うなど、独自のキャンピングカーを生み出しています。
現在でも2か月に1台ほどのペースで新型モデルを生み出すなど、継続して改良を行うことでユーザーからの支持を得ています。
ハイエースのみならず、他車種をベースとしたラインナップも拡大しており、キャンピングカーをより身近に感じて欲しいという思いから、開発したキャンピングカーをレンタルできるレンタカー事業も行っています。
近年、感染症対策のひとつとしてキャンピングカーの需要が増加してきていることもあり、販売実績は堅調とのことです。
本店の三重県以外に、2021年7月には神奈川県の厚木市に新規出店し、徐々に規模を拡大しています。
「ダイレクトカーズ」の特徴は大きく下記3つです。
特徴① 蓄積されたノウハウで様々なニーズに対応
元々ハイエースに特化してカスタムしていた「ダイレクトカーズ」では、様々なハイエースキャンパーを開発する中で、多くのノウハウを蓄積してきました。
その中で当時の集大成として「乗用ナンバーのまま乗車定員を自由に設定できる」という「プレミアムフリーワゴン」を発表し、ユーザーからの支持を得てきました。
「プレミアムフリーワゴン」の特徴は、
・正規乗用登録
・選べる乗車定員4~10名
・シートアレンジ自由自在
というものであり、ユーザーの好みに応じて様々な設定が可能です。
キャンピングカーは乗用や貨物というナンバー登録の仕方で、税金や車検頻度が変わってきます。「ダイレクトカーズ」では、ユーザーの利用用途に応じてメリット・デメリットを説明、適した登録方法にて対応してくれます。
設備や内外装を含め、ユーザーの細かいニーズに対応しています。
特徴② 専門知識を持ったスタッフが接客
キャンピングカーは一般市販車と異なり、ユーザーの好みによってカスタム可能なため、細かい要望に対応できる専門のノウハウが必要がとなります。
「ダイレクトカーズ」では、専門知識を持ったスタッフとともに、カスタム製作に関わるスタッフが常駐し、必要があればすぐに対応できる体制を取っています。
実際、筆者が店舗で話を伺った際にも、カスタム製作に関わるスタッフが丁寧に説明をしてくれました。
スタッフ自身がキャンピングカー好きで、実際に利用する中でのポイントを交えて説明してくれるなど、ユーザー目線に立った接客という印象を受けました。
特徴③ 購入時のローン金利が安め
「ダイレクトカーズ」で購入時にローンを組む際の金利は、基本2.9%ということで、街のディーラーや中古車販売店に比べて安めです。
また、不定期でキャンペーンを行っており、その際は1.9%や0.9%というさらに安い金利も適用されます。
キャンペーン時には支払回数の上限があるなど、条件がありますがかなり安い金利でローンが組めます。
ちなみにローン会社はオリコがメインとのことです。
購入時の保証は
カスタムしたキャンピングカーの保証は、車両本体についてはメーカーの保証(5年)が適用されます。
カスタムした架装部分については納車後、電装系(ナビ・オーディオ等)は1年、それ以外は3カ月となります。
納期は半年~1年半
自分好みにカスタムオーダーしたキャンピングカーの納期は早くて半年、長いと1年半程度かかるとのことです。
フロアや内張りの加工によってはそれ以上かかることもあり、早く納車してほしいという方には注意が必要です。
展示されている車の内容で問題ないということであれば、即納車できる車両もあります。
中古車ベースもあるが新車がおすすめ
「ダイレクトカーズ」では新車でのカスタムが主ですが、中古車をベースとしたカスタムも手掛けています。
ただ、ベースとなる車両(特にハイエース)の中古価格が高いため、あまりおすすめできません。
特に近年は中古車需要の高まりから相場が高騰しており、車両によっては新車価格とそれほど変わらないという場合もあり、納期はかかるものの新車のほうが良いかと思います。
軽キャンパーの人気拡大
近年では、「プレミアムフリーワゴン」での販売経験を活かし、他車種、なかでも軽自動車のカスタムに力を入れています。
軽自動車のキャンピングカーとして開発した「アマホ」は、ボディサイズがコンパクトで運転しやすいとともに維持費も安く、特に女性からの人気があります。
筆者も実際に店舗で確認しましたが、軽自動車とは思えないスペースが確保され、男性でもソロキャンプには十分な広さです。
価格も300万円台~と、キャンピングカーとしては価格を抑えており、問い合わせも増えているとのことです。
YouTubeチャンネルで利用シーンが確認できる
「ダイレクトカーズ」のYouTubeチャンネルでは、カスタムされたキャンピングカーを実際に様々なシーンで利用した動画が多数アップされています。
車種や設備、昨日ごとに細かく解説がされており、車の知識が無い人でもわかりやすく、参考になります。
社長自ら出演し解説している動画も多くあり、会社の代表の人となりも垣間見ることができます。
乗り換えを考えている際は複数買取店を比較してみる
キャンピングカーへの乗り換えを考えており、今乗っている車を高く売るには複数買取店を比較することをおすすめします。
「ダイレクトカーズ」でも下取り(買取)はしてもらえますが、買取専門店のほうが高値を出す確率が高いです。
比較する会社は近年勢いのある「ネクステージ」や「ビッグモーター」を含めたほうが良いです。
「ネクステージ」や「ビッグモーター」は自社の大型販売店で直接販売することで、コストを圧縮し、高値提示につなげています。
売れ筋の人気車種や走行距離が少ないなどの状態の良い車は特に強いです。
複数買取店を比較する際は、下記リクルート社が運営するカーセンサーネットを利用すると、複数買取店を簡単に絞り込んで依頼できます。
依頼は下記公式サイトから無料で可能です。
最後に
2020年のキャンピングカー保有台数は約12万7400台(前年比106.7%増)であり、キャンピングカーの生産台数も7,000台を超え(前年比115.3%増)と継続して増加しています。(一般社団法人日本RV協会調べ)
伴って、市場規模も2018年が458億円、2019年が526億円、2020年が582億円と着実に成長しています。
キャンピングカーは、リモートワークの仕事場として利用できるとか、万一の災害時にも役立つという面もあり、今後も市場規模は拡大しそうです。
実際に現車を確認すると、利用シーンのイメージもより湧いてくるため、興味がある方は展示場に足を運んでみてはどうでしょうか。