2016年度の国内中古車市場動向

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

PR:本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

日本自動車販売協会連合会は、「2016年度の国内新車販売は消費増税前の駆け込み需要がなければ厳しい」という見方を示しました。国内の新車販売は減少傾向を辿っていますが、今後の見通しはどうなのでしょうか。また、中古車業界に与える影響はどのようなものなのでしょうか。

自販連と全国軽自動車協会連合会が発表した2015年度の国内新車販売台数は前年度比6.8%減の493万台でした。ピーク時の780万台(1990年度)の約4割減となります。原因としては若者のクルマ離れの他に、シニア層のクルマ離れもあるようです。

このような苦境の中、中古車市場で生き残っていくには、特徴のある個性的な車を扱う専門店の立ち上げなど、車好きユーザーに支持される店舗の開発が必要になってきます。中古車の話ではありませんが、マツダが好調な理由も、車好きにニーズのある車を開発し続けているためです。

本日は中古車業界15年の筆者が国内中古車市場の動向についての見解を紹介いたします。

 

新車の買い替えをためらう団塊の世代

65歳以上で2015年に免許証を返納した件数は27万件と5年前の4.3倍に増えています。ディーラーの主要顧客であった団塊の世代が60代後半となり、新車への買い替えをためらう人が増えてきているようです。

国内新車販売台数の減少には歯止めがかからない見通しで、消費増税の駆け込み需要で巻き返しを図るという、本来なら販売への打撃となる増税を期待する皮肉な形になっています。

 

二極化が進む中古車業界

新車が売れないと、下取りの車が市場に出回りませんから、中古車業界にも影響します。中古車の買取台数も減少することが予想されます。中古車販売店は効率化を図るため、売れる確率が高い在庫をより揃えることになります。人気車種への買取強化が進み、不人気者の低額買取と人気車の高額買取という二極化が進むことが予想されます。

 

中古車市場は、新車販売とともに低迷の中、マツダは好調!

新車販売、中古車販売ともに減少の傾向を辿ることが予想されますが、一方で、このような状況の中でも好調を維持している企業もあります。マツダは15年の販売は前年度比3.4%増となり、他メーカが苦戦する中、独自のデザインや環境技術で固定ファンを広げています。メルセデス・ベンツやアウディなどの高額輸入車の販売台数も好調です。

 

特徴のある個性派のクルマ販売が好調

中古車業界でも、ガリバーが運営する高級輸入車専門店Liberala(リベラ―ラ)は販売好調です。また、イタリアの高級車マセラティの販売も好調です。今後もこのような特徴のある個性派のクルマを扱い、ユーザーの支持を得られる業者は好調を維持するものと思われます。

これまでの延長でただ車を仕入、販売するだけでは経営が成り立たなくなってきており、ユーザーの需要にあった的確な車種を揃えることが重要となってきます。それに対応できない所は、生き残りが難しくなり業界での淘汰が一層進むことが予想されます。

逆に考えると、特徴のある個性派なクルマは注目されると思われ、市場でも高い評価を得られるものと思われます。そのような個性派のクルマを保有されている方で売却を検討している方は、その価値をしっかりと見極められる業者を探すことをお勧めします。

↓2,000社超の買取店が入札するユーカーパック↓

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

買取実績No.1のガリバー

中古車買取台数No.1のガリバー
スケールメリットを活かした買取に強み
世界規模の豊富な販路で高価買取



ガリバーとビッグモーターではどちらが車を高く買取するか

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*