車を買ってすぐ売る時に押さえるポイントは?

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せっかく買った車でも、買ってすぐ売ることを考える事もありますよね?

高いお金を支払って買ったにも関わらず、すぐ売ることを考えるケースとはどのようなものがあるのでしょうか?下記はよくある車を買ってすぐ売るケースです。

・車のデザインや機能が気に入らない。
・実際に使ってみたら思っていたのと違った。
・急な家族構成の変化。(結婚や離婚、出産等)
・急な引っ越しや海外転勤。
・急にお金が必要になった。(教育費等の出費や転職等の都合)
・車を買ってから家族に反対された。

・ローンの支払い等がきつくて維持が困難。

といったケースがありますが、買ったばかりの車を売るなら極力買った値段に近い金額で売りたいと思います。結論から言うと、買った値段で売るのは難しいですが、なるべく高く売る方法はあります。

時間の経過とともに買取価格がどのように推移するかも踏まえて、本日は中古車業界に15年所属していた筆者が車を買ってすぐ売る場合に、少しでも高く売る具体的方法をご紹介いたします。

 

買ったばかりの車は、買った値段で売れるのか?

残念ながら買った値段で売れることはほとんどありません。なぜなら車を買うときには車の価格に、登録手続き費用、税金、整備代等の諸費用がかかっており、売るときにはその分は加算されず単純にマイナスになるからです。

加えて、車の”販売価格”と”買取価格”には、業者の利益分などで大きく差がありその分もマイナスになります。

一例ですが、下記の新車HONDAオデッセイ(ABSOLUTE 新車価格349万円)を買ってすぐ売った場合は、だいたい260~270万円前後になります。新車購入時は新車価格に諸費用(20~30万円)が掛かりますので、単純に100万円程度のマイナスになります。

349万円(新車時)+20万円(諸費用)-260万円(売却価格)=109万円の損失

上記は新車を買ってからすぐ売却したケースですが、中古車の場合も同様となります。

なぜなら、中古車でも諸費用がかかることと、販売価格と買取価格との差もマイナスとなるからです。

しかし何も知らずにただ業者を使って車を手放すよりも、本日ここで紹介するポイントを押さえて行動すれば、無駄な出費を抑える事ができます。

 

その車を本当に売らなくてはならないのか検討する。

まず、当たり前ですが買ったばかりの車なので売らないにこした事はありませんので、例えば

・車のデザインがイメージと少し違った
・他の車が欲しくなった

等の理由であれば、今一度考える余地があるでしょう。なぜなら今すぐ車を売るのも、1年後に売るのもそこまで金額がかわらないからです。

また買った車をあえて3年程度で手放す人たちがいますのでその方たちのメリットを参考にするのも良いでしょう。

あえて車を3年で乗り換える人たちのメリット

・常に新車に乗り続けることができる。
・車が新しいから壊れない。
・買って3年程度で手放すため、売値を頭金に充てて、新車を100万程度の負担で買う事ができる。

といったメリットもあります。ですので、「デザイン」や「機能」が気に入らないという方もすぐのすぐに車を売るのではなく、3年程度乗ってから車を売ることも検討したほうが良いです。

 

車両購入後の売却価格概算推移

下記グラフをみてください。購入直後に売却価格は大きく下落し、その後はほぼ一定の割合で緩やかに下落していきます。従って、購入直後は経過日数の割に購入価格と売却価格の差が大きいと言えます。

 

購入経過月数と車両価値の相関表

また、ここでいう購入価格とは車両価格のみを指しており、購入時の登録費用や整備費用は含まれないため、より一層価格差は大きくなります。よって経済的な面からいうと買ってすぐ売るのはデメリットが大きいと言えます。

 

それでも売らなくてはいけない場合、1円でも高く買取ってもらう方法とは?

車を売るには、大きく以下の5通りの方法があげられます。

①買取店に売る 

最も手間が少ないのがこの方法です。買取一括サイトで業者を呼ぶことや来店型店舗に訪問し商談することで、簡易に売却が可能です。名義変更手続きも買取店が全て行ってくれるため、手間が少ないです。

近年はネット上で登録すれば、おおよその金額をメール等で教えてくれる買取店もありますので、一括査定サイトから申し込みをすることで、売却金額の概算はすぐにわかります。

売るかどうか迷っている方も、査定サイトで一度値段を見ておくことで売却の判断材料となるので、見積もりを取得してはどうでしょうか。一括査定サイトはカーセンサーネットをおすすめします。

なぜなら、カーセンサーという中古車雑誌を長く発行しているリクルート社が運営しており、加盟店数が最も多く実績があるためです。複数の買取店から絞り込んで1社に依頼することも可能です。査定依頼は下記公式サイトから無料で可能です。

カーセンサーネット公式サイト

 

②買ったところ(ディーラー等)で売る

購入したところに相談するのが一番手っ取り早いように思われるかもしれませんが、筆者はお勧めしません。ディーラーであれば、車の販売がメインの仕事ですので、買取のみではほとんど歓迎されません。

歓迎されない理由は営業マンのインセンティブにならないという理由が多いです。加えて、値段も買取店に比べて低いことがほとんどです。

ディーラー等に限らず中古車販売店でも”買ったところだから、高く引き取ってもらえるだろう”と思われるかもしれませんが、実際は買取店を比較するほうで高く売ることができます。

買ったところの買取価格が安い理由のひとつは、店頭で再度販売する価格を買い取ったユーザーに知られることを避けたいということがあります。

そのため中古車販売店は、オートオークションで売却することが多く、オークションの相場が買取基準となり、高く買取できないことが多いです。        

 

③ネットオークションで売る

ネットオークションで売るとはいわゆる「ヤフーオークション」等のネットオークションで売ることです。一般ユーザーに直接販売ができますので、買取業者の提示する金額より高値で売ることができます。ただし、こちらは手間がかかります。

各ネットオークションの仕組みを理解し、自ら画像やアピールポイントを掲載しなければなりません。

また、あくまでも買い手がいないと売却できないため、必ず売れるとは限りません。売れるまでに時間を要することが多く、また希望の金額まで値段が上がらない場合も多いです。

ただ、こちらの方法は納車後の車両の不具合をめぐってトラブルになることが多く、おすすめできません。

 

④個人売買で売る

友人や知人に直接売却するという方法です。友人や知人であれば話がしやすく、売却がスムーズに行える場合もあります。

一方で、値段設定をいくらにするかとか、支払い方法や、売却後の車両のトラブル等で揉めるケースが多くあります

業者を通さないため、名義変更も当事者間で行わなければならず手間がかかります。

よく、すごく親しい中なので大丈夫!という方がいますが、筆者の経験上はむしろそちらのほうが避けたほうが良いです。

親しい間だからこそ、金銭や車両のトラブルにより関係が悪化すると、そのほうが痛いです。

 

⑤オークション方式の買取サービスで車を売る

オークション方式の買取サービスとは、1回査定を受けてネット上のオークションに出品することで複数の買取店(販売店)から入札を受けて車を売るという新し買取サービスです。

オークションは専門の仲介業者が主催するため、個人間のネットオークションとは異なります。

オークション方式の先駆けである「ユーカーパック」では、全国の買取店8,000社超からの入札を見込むことができ、ハマれば驚くほど高く売れるとの評判があります。

複数買取店と交渉する手間がないというのも特徴のひとつです。

下記のようにユーザーの車を欲しい買取業者が直接入札することで、中間マージンを削減し高値で売れる可能性があります。

出品しても希望通りに入札が入らず売買が成立しないというケースもありますが、出品料や落札料は無料なため時間に余裕がある方は試してみてはどうでしょうか。

査定は下記公式サイトから依頼可能です。

ユーカーパック公式サイト

ユーカーパックの詳しい内容は下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

下取りより50万円も高く売れた!「ユーカーパックの実際の評判」は?

 

ユーカーパックはハマれば高く売れるが確実に売却したい場合は買取店に任せる

ネットオークションや個人売買はトラブルとなる可能性があることや、労力かかるためおすすめではありません。売れるまでに時間がかかるという懸念もあります。

また、購入したディーラーに引き取ってもらう(買い取ってもらう)ことも価格が安いことが多く避けたほうが良いです。

とにかく高く売りたい場合は、「ユーカーパック」のようなオークション方式の買取サービスを試してみることをおすすめします。

入札に参加する買取店も増加してきており、状態の良い車や人気車種は特に高く売れる可能性があります

一方で、「ユーカーパック」は、入札が希望通り入らず売買が成立しないということがあるため、確実に売りたい場合は買取店に依頼したほうが良いです。

複数の買取店と商談、交渉することで高く売れる確率が高まります。

買取店で高値を提示する確率が高いのは、自社販売が好調な「ネクステージ」で、再販向きの人気車種や状態の良い車は特に高く買い取ります。

逆に、ネクステージは販売店向きでない年式が古いとか走行距離が多い車は積極的に高値を提示してこないため、そのような場合は「ユーポス」や「ラビット」に依頼したほうが良いです。

査定依頼は下記公式サイトから依頼可能です。

カーセンサーネット公式サイト

 

中古車相場は再度高騰している

世界的な半導体不足による新車の納期遅れにより、中古車需要が高まりコロナ禍後の2年程度中古車相場が高騰していましたが、その後、徐々に半導体不足が解消されるにつれ中古車需要も落ち着き、中古車相場は下落傾向にありました。

しかし、最近では円安とメーカーの生産遅れから再度中古車相場が高騰してきています。中古車オークション大手「ユー・エス・エス」における直近(2025年1月)成約単価は下記のように125万円と1年半前の88万円と比べて、約37万円も高くなっており、中古車相場が再度高騰してきています。

※ユー・エス・エスオークションデータより

売買成立台数(成約台数)も下記のように直近半年では増加傾向にあり、2025年1月は16.5万台と前年2024年1月の14.4万台から約14%増加し、中古車売買が活性化しています。

※ユー・エス・エスオークションデータより

そのため、どうしても売却をしなければならないという場合は、早めに行動したほうが良いです。毎年年度末の2月~3月は決算期で相場が高くなる傾向があり、4月になると相場は落ち込みます。

このような中古車相場の高まりや、新車の納期が長いこともあり、車種によっては、新車価格に近い値段で買い取りがされるケースもあります。

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オークション取引価格高騰継続で中古車相場も高騰継続、高く売るなら早めに行動すべき


オークション取引価格高騰継続で中古車相場も高騰継続

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