車を売る時には意外と色々な疑問が出てくることがあります。
そこで、本日は車の売却時によくある質問をまとめてみました。筆者が中古車買取の営業を行っていた時によく受けた質問や、友人知人からの質問、相談を基にまとめています。車の売却を考えている方は参考にしてみてください。
車売却時によくある20の質問
Q2.車を売る時期はいつが良いのか
Q3.車を高く買い取る業者はどこなのか
Q4.どんな車種や外装色が高く売れるのか
Q5.車の査定にはどのくらい時間がかかるのか
Q6.ローンが残っている車の売却はできるのか
Q7.車を売る時に必要な書類とは何か
Q8.自動車税を払っていなくても大丈夫か
Q9.車が事故を起こしていても売却できるか
Q10.任意保険と自賠責保険の手続きはどうすればよいのか
Q11.車を廃車にする時にはどのくらい費用が掛かるのか
Q12.ETC車載器はどうすればよいのか
Q13.車検が切れていても大丈夫か
Q14.要らないパーツはどうすれよいのか
Q15.バッテリーが切れていても大丈夫か
Q16.車検証を紛失してしまったらどうすればよいのか
Q17.車の買取契約のキャンセルはできるか
Q18.ナビの情報はどうすればよいのか
Q19.車売却時の代金は現金でもららえるのか
Q20.売却時の消費税はどうなるのか
Q1.車を高く売るにはどうすれば良いのか
A.車を高く売るには下記の8つのポイントを押さえておいたほうが良いです。
② 車を綺麗にする
③ 車業界に知り合いがいるフリをする
④ 事前に自分の車の買取相場を把握する
⑤ 中古車業者には厳しく接する
⑥ 中古車が高く売れる時期を把握する
⑦ 大手の中古車業者を選ぶ
⑧ 車を売る意思を見せる
それぞれの項目についての詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
Q2.車を売る時期はいつが良いのか
A.買取業界の繁忙期は2月です。繁忙期は車の売買が活発化するため高く売れる確率が高いです。ただし、車の相場は日々下がっていきますので、売ることが決まっているのであれば、早めの売却をおすすめします。
相場の下落や車検時期の影響について下記記事に纏めていますので、参考にしてください。
Q3.車を高く買い取る業者はどこなのか
A.筆者は業界内で現在最も勢いがあるビッグモーターをおすすめします。一番の理由は大型販売店をどこよりも多く持っており、買い取った車を直接販売しているためです。
大手買取業者のランキングや特徴は下記記事に纏めていますので、参考にしてください。
Q4.どんな車種や外装色が高く売れるのか
A.新車価格に対して高く売れる確率が高いのQ4.どんな車種や外装色が高く売れるのかは軽自動車、ミニバンです。ただし、車種によって人気の差異があるので一概には言えません。外装色で最も高く売れるのは黒です。その次が白(真珠白)です。奇抜な色(ピンクとかグリーンなど)は再販が難しいため、評価が低くなります。メーカーの限定色はあまり評価されないです。
高く売れる車について下記記事にまとめていますので参考にしてください。
Q5.車の査定にはどのくらい時間がかかるのか
A.車の査定に掛かる時間はだいたい1時間です。車を査定する時間だけであれば10分程度ですが、営業マンからのヒアリングや、車の値段を調べる時間を入れると1時間くらい要します。所要時間の内訳は下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
Q6.ローンが残っている車の売却はできるのか
A.ローン残金を完済することで車を売却できます。所有権が自分(本人)であれば、売却してローンを払い続けることも可能です。ローン残金を新たなローンとして組むサービスを提供している業者もあります。
詳しい手続きは下記記事にまとめていますので、参考にしてください。
Q7.車を売る時に必要な書類とは何か
A.普通車を売る際に必要な書類は下記となります。
・自賠責保険証
・自動車税納税証明書
・印鑑証明書
・委任状/譲渡証(実印を押印)
ただし、車を購入してから引っ越しをしているとか、結婚したという場合などは別途書類が必要となります。また、軽自動車を売る際は印鑑証明書ではなく免許コピーで対応できることがほとんどです。名義変更に必要な書類の詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてください。
普通車を売却する場合は、印鑑証明書が必ず必要となります。印鑑証明が取れない(印鑑登録をしていない)場合は、役所で印鑑登録をする必要があります。
Q8.自動車税を払っていなくても大丈夫か
A.自動車税を払っていなくても車を売ることはできます。ただし、当年度の自動車税の支払い義務は残るため、所有者本人が払わなければなりません。買取金額から差し引いて業者が立て替えて払ったり、登録を抹消することで経過月数分払えば良いということがありますので、買取契約時に確認したほうが良いです。
支払った自動車税の扱われ方は下記記事にまとめていますので、参考にしてください。
Q9.車が事故を起こしていても売却できるか
A.過去に事故を起こしている車でも売却は可能です。事故を起こしていても、車の骨格部分に損傷が無ければ事故車とはならず、買取価格にもほとんど影響しません。事故車に該当するかどうかについての詳細は下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
Q10.任意保険と自賠責保険の手続きはどうすればよいのか
A.車を売るだけの場合や、車の売買を個人間で行う場合は任意保険の手続きを自分で行う必要があります。自賠責保険の手続きは廃車の場合以外は業者がやってくれるため自分でやることはありません。
ケース毎の手続きについて下記記事に纏めていますので、参考にしてください。
Q11.車を廃車にする時にはどのくらい費用が掛かるのか
A.車の廃車専門業者に依頼すると費用が掛からず、普通車であればほとんどの場合、逆にお金をもらえます。税金や保険料の返金もあることが多いため、廃車専門業者に相談することをおすすめします。
廃車時の手続きや還付金については下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
Q12.ETC車載器はどうすればよいのか
A.ETC車載器はそのままで大丈夫です。ETCカードは抜いておく必要があります。請求情報はETCカードにありますので、ETC車載器がそのままでも利用していない請求がされることはありません。
ETC車載器のあるなしは査定額に影響しません。必要であれば、取り外しておくことをおすすめします。取り外しは個人では若干難しいので、買取業者に依頼すれば外してくれます。だいたい有償(5千円程度)ですが、サービスで外してくれる業者もあります。
Q13.車検が切れていても大丈夫か
A.車検が切れていても売却は可能です。車検が切れて間もなければ査定額に影響はありません。車検が切れてから長い期間経過している(1年以上)場合は査定額に影響することがあります。車検切れの車を売る時の注意点は下記記事にまとめていますので、参考にしてください。
Q14.要らないパーツはどうすれよいのか
A.タイヤやキャリアなどのいらいないパーツはそのまま車に付けておいて(中に入れておく)ことで大丈夫です。査定額に影響はしません。パーツの扱われ方について下記記事にまとめていますので、参考にしてください。
Q15.バッテリーが切れていても大丈夫か
A.バッテリーが切れていても問題ありません。査定額にも影響しません。ただし、エンジンが掛からない理由がバッテリーの不具合以外の場合は、査定額に影響することがあります。
Q16.車検証を紛失してしまったらどうすればよいのか
A.車を売却する時に車検証原本は必須であるため、再発行する必要があります。再発行は個人でも簡単にできます。車を売る時の交渉により買取業者が再発行をしてくれることもあります。
車検証の再発行方法を含めた詳しい内容は下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
Q17.車の買取契約のキャンセルはできるか
A.大手買取業者では車の買取契約後の一定期間内であれば、キャンセルできます。一定期間とはだいたい3~7日間程度です。それ以降は原則キャンセルできません。
また、キャンセル料は車引き渡し前なら発生しなく、車の引き渡し後であれば買取業者で実際に掛かった費用がキャンセル料として発生するのが一般的です。
買取契約キャンセルの詳細とキャンセル料については下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
Q18.ナビの情報はどうすればよいのか
A.売却する前にナビを初期化しておくことをおすすめします。そのままでも査定金額には影響しません。ナビの初期化は買取業者にお願いすれば、だいたい無償でやってもらえます。
Q19.車売却時の代金は現金でもららえるのか
A.大手買取業者では代金の支払いは原則振り込みです。車と書類を引き渡してから3日~1週間程度で振り込まれます。ただ、一部業者では現金で受け取れるところもあります。
車売却時の代金を現金で支払う業者の詳細や現金で受け取る際の注意点は下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
Q20.売却時の消費税はどうなるのか
A.消費税は内税(買取金額に含む)となることが一般的です。買取金額100万円の場合は、消費税込みで100万円となり、100万円が買取業者から売り手に支払われます。支払方法はほとんど場合、銀行振り込みです。