ガリバー/ネクステージ/ウィーカーズで高く車買取するのは?

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車買取大手のガリバー、ネクステージ、ウィーカーズではどこが、より高く車を買い取ってくれるのでしょうか?車買取業界の買取台数ではこちらの3社が抜きに出ており、どこが有利なのか気になるところです。

結論から言うと、直近において年間買取台数が25万台超と、買取台数で国内トップのネクステージが高く買い取る傾向にあります。ネクステージは自社の販売台数が伸びていることに伴い、仕入れ(買取)を強化しており、全国で買取台数を伸ばしています。

一方で、ウィーカーズ(旧ビッグモーター)については、ビッグモーターの一連の不祥事により、買取台数が大きく低迷した2023年以降、徐々に持ち直してきていますが、一時期の勢いはありません。

ガリバーについては、自社の輸入車専門店「LIBERALA」の展開に力を入れており、輸入車の買取に強みを持っています。

本日は、中古車買取業界大手であるガリバー、ウィーカーズ、ネクステージの買取台数の比較等から、どこがより高く車の買取が可能かを解説していきます。

 





買取台数はネクステージがトップ

ガリバー、ウィーカーズ、ネクステージの年間買取台数は下記のようになっており、ネクステージが25万台超えと抜きに出ています。

◆買取大手3社(ガリバー/ネクステージ/ウィーカーズ)年間買取台数比較

※ガリバーは2025年2月期実績、ネクステージは2024年11月期実績、ウィーカーズは旧ビッグモーターにおける2022年実績約16万台の8割程度と推定(2024年5月1日日刊自動車新聞より)

ビッグモーターの一連の不祥事前までは、ビッグモーターが買取日本一を称していましたが、近年では下記のようにネクステージが急激に買取台数を伸ばしており、ガリバーの年買取台数も大きく超える規模となっています。

◆ネクステージ年間買取台数推移表

ウィーカーズは、徐々に買取台数を戻してきていますが、不祥事の前の約8割程度の買取台数ということで、ネクステージの半数以下と推定されています。

3社とも全国にくまなく店舗を展開しており、買取査定の出張エリアはほぼ同じです。

 

ネクステージは状態の良い販売店向きの車買取に特に強い

ネクステージは自社の大型販売店の販売が好調ということもあり、全国で買取を強化しています。ネクステージの車買取の特徴として、自社の販売店で直接販売できる状態の良い車に対して特に高値を提示するということがあります。

状態の良い車というのは、内外装がキレイで走行距離の少ない車を主に言います。ユーザーは状態の良い車を欲しがるため、早く売れる確率が高く、在庫の回転率が上がり、結果としてネクステージの販売増加につながっています。

ネクステージは買い取った車を自社の大型販売店に並べる比率を高めることで、高値買取につなげています。ガリバーやウィーカーズも自社で大型販売店を保有しており、ネクステージと同様の戦略を取っていますが、ネクステージのほうが結果が出ています。

一方で、ネクステージは、直接の販売が難しい車である、年式が古いとか内外装の状態が良くない、走行距離が多すぎるなどの車は積極的に高値を提示してきません

その点、ガリバーは、オートオークションや海外輸出など様々な売り先の中で、高く売れるルートを模索します。そのため、走行距離が多いなどの店舗で販売しづらい車は、ネクステージより高く買い取ることが多いです。

上記のように、高値を提示するネクステージですが、いつでも高いということはありません。買取時の金額はその時の在庫の状況によっても変わってくるため、高く売るためには、3社を含め複数買取店を比較したほうが良いです。

複数買取店に査定依頼する際は、下記リクルート社が運営するカーセンサーネットを利用すると簡単に大手買取店を絞り込んで依頼できます。

1~2社への依頼も可能です。カーセンサーネットを経由して依頼することにより、依頼される側は複数競合があると考えるため足元を見られる心配もありません。

カーセンサーネット公式サイト

ちなみに、過去に筆者がガリバー、ネクステージ、ウィーカーズ(ビッグモーター当時)、ユーポスに査定依頼をした際はネクステージが最も高値を提示しました。その際の体験談は、下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

【ネクステージ買取体験談】実際に車売った感想と口コミ分析

 

輸入車の買取はガリバーに強み

整備工場も併設した大型販売店を各地に展開するビッグモーターに対し、ガリバーは軽自動車専門、SUV専門など車種別に特化した店舗を展開しています。

中でも近年のガリバーは輸入車専門店「LIBERALA」の店舗展開に力を入れており、輸入車の販売台数を伸ばしています。

1,000万円を超える高額輸入車も数多く扱っており、伴って在庫を確保するための買取にも力を入れています。

輸入車はオークションの相場が安定しなく、オークションで売却する他社大手買取店では高値を出しづらいです

ガリバーは自社で輸入車専門店を持ち直接販売することで、輸入車の高価買取につなげています。

ガリバーの買取の強みを含めた全体の評判については、下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

元業界人が教える!ガリバーの悪い評判・口コミは真実か?

 

ネクステージとウィーカーズは査定価格の減額なし

ネクステージとウィーカーズは買取契約後の査定価格の減額はしないと公言しています。

査定価格の減額とは、査定時に見抜けなかった事故箇所(修復歴)や車の不具合により、買取金額が変更される(減額される)こと言い、ユーザーに取っては受け入れがたいものですが、車買取業界では散見されています

多くの場合、査定士(営業マン)の見落としによるものですが、契約上は事故箇所(修復歴)は売り手側の責任としている買取店が多く、トラブルに発展する確率が高いです。

近年は、業界団体が査定価格の減額を禁止するよう働きかけるなどして、減少傾向にありますが、「減額しない」と明確に公言している会社は少ないです。

そのような減額自体をしないとネクステージとウィーカーズが公言していることは、売却するユーザーにとっては安心できます。

 

ガリバーとウィーカーズは引き渡し翌日までキャンセル可能

ガリバーとウィーカーズは買取契約後に、車を引き渡した翌日までは無償キャンセルを可能としています。これは、車を売ったけれども、やはり気が変わったとか、急に車が必要となったなどのユーザーの都合に対応するものとなっています。

中古車業界では、クーリングオフの適用は無く、従来はユーザー都合のキャンセル時には多額のキャンセル料を要求され、トラブルになることもありました。近年は改善されてきていますが、ガリバーやウィーカーズのように自社のサイト上で明確にしている会社は少数です。

オリコンランキングでネクステージは9位、ガリバーは12位

2024年のオリコンランキングの各項目別の点数は下記となります。

※オリコン2024年車買取会社 総合ランキング

オリコンランキングではネクステージが9位、ガリバーは12位となっています。業界を代表する大手だけに手続きや接客は問題ないという評判が多いです。ウィーカーズは社名変更して間もないこともあり、圏外となっています。

筆者の独自ランキング(下記)ではネクステージ1位、ガリバー4位です。

オリコンランキングでは両社の評価は低いと感じます。日本を代表する大手だけに期待がある分、思ったより金額やフォローが良くなかったという印象があるのかもしれません。

【2025年版】車買取大手9社を徹底比較!最も高く買取る業者は?

 

車をより高く買ってもらうには?

大手買取店のいずれかに依頼するにしても、より高く買ってもらうために押さえておきたい下記8つのポイントがあります。中でも特に押さえておきたいのが「②車を綺麗にする」です

両社とも査定の際に特に重要視するのが内装の状態です。なぜなら、落としやすい外装の汚れに対して、内装の汚れは落としにくく再販時にも影響するからです。シミとか臭いがある場合は極力消しておくことをおすすめします。

どの程度までキレイにすればよいのかを含めた詳しい内容は下記記事にまとめていますので参考にしてください。

車を高く売る8つの方法:(1)中古車業者を競合させる

① 中古車業者を競合させる
② 車を綺麗にする
③ 車業界に知り合いがいるフリをする
④ 事前に自分の車の買取相場を把握する
⑤ 中古車業者には厳しく接する
⑥ 中古車が高く売れる時期を把握する
⑦ 大手の中古車業者を選ぶ
⑧ 車を売る意思を見せる

 

最後に

直近ではネクステージの買取に勢いがあり、全国で買取台数を伸ばしています。ネクステージは大型販売店の新規出店も継続しており販売台数を伸ばすことで、高値の買取にもつなげています。

一方、ガリバーはカテゴリ毎に特化した販売店を展開しており、特定の車種(高額輸入車など)の買取に強みがあります。近年においては「じしゃロン」という大手が取り扱っていない自社ローンを扱う専門店を全国に展開し、ともなって低価格帯の車の買取に力を入れています。

ウィーカーズでは、旧ビッグモーター時代の信用失墜を取り戻すべく、「査定価格の減額なし」や「査定日から7日間の価格保証」、「引き渡し日翌日までキャンセル可能」などのユーザー目線での取り組みを行い、早期の信用回復に努めようとしています。

中古車買取は、その時の各社の在庫状況や、購入希望者の状況により、査定価格が変動するため、高く売るには複数買取店を比較することをおすすめします。直近では、中古車市場の高騰が続いているため、売却を検討している方は早めの行動をおすすめします。

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コメント

  1. 岡田誉司 より:

    私のベンツは 登録から14年経ったら 今、特別車種ですがガリバーは、値が付いたがビッグでは付かなかった。中古車もビッグの方が多い。保守の心配は、どうでしょうか?

    1. コメントありがとうございます。ビッグモーターは初年度登録から長期間(概ね10年以上)経過した車は積極的に高値を提示してきません。また、輸入車はガリバーのほうが力を入れているため、ビッグモーターより条件が良かったのではと思われます。保証は整備工場を併設しているビッグモーターのほうが対応が早く安心できるかと思います。

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