ビッグモーターとネクステージに共通する3つの注意点を解説

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中古車販売大手、「ビッグモーター」と「ネクステージ」は、1万台以上という圧倒的な在庫数を背景に、規模拡大を継続しています。

「ビッグモーター」と「ネクステージ」とも自社の大型販売店で、国産、輸入車問わずオールジャンルの車種を扱っており、色々な車を実際に見て検討したい、というユーザーに適しています。

また、両社とも大型販売店に整備工場を併設し、納車後のアフターフォローにも力を入れています。

一方で、両社に共通する注意点は下記3つがあげられます。

注意点① 購入時の諸費用が高め
注意点② ローン金利が高め
注意点③ 有償の保証料が高め

本日は、「ビッグモーター」と「ネクステージ」に共通する3つの注意点を中心に両社の特徴や、買取時の優劣などをみていきます。

 

規模拡大を継続する「ビッグモーター」と「ネクステージ」

ビッグモーターとネクステージは全国各地に大型販売店を多数展開することで、規模を急速に拡大してきました。

ビッグモーターとネクステージの規模を比較すると下記表のようになり、売上高や店舗数、社員数はビッグモーターのほうが大きく上回っていますが、保有する在庫台数ではそこまで大きな差はありません。

※ビッグモーターは自社サイトより ネクステージは有価証券報告書、決算説明資料より 2021年4月現在

ビッグモーターはオールジャンルに統一した店舗を展開しているのに対し、ネクステージは「SUV LAND」「ユニバース」など、車種カテゴリ毎に特化した販売店を展開しています。

カテゴリ問わず色々な車種から検討してみたい、という方はビッグモーター、ミニバンやSUVなどカテゴリは決まっているのでその中から探したい、という方はネクステージが適しています

 

「ビッグモーター」と「ネクステージ」に共通する注意点3つ

豊富な在庫台数を武器に規模拡大を続ける両社ですが、購入時に共通する注意点が下記3つあります。

注意点① 諸費用が高め

ビッグモーター、ネクステージとも購入時に発生する諸費用が他社と比較して高めです。

両社とも車両価格は若干安めに設定し、購入時の諸費用を高めにすることで収益を確保しています。

諸費用とは購入時の名義変更手数料、整備費用、保証料、オプションなどであり、ユーザーの希望で外すことができる任意の項目もあります。

ネクステージでは、見積もりを取得すると、ほとんどの場合で車庫証明代行費用や希望ナンバー費用、コーティングオプションなどの任意の費用が含まれており、全て付けないと売ってもらえないの?と困惑する声もあります。

ビッグモーターやネクステージの諸費用について詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

元業界人がビッグモーターの諸費用を徹底分析!見積もりレビュー

 

ネクステージの中古車は良質だけど諸費用とローン金利が高めで要注意

 

注意点② ローン金利が高め

ビッグモーター、ネクステージとも、販売時のローン金利は基本9%台となり、銀行や信用金庫などの安い金利に比べると高めです。

金利が高い理由は、金利の約半分程度がビッグモーター、ネクステージの収益となっているためです。これは、他社のガリバー、カーチスなども同様です。

ビッグモーター、ネクステージでローンを組むと手続きが簡単、とか審査が通りやすいというメリットはありますが、支払総額をおさえたい場合は、金利の安い他社ローンを組んだほうが良いです。

ローンを組む場合は、購入する販売店で必ず組まないといけない、ということはありません。

ビッグモーターのローン金利について詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

ビッグモーターのローン金利は高い?利息を39万円節約する方法とは

 

注意点③ 有償の保証料が高め

ビッグモーター、ネクステージとも1年~最大10年という長期の保証を有償で提供しています。

ただ、その際の保証料は他社に比べて高めです。

例として2,000CCの乗用車クラスで他社大手(ケーユー)と比較すると下記のような差が出ます。

※2020年12月現在

長い期間の保証は魅力でありますが、保証料が高額なのと、対象の部品が限られるためあまりおすすめはできません。

ビッグモーター、ネクステージの保証について詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

ビッグモーターの保証は高めだけどオイル交換は車検仮予約で8回無料

 

ネクステージの保証のメリット3つと注意点を元業界人が解説

 

輸入車販売はネクステージに強み

ビッグモーターは売れ筋の人気車種や軽自動車の販売が主流ですが、ネクステージは輸入車の販売に力を入れています。

ネクステージは「ユニバース」という輸入車専門店を展開し、質の良い輸入車をそろえることで、ユーザーの支持につなげています。

また、ネクステージは「アウディ」「フォルクスワーゲン」「ボルボ」「マセラティ」「ジャガー」「ランドローバー」という正規ディーラーも各地に展開し、ディーラーが持つノウハウを活かし、輸入車販売・買取の拡大につなげています。

輸入車専門店「ユニバース」の詳細は下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

ユニバースで中古車を購入する3つのメリットと注意点を解説!

 

ビッグモーター、ネクステージの買取の特徴は

ビッグモーター、ネクステージの両社に共通する点として、自社の販売店ですぐ売れそうな見込のある車は積極的に高値を提示し、一方で販売店に不向きな車は高値を提示してこないという点があります。

具体的には、ビッグモーターは高年式の人気車、軽自動車、ネクステージは低走行のミニバン、SUV、輸入車に対し、積極的に高値を提示してきます。

一方、低年式や走行距離の多い車で販売店向きではないと判断すると、高値を提示してきません。そのような車は、ユーポスやラビットなどの他社買取のほうが高いことが多いです。

 

ビッグモーター、ネクステージに高く買い取ってもらうためのポイント2つ

ポイント① 車の内外装をキレイにしておく

ビッグモーター、ネクステージとも次に販売しやすい車は高値を提示してきますので、車の内外装をキレイにしておくことは重要です。

特に内装の状態は細かくチェックされます。シートにシミがあるとか、内装の臭いがあるという場合は、極力落としておいたほうが良いです。

市販の中性洗剤や消臭剤を使用するレベルで構いません。

内装に問題があると判断されると、査定額が大きく下がりますので、前もって確認しておくことをおすすめします。灰皿が汚い、ペットの毛が落ちているなどもマイナスになってしまいます

 

ポイント② 付属品をそろえおく

高く売るためには、スペアキーや整備手帳(保証書)などの付属品を揃えておいたほうが良いです。

特に、輸入車の場合は、整備手帳(保証書)の有無で次回販売時の信頼性につながるため、必ず確認されます。無い場合はマイナスとなります。

スペアキーもスマートキーなど再発行が困難な場合は、無いと大きなマイナスになるため、前もって確認しておくことをおすすめします。

また、ホイールやマフラー、足回りを社外品に変えている場合は、メーカー純正部品も付けておいたほうがプラスとなります。

査定時には必ず確認されますので、自宅の倉庫等で保管されている場合は、確認しておいたほうが良いです。

 

格安オイル交換を実施

ビッグモーター、ネクステージともに自社のサービスを地域の方々に知ってもらう目的で、格安オイル交換を実施しています。

ビッグモーターでは1リッターあたり100円、ネクステージでは1台あたり100円という格安価格です。

また、ビッグモーターでは車検の仮予約をすると、次回車検まで8回のオイル交換が無料というサービスも実施しています。

格安でオイル交換を実施することで、次回の車検獲得につなげています。

ネクステージで100円オイル交換を実際に依頼した際は、あまりいい顔をされませんでしたが、その際の所感を下記記事にまとめていますので、興味がある方は参考にしてみてください。

【体験談】ネクステージ100円オイル交換の3つの注意点を解説

 

高く売りたい場合は複数買取店を比較する

業界の中で、成長率1、2を争うビッグモーター、ネクステージは拡大路線を継続しています。

ネクステージでは今期中(2020年12月~2021年11月)に約30店舗の新規出店を行うということです。

両社とも、拡大路線を継続するに伴い、在庫車両の買取も強化しています。

自社の販売店で展示可能な車は特に高値を提示します。

ただ、在庫の状況にもより、ビッグモーター、ネクステージがいつでも高値を提示するというわけではありませんので、複数買取店を比較することをおすすめします。

複数買取店に査定依頼する際は、下記リクルート社が運営するカーセンサーネットを利用すると、簡単に依頼できます。

カーセンサーネット公式サイト

一方、交渉するのが苦手とか、営業電話が掛かってくるのはイヤ、という方はオークション方式の買取サービスを利用する方法もあります。

オークション方式の買取サービスでは、ネット上で買取店(販売店)が競り合うことで高く売れるという新しいサービスです。

低年式や、走行距離が多いという、販売店向きではない車でも、買取店(販売店)のニーズに合致することでハマれば驚くほど高く売れる可能性があります。

オークション方式の買取サービスを展開する「楽天Carオークション」では、提携する2,000社超えの買取店から入札を見込むことで、高値で売却できる可能性があります

近年の楽天は車買取に力を入れており、提携買取店に積極的な入札を呼び掛けています。

出品しても思うように入札が入らず売買が成立しない場合もありますが、査定料や出品料は無料であり、時間に余裕がある方は試してみてはどうでしょうか。

成約時には22,000円の手数料が発生します。

楽天会員であれば、申込がスムーズであり楽天ポイントも貯まります。査定は下記公式サイトから依頼可能です。

楽天Carオークション公式サイト

楽天Carオークションについて詳しくは下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。

ハマれば驚くほど高く売れる!楽天Carオークションの全容を解説

 

最後に

ビッグモーターとネクステージは引き続き全国での出店攻勢を強めています。

両社とも業績は順調であり、今後しばらくはこの勢いが続きそうです。

ただ、ネット上での口コミを見ると、販売時のオプションを強く勧められる、とか諸費用が高すぎるなどという声も散見されます。

販売時の諸費用やローン金利などは、交渉により総支払額を抑えることも可能です。

何も予備知識がないまま勧められるままに契約をしてしまうと、不要な出費がかさむこともありますので、契約時には詳細を確認し不要な費用は削ってもらうことをおすすめします。

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