新型オデッセイの価格は高いか?マイナーチェンジレビュー

ホンダの上級ミニバン「オデッセイ」が2020年11月にマイナーチェンジを行い、主に外観が大幅に刷新されました。

主な変更点としては、フロントフェイス・リアビューの刷新、インパネ周りの刷新、ジェスチャーコントロール・パワースライドドアおよびハンズフリーアクセスパワーゲートの採用があります。

また、今回のマイナーチェンジに伴い、グレードが「アブソルート」に統一され、廉価版のグレードが廃止されています。

購入する人のほとんどが「アブソルート」を選択している現状があるものの、「G」などの標準グレードが無いのは少し寂しく、売れ行きにも影響しそうです。

乗り出しの価格は約400万円~ということで、アルファードのベースグレード(X)と同等であり、正直安いとは言えません。

本日は、マイナーチェンジ後の新型オデッセイについて、特徴をみていきます。

 

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レクサスCPOは高くて値引きゼロだけど評判が良い4つの理由とは

レクサスの認定中古車CPO(Certified Pre-Owned)の評判はどのようなものなのでしょうか?

価格は高いのか、安いのか、値引きはあるのか、など気になるところです。

結論から言うと、レクサスCPOの車両価格は他の中古車販売店に比べて高めであり、値引きもほぼありません

そんなレクサスCPOですが、「満足して購入できた」とか「車も営業も信頼できる」などの口コミや評判があります。

車両価格が高いにもかかわらず評判が良い理由は大きく下記4つです。

① 内外装がキレイで高品質
② 2年無料保証でアフターフォロー充実
③ 諸費用が安価でわかりやすい
④ しつこい営業がなく接客が丁寧

レクサスCPOは単なる安売りはせず品質を保った売り方をしており、「多少高くても、良質車を安心して買いたい」というユーザーから評判が良いです。

また、レクサスの新車販売店と同様の細やかな接客サービスについても好評です。

本日は、レクサスの認定中古車「レクサスCPO」の特徴と評判について、実際に複数のレクサスCPO販売店に訪問した所感を含め、中古車業界に15年所属した筆者がみていきます。

 

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トヨタシェアを利用してわかった3つのメリットとデメリットを解説

少子高齢化や若者のクルマ離れにより、若い人を中心に、車を購入するより必要な時だけ利用する「カーシェアリング」の需要が年々増加しています。

そんな中、最大手メーカーのトヨタもカーシェアリングサービス「トヨタシェア」を全国的に開始しました。

カーシェアリングサービスとしては、後発である「トヨタシェア」のメリットは大きく下記3つです。

メリット① 利用料が安い
メリット② キレイで清潔な車両
メリット③ 安心装備の車両や、スポーツモデル「GRシリーズ」の車両が利用できる

一方、デメリットとしてはクルマの貸し出し(返却)を行うステーションの数が240か所(2020年11月現在)と他社大手カーシェリング事業者に比べて圧倒的に少ないということがあります。

本日は、2019年10月から全国展開を開始した「トヨタシェア」について、実際に利用してみた所感とともに、メリットとデメリットをみていきます。

 

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頭金なしの自社ローンで100%買える?メリット・デメリットを解説

「ローン審査が通らない方でも大丈夫!」とか、「過去に破産していても問題なし!」という自社ローンの宣伝を見かけることはないですか?

中古車販売店独自の審査で、分割払いを受け付けてくれる仕組みを「自社ローン」といいます。

自社ローンは中古車販売店の独自判断で行うため、携帯料金の遅延や他社での借り入れが多いなどの理由で大手信販会社のローンが通らない方でも、分割支払いでの購入ができるというメリットがあります。

提供している中古車販売店の中には、「頭金なし、100%購入OK!」と記載されているところもあります。

一方デメリットとしては、手数料が高めであることや所有権が付く、保証人が必要になるということがあります。

ちなみに、「ガリバー」や「ビッグモーター」、「ネクステージ」などの大手中古車販売店は自社ローンを扱っていません。

本日は、近年取り扱う中古車販売店が増えてきている「自社ローン」についてメリット・デメリットをみていきます。

 

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トヨタ「中古車オンラインストア」のメリット・注意点を徹底解説

あらゆる業界で、従来の対面販売ではなくオンラインでの販売が増えてきています。

オンライン販売は難しいとされてきた車業界でも、車販売のオンライン化が始まってきています。

そんな中、トップメーカーのトヨタもオンラインの公式サイトを新たにオープンしました。

「トヨタ中古車オンラインストア」では、車の選択から注文、支払い、書類手続きまでをオンラインで行うことができ、対面での対応は納車時に車を受け取りに行く時のみとなります。

「トヨタ中古車オンラインストア」の主なメリットとしては、オンライン手続きで手間が少ないことと、全車車検2年(追加費用なし)と1年保証がついており、リーズナブルで安心できるということがあります。

一方、注意点としては、現車が確認できないことやローンでの購入時の金利が高めということがあります。

本日は、「トヨタ中古車オンラインストア」について、メリットと注意点をみていきます。

 

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プロに任せて安心!車の個人売買サイト「カババ」を徹底解説

トラブルなく安心して車の個人売買ができるサイトはあるのでしょうか?

車の個人売買というと、売り手は高く売れ、買い手は安く買えるというメリットがある反面、車の品質や手続き・支払いに関するトラブルが懸念され、国内ではあまり浸透していません。

そんな中、査定や相場に精通するプロが仲介することで、安心な取引を実現する「カババ」というサービスが新たに始まりました。

「カババ」の最大の特徴は、出品車をプロが鑑定し、品質と価格の妥当性をチェックしていることです。

品質についてはサイト上の動画で詳しく紹介され、価格については類似車両との比較から妥当性が示されています

また、個人売買にもかかわらず、購入時にはローンも利用できるということで、幅広いニーズに対応しています。

本日は、個人売買をプロが仲介することで、安全・安心な取引を実現する個人売買サイト「カババ」についてみていきます。

 

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ガリバーのローン金利は高すぎ?利息を50万円安くする方法は

中古車買取で有名なガリバーは、販売も日本一規模です。そんなガリバーで中古車を買う時のローン金利は高いのでしょうか。

結論から言うと、ガリバーのローン金利は実質年率9.8%(ガリバーHPより)ということで高めです。

一例ですが、仮に179万円を7年(84回)ローンで組むと、金利9.8と金利2.8%では下記のように利息総額で約50万円もの差が出ます。(金利の安い他社自動車ローンを金利2.8%と仮定)

一方、ガリバーでローンを組むメリットとしては、下記4つがあります。

メリット① 手続きがラクで審査が通りやすい
メリット② 最大84回まで支払回数が選択できる
メリット③ 買取保証でローンを組める
メリット④ 今乗っている車のローン残債もプラスしてローンを組める

また、2020年9月からは「ガリバースマートローン」という、自動車ローンの利用が困難な方向けの新しいローンサービスも開始し、幅広い利用者層にアプローチしています。

本日は、ガリバーでローンを組むメリットと、実際の口コミや評判をみていくとともに、利息の支払いを抑えるための金利の安いローンを紹介していきます。

 

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創業35年で独自戦略!オートベルの評判が良い5つの理由を解説

静岡県内で14店舗を展開する車買取販売「オートベル」の評判はどのようなものでしょうか?

「オートベル」は創業から35年にわたり地域密着型の営業スタイルを取りながら、全国展開大手「ビッグモーター」や「ガリバー」が行っていない独自の買取戦略を行っています。

独自の買取戦略とは、主に下記5つであり、ユーザーからの評判の良さにつながっています。

① 二重査定による減額なし
② 自動車税を返金してくれる
③ リサイクル料を返金してくれる
④ 売却後5日以内に名義変更
⑤ 個人情報保護の徹底

本日は、静岡で14店舗を展開する「オートベル」の特徴について、中古車業界に15年所属した筆者がみていきます。

 

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約30万円差が出る!新型ハリアーをKINTOで利用すると割高

トヨタが提供する月額固定で車が利用できる「KINTO」のラインナップに「新型ハリアー」が追加されました。

新型ハリアーをKINTOで利用するのと、近年主流の割賦購入方式である「残価設定型ローン」で購入するのとどちらがおトクなのでしょうか?

結論から言うと、残価設定型ローンで購入した方が総支払額は安価となり、KINTOで利用すると割高となります。

残価設定型ローンのほうが安価な理由は、一定期間経過の車両価値(残価といいます)が高いためです。

ハリアーは中古車市場での人気が高く、再販価格が高いことから、ディーラーも残価を高く設定しています。

ネッツトヨタ広島WEBサイトの残価設定型ローン支払い例の5年後残価は、新車価格の43%で設定されています。43%という数字は他の車種に比べてかなり高めであり、総支払額が安くなる最大の理由となっています。

一例ですが、同じグレードでKINTOを5年間利用した場合と5年間の残価設定型ローンを組んだ場合の総支払額では、30万円程度の差が出ます

本日は、新型ハリアーをKINTOで利用する場合と残価設定型ローンで購入する場合との比較を主に、中古車業界に15年所属した筆者がみていきます。

 

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中古車販売店のローン金利は高い!銀行ローンや自社ローンと徹底比較

中古車の購入を検討していて、現金支払いではなく自動車ローンを組むことを検討していませんか?

中古車購入時には販売店でオリコなどの信販系自動車ローンをすすめられますが、中古車販売店の自動車ローン金利は7~9%程度と割高です。

中古車販売店の自動車ローン金利が高いのは、中古車販売店のマージン(収益)が上乗せされているからであって、金利だけを考えると銀行系の自動車ローンを利用するほうが良いです。

一方、銀行や保険会社などが提供している自動車ローンは金利が2~3%程度と安いです。

ただ、銀行系の自動車ローンは「審査が厳しい」とか「手続きが面倒」というデメリットが存在します。

また、「ローンが通らない方も大丈夫!」という広告を掲げる中古車販売店の「自社ローン」という方法もあり、それぞれのメリット・デメリットが気になるところです。

本日は中古車販売店ですすめられる自動車ローンや銀行等で取り扱う自動車ローン、中古車販売店の自社ローンの違いとともに、ローンを組む際の注意点について、中古車業界に15年所属した筆者が紹介していきます。

 

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中古車販売は回復傾向!2020年下期中古車市場展望

コロナウィルス対策に伴う外出自粛制限や景気先行き懸念による買い控えに伴い、2020年6月の国内新車販売台数は前年比74%と大きく減少しています。

2020年上期(1月~6月)でも前年比80.7%と減少しています。

一方で、2020年6月の中古車登録台数は前年比で106.1%と増加しており、回復の傾向にあります。

ウィルス感染対策として、公共交通機関ではなく車の利用を考える人も増えており、中古車への需要が増加しています。

中古車販売大手ガリバー・ネクステージでも下期は販売台数が回復見込みと発表しています。

本日は、ガリバー・ネクステージの決算も踏まえながら、2020年下期の中古車相場動向を見ていきます。

 

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ユーザー目線!カーセブンの評判が良い5つのポイントを徹底解説

中古車買取大手のカーセブンの評判はどんなものなのでしょうか?皆様にとってはゆうこりん(小倉優子)がTVCMをやっていてゆかりがあるのではないでしょうか?

カーセブンの店舗は全国で約130店舗展開しており、そのほとんどがフランチャイズ店舗です。

カーセブンは規模では大手ベスト5くらいのポジションにいる企業で、知名度や勢いとしては業界代表格の「ビッグモーター」や「ネクステージ」に劣る印象です。

カーセブンの店舗展開手法は、地場の有力なディーラーや中古車販売店と組み、カーセブンという名前を貸して、買取を行うというものです。そのため、組んでいる業者が買取に力を入れている所は買取価格も高めです。

例えば、埼玉や千葉では、地域で有力なトーサイアポという業者がカーセブンの買取店を運営しており、買取価格が高いという評判です。

また、中古車の買取においてカーセブンはユーザーには非常に安心な取り組みを業界では唯一行っています。それが「車買取安心宣言」です。「車買取安心宣言」のポイントは下記5点です。

① 契約金の一部当日払い
② 契約後の代金減額の禁止
③ 車引き渡し後7日間のキャンセル期間設置
④ 電話一本で契約キャンセルできる
⑤ キャンセル料が一切発生しない

これは車を売って、すぐに現金に換えたい方や、その場の雰囲気で「営業マンが強引でつい売ってしまった。他の業者の話も聞きたかった」という方や、契約後の再査定による減額を行わないなど、車を売却する人にとって安心できる宣言なのです。

中古車買い取りの公正化に取り組む一環としたものとのことですが、具体的な内容はどのようなものなのでしょうか。カーセブンの特徴や評判とともに、「車買取安心宣言」の5つのポイントについて、中古車業界に15年所属した筆者が解説していきます。

 

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車売却時の保険手続きは?任意保険と自賠責保険の手続きを解説

車の売却(買取)を業者にお願いした場合に、保険の手続きはどうすればよいのでしょうか。

車の任意保険と自賠責保険で手続き方法が異なります。特に任意保険は手続きを行わないと、無駄に費用が発生する可能性もあるので注意が必要です。

一方、自賠責保険の手続きは通常は買取店で行ってくれますが、車を廃車をする時には自分で手続きを行うことで、保険金が返ってくるケースもあります。

本日は車の売却(買取)、乗り換え、廃車のケース毎にどんな手続きが必要なのかをみていきます。

 

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車買取時のよくある3つのトラブルと回避方法を解説!

車の買取を依頼する際には、どんなトラブルが想定されるのでしょうか?

車を買い取ってもらうだけのため、トラブルなど起こらないと思われるかもしれませんが、車の買取時のトラブルは意外と多いです。

車の買取時によくあるトラブルとしては以下の3つがあります。

(1)買取契約成立後に契約金額の減額を迫られるトラブル
(2)複数業者との二重契約に関するトラブル
(3)契約金額送金時や名義変更に関するトラブル

近年は車買取店が乱立し競合が激化していることから、強引な買い取りを行う買取店もあり、トラブルにつながるケースがあります。

ただそのような状況の中でも、契約交渉時にわずかな手間を行うだけで確実に回避することができるのです。

本日は車買取時によくある3つのトラブルと、それらのトラブル回避法を中古車買取業界に15年所属した筆者が解説いたします。

 

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軽自動車のナンバー変更は簡単ですぐできる!手続きと費用を解説

引越しをしたから、所有する軽自動車のナンバー変更(住所変更)をしなければと思っていませんか?

車のナンバー変更は大変というイメージがあるかもしれませんが、軽自動車の住所変更(ナンバー変更)手続きは、普通車に比べて圧倒的に簡単です。

自分で手続きを行えば、登録に掛かる実費はナンバー代の約1,500円のみです。登録に掛かる時間は20~30分程度です。

また、代書屋(行政書士)に頼めば郵送でも対応してもらえます。

ナンバー変更(住所変更)をしないと「自動車税の納付書が届かない」とか「リコールの案内がこない」という不都合が生じてしまいます。

本日は、普通車に比べて手続きが簡単な、軽自動車のナンバー変更手続きについて、中古車業界に15年所属した筆者がみていきます。

 

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